ECモール運用代行をAmazon・楽天・Yahoo!で比較。モール別に任せる中身の違い、費用相場、1社集約か分業か、失敗しない会社の比較軸を、元Amazon出身者が比較表つきで解説します。
「Amazonも楽天も代行に頼みたいが、モールで何が違うのか比較しても差が分からない……」
「モールごとに別の会社へ頼むべきか、1社にまとめるべきか判断できない……」
元Amazon JapanでEC支援に携わってきた私、南雲が、ECモール運用代行の比較を解説します。Amazonと楽天、さらにYahoo!まで出店が広がると、「どこを・どの会社に・いくらで任せればいいのか」が一気に分かりにくくなりますよね。本記事は、①モール別に任せる中身がどう違うか ②費用相場 ③自社のどのモールを任せるか(1社集約か分業か)④会社の比較軸、という比較の意思決定順に整理した実践ガイドです。読み終えるころには、自社のモール構成を棚卸しして、外注の優先順位と会社選びの質問リストを自分で作れるようになるはずです。
複数モールの運用、どこから外注すべきか迷っていませんか。
LINK株式会社は、Amazon・楽天を横断して、商品ページ・広告・在庫・利益構造まで確認し、どのモールをどう任せるか一緒に整理します。全モール一括でも、モール専門担当つきでも対応できます。
- Amazon・楽天・Yahoo!の運用代行が、モール別に何が違うのかを並べて比較したいEC担当者
- 複数モールを1社にまとめるか、モールごとに分けて発注するか判断したい経営者
- 費用相場と会社の比較軸を押さえて、発注前に失敗を避けたい方
ECモール運用代行とは?モールごとに「任せる中身」がこう違う
ECモール運用代行の比較は、①任せる中身がモールで違う点、②費用相場、③自社のどのモールを任せるか、④会社の体制、の4軸で見るのが結論です。とくに見落とされがちなのが①で、同じ「運用代行」という言葉でも、Amazon・楽天・Yahoo!ではやることの中身がかなり違います。だからこそ、比較には意味があります。
ECモール運用代行とは、Amazonや楽天などのモールに出店した店舗の運用業務を、外部の専門会社が代わりに担うサービスのことです。まずは任せられる業務の範囲と、モールごとに勘所が変わる理由を押さえておきましょう。
ECモール運用代行に任せられる業務範囲(出品・ページ・広告・在庫・分析)
運用代行が引き受ける業務は、大きく6つに整理できます。
- 出品・商品登録:新規商品の登録、カテゴリー設定、バリエーション設計。
- 商品ページ制作:メイン画像・説明・A+コンテンツなど、購入率に効く要素の作り込み。
- 広告運用:モール内広告の設計・入稿・予算管理・改善。
- 受注・在庫管理:在庫の補充計画、欠品防止、納品手配。
- カスタマー対応(CS):問い合わせ、レビュー対応、返品処理。
- 分析・レポート:売上・広告費・利益の可視化と次の打ち手の提案。
ここで一つ前提を押さえておきたいのが、モール型ECは「集客の主戦場がモールの中」にあるという点です。Amazonや楽天は、検索とモール内広告で顧客に出会う構造なので、運用代行の中心も「モール内でどう見つけてもらい、どう買ってもらうか」に寄ります。自社EC(Shopifyなど)のように、SNSや広告で外から集客を自前で設計する運用とは、そもそも力点が変わります。自社ECを主戦場にする場合の考え方は、後半で別記事に触れます。
Amazon・楽天・Yahoo!で運用の勘所が違う理由(管理画面・SEO・用語まで別物)
3つのモールは、使う管理画面もSEOの効き方も、さらには用語まで別物です。「モール横断で同じやり方が通用する」と考えると、たいてい足をすくわれます。
Amazonはセラーセントラルを起点に、検索アルゴリズム対策とスポンサー広告が運用の柱になります。楽天はRMSという管理画面で、スーパーSALEや買い回りといったイベント設計、楽天SEO、RPP広告が中心です。Yahoo!ショッピングはストアクリエイターProを使い、PayPayやLYP経済圏の還元をどう活かすかが問われます。土台がここまで違うと、当然「任せる相手に必要な経験」も変わってきます。
分かりやすいのが用語の違いです。たとえば商品の1枚目画像を、Amazonでは「メイン画像」と呼びますが、楽天では「サムネイル」と呼びます。名称が違うだけでなく、設置場所も規約も別物です。私たちが支援に入るときも、モールが変われば画像の作り分けから見直します。つまり「Amazonができる会社なら楽天もできるだろう」という発想は危うく、比較の第一歩は、任せたいモールの実務経験がある担当者かを確かめることだと考えてください。
【比較表】Amazon・楽天・Yahoo!のモール別 運用代行の違い早見表
ここまでの違いを、Amazon運用代行・楽天運用代行・Yahoo!ショッピング運用代行の3つで並べて比較したのが次の早見表です。自社が調べている運用代行がどれで、何が難しいのかを、この1枚で特定してください。
| 比較軸 | Amazon運用代行 | 楽天運用代行 | Yahoo!ショッピング運用代行 |
|---|---|---|---|
| 主要な管理画面 | セラーセントラル | RMS | ストアクリエイターPro |
| 集客の主戦場・SEOの効き方 | 検索アルゴリズム(直近の販売個数などが効く) | 楽天SEO+イベント(スーパーSALE・買い回り) | 検索+PayPay/LYP経済圏の還元 |
| 広告の主なメニュー | スポンサープロダクト等(SP/SB/SBV/SD) | RPP広告・クーポン・イベント広告 | アイテムマッチ(PRオプション)等 |
| 費用感の傾向 | 広告運用の比重が高い | RMS運用・イベント設計で工数が重くなりやすい | 運用ノウハウを持つ会社が少なく、各社・公式に要確認 |
| 向いている事業者 | 検索起点で単品を伸ばしたい | ポイント・イベントで固定客を育てたい | PayPay経済圏で新規接点を増やしたい |
| 運用の難所 | 在庫切れ・SEO変動への対応 | イベント準備とページ更新の物量 | 公開情報・支援実績ともに情報が少ない |
この表の使い方はシンプルです。自社の売上比率が大きいモールの「運用の難所」の列を見て、そこを埋められる経験を持つ会社かどうかを、後述の会社比較軸で確かめていきます。なお、Yahoo!ショッピングの費用や運用の実態は、Amazon・楽天に比べて公開情報も支援実績も少ないのが実情です。数字を鵜呑みにせず、依頼先の各社と公式情報で必ず最新を確認してください。
3モールの勘所の違いを1枚に整理すると、次の図の通りです。管理画面・集客SEO・広告メニューがそれぞれ別物であることが、ひと目で確認できます。

モール別に見る運用代行の費用相場の比較
運用代行の費用は、モールそのものより「支援の範囲と体制」で大きく変わります。まずは共通の相場観を押さえましょう。
私の現場感覚では、コンサルティングと運用代行がセットになった支援の月額はおおむね30〜50万円が中心です。ディレクターやアシスタントを増やした4名規模の手厚い支援になると、月100万円を超えることもあります。下限はコンサルティングのみなら15万円程度、実際の運用まで入ると20万円以上が目安です。開発から販売まで丸ごと任せるフル伴走型は、市場の相場観として月80〜100万円程度を見ておくとよいでしょう。SERP上で見かける料金体系も、月額固定5〜30万円/成果報酬 売上の10〜25%/複合型(月額20万円〜+成果5〜10%)と、この幅の中に収まります。
モール別の傾向としては、Amazonは広告運用の比重が高く、楽天はRMS運用やイベント設計の物量で工数が重くなりやすい、という違いは意識しておくと見積もりを読みやすくなります。ただし本記事では費用は「比較の1軸」に留めます。ROI試算や内製との金額比較、隠れコストまで踏み込んで検討したい方は、費用に特化した解説をご覧ください。
※費用の内訳・ROI・隠れコストまで深く確認したい方はEC運用代行の費用相場|料金体系とROIの考え方もどうぞ。
料金体系3種(固定・成果報酬・複合)と、成果報酬型で損しない握り方
実際のLINK社での契約は、固定+成果報酬の掛け合わせがほとんどです。純粋な固定額だけ、成果報酬だけという契約もありますが、少数派だと考えてください。
ここで多くの方が不安に思うのが「売上ベースの成果報酬は、広告費がふくらんで利益を圧迫するのでは」という点です。結論から言うと、この不安は握り方でほぼ解消できます。ポイントは、広告費を「月◯万円」という固定金額ではなく、売上に対する比率(TACOS=アカウント全体売上に対する広告費の割合)で握ることです。TACOSの上限を先に合意しておけば、成果報酬が売上に連動しても、広告費が利益を食い破る事態は避けられます。
なぜ金額ではなく比率なのか。仮に「月10万円まで」と固定額で握ると、売上が伸びている好機に追加投資できず機会を逃す一方、売上が落ちた月は10万円を使い切ることで広告費比率が跳ね上がり、赤字で売上を作ることになります。どちらに転んでも損をしかねないのが固定額運用です。だから、支援現場ではTACOSという比率で握り、その範囲内で柔軟に運用するのが基本になります。安定的に利益を残すフェーズなら、広告費比率はおおむね10〜15%が一つの目安です。発注時には「広告予算を金額ではなく%で握れますか」と一言確認しておくと、後々のズレを防げます。
※成果報酬型の相場や隠れコストをさらに詳しく知りたい方はAmazon運用代行の成果報酬とは?相場・選び方・隠れコストもどうぞ。
どのモールを運用代行に任せるべきか?自社の状況別の判断軸
複数モールを運用代行に任せるとき、最初の分かれ道は「1社にまとめるか、モールごとに分けるか」です。どちらが正解かは、自社のフェーズで変わります。全体像を先に図で押さえておきましょう。

全モールを1社に集約するメリットと、特定モールが伸び悩むリスク
1社が対応できるなら、基本は全モールを1社に集約するほうが効率的です。在庫・価格・ブランドの一貫性を保ちやすく、窓口が一本化されて意思決定も速くなります。
そもそも運用代行を使う最大のメリットは、採用費や教育コストをかけずに、運用の組織を安定させられることにあります。社内でモールごとに担当を採用・育成するのは時間もコストもかかりますが、外部に任せれば、その負担なしにチームが回ります。1社集約は、この「組織が安定する」メリットを最も引き出しやすい形です。
ただし注意点もあります。1社にまとめると、その会社が得意でないモールだけが伸び悩むことが起こり得ます。その場合は、そのモール専門の担当を追加で立てる、あるいは一部を別の会社に切り出す、といった対処で軌道修正します。集約は効率的ですが、「全モールが均等に伸びる保証はない」と理解したうえで選ぶのが安全です。
モールごとに得意な会社へ分けて発注する場合の判断目安
支援会社には、必ず得意なモールがあります。「このモールはこの会社」と分けて発注するのも、有効な一手です。
現場の肌感覚として、Amazonに強い会社は多い一方で、楽天まで安心して任せられる会社は限られます。私たちの場合でも、楽天まで一緒に任せてもらえるのは全体のおおむね3割程度で、Amazon特化のご依頼が中心です。これは裏を返せば、「Amazonができる会社=楽天も強い」とは限らないという業界の現実でもあります。だからこそ、楽天を任せるなら「楽天専門の担当がつくか」を必ず確認してください。私たちも楽天を担当する際は、Amazonの担当とは別に楽天専門の担当を立て、品質を管理する体制を取ります。
判断の目安はこうです。主力1モールに集中投資して短期で伸ばしたいフェーズなら、そのモールに強い専門特化の会社へ。複数モールを平行して伸ばし、窓口を一本化して運用負荷を下げたいなら、横断対応できる1社への集約。自社が今どちらのフェーズかを先に決めると、会社選びがぶれません。
言葉だけでは伝わりにくい支援の中身は、短い動画でも紹介しています。運用代行に何をどこまで任せられるか、どのモールをどう任せるかのイメージをつかむ参考にしてください。
※どのモールをどの体制で任せるかは、後述の無料相談にて、ご状況に合わせて個別にお答えします。
「1社にまとめるか、モール別に分けるか」で迷っていませんか。
LINK株式会社では、複数モールの売上・広告費・利益を横断で確認し、集約・分業のどちらが自社に合うかを整理します。
- Amazon・楽天を一括でも、モール専門担当つきでも対応可能
- 支援企業100社以上、売上平均上昇率420%以上の実績
失敗しないECモール運用代行会社の比較軸
会社を絞り込む段階では、「対応モールが合うか」の次に「誰が・何名で・どんな経歴で担当するか」を必ず確認します。ここを見ずに料金だけで選ぶと、3〜4ヶ月を無駄にしかねません。
契約前に確認する「誰が・何名で担当するか」
営業担当と実務担当が別人なのは、非常によくあるパターンです。ここを事前に確かめないと、期待した品質と実際の運用にギャップが生まれます。
営業には社内でも優秀な人材が配置されがちで、知識も豊富で印象も良い。その人に魅力を感じて発注したら、いざ運用が始まると新卒2〜3年目の担当がつく、というケースは珍しくありません。結果、コミュニケーションが噛み合わず、タスクが前に進まないまま数ヶ月が過ぎてしまう。トラブルというより、「思ったように売上が上がらないまま3〜4ヶ月を失う」ことが、発注者にとって最大の損失です。だから「実際に運用するのは誰で、どんな経歴か。品質を管理する人は入るか」を発注前に聞き、ここを濁されたら要注意と捉えてください。
あわせて「何名体制で支援するか」も必ず確認します。フリーランス1名の体制か、組織のチーム体制かで、対応スピードとリスクが変わるからです。私が理想と考えるのは3名体制です。①品質を管理する責任者、②窓口を担うディレクター、③実務を担うアシスタント、という構成です。費用感の目安として、月額はおおむね40万円までのケースが多く、規模が大きい案件では60万円・80万円と上がり、その分ディレクターやアシスタントを増やして手厚くする、というイメージを持っておくとよいでしょう。
「Amazon出身」だけで選ばない — モール別の実務経験と事業者目線を見る
「Amazon出身」という肩書きだけでは、実力は判断できません。同じAmazon社内でも、どの部署にいたかで身につく能力がまったく違うからです。
たとえば、卸売機能を担うベンダー系の部署と、セラー向けの有料コンサルティングチームとでは、販売ノウハウやSEOの知見の蓄積が大きく異なります。私自身はセラー事業部で有料コンサルを担当していましたが、同じ「Amazon出身」でも、担当領域が違えば見えている景色が別物です。だから確認すべきは肩書きではなく、任せたいモールの実務経験が実際にあるかです。私も正直に言えば、Amazonは詳しい一方、楽天はAmazonほどではありません。だからこそ楽天は専門担当を立てて品質管理をしています。この「自分の得意・不得意を正直に切り分けているか」も、信頼できる会社かを見る一つのサインです。
もう一つ、私が重視するのは「事業者としての目線があるか」です。売上だけでなく、PL上の利益がどれだけ残るのか、セールを打ちすぎてブランドが毀損しないか、在庫リスクをどう見るか。こうした論点を一緒に考えてくれる担当かどうかを見てください。自分で事業をやっている支援会社はレアですが、事業をしていなくても、利益・在庫・ブランドに意識を向けてくれる相手かは会話で分かります。これはポジショントークにもなりうる観点なので、断定ではなく「発注者が確認すべき視点」として持っておくとちょうどよいはずです。
その他の比較軸(対応モール範囲・料金体系・認定パートナー・%握り・レポート頻度)
ここまでの2点に加えて、次のような軸も面談時の質問票として使えます。
- 対応モールの範囲:自社の主力モールを実務経験つきでカバーできるか。楽天・Yahoo!まで専門担当がつくか。
- 料金体系:固定・成果報酬・複合のどれで、追加費用の発生条件が明確か。
- 認定パートナー等の資格:Amazon広告のパートナー認定、楽天ECC経験などは判断材料の一つ。ただし形式資格より、実際のモール実務経験を優先して見る。
- 広告予算を%で握れるか:金額固定ではなくTACOSなど比率で握り、状況に応じて柔軟に運用できるか。
- レポートの頻度と中身:売上だけでなく、広告費・利益まで見える形で報告されるか。
資格や認定は安心材料になりますが、それ単体で選ぶ基準にはしないほうが無難です。認定があっても担当者の実務経験が浅ければ成果は出ませんし、認定がなくてもモールを深く回してきた担当なら頼れます。資格は入口のフィルター、最終判断はモール実務経験と事業者目線、という順序で見てください。
ここまでの会社比較軸を、面談でそのまま使える質問票の形にまとめました。回答の具体性で、任せられる会社かどうかを見極めてください。

ECモール運用代行を使うべき企業・内製で進めるべき企業
最後に、そもそも外注すべきか内製で進めるべきかを切り分けましょう。判断の軸は「社内リソース」「人件費の構造」「伸ばしたいモールの数」です。
運用代行を使うべきなのは、次のような企業です。担当者が不在、または兼務で手が回っていない。採用や教育に時間をかけたくない。複数モールを同時に伸ばしたい。こうしたケースでは、外注で採用費・教育コストをかけずに運用体制を安定させられるメリットが大きく効きます。加えて見落とされがちなのが人件費です。EC担当の人件費は社会保険料まで含めると意外に見えづらく、利益構造に静かに効いてきます。運用を外部化すれば、この人件費を固定費から変動費に寄せられる、という選択肢も持てます。
逆に内製で進めるべきなのは、主力1モールに絞って社内にノウハウを貯めたいフェーズや、広告費以外の固定費をできるだけ抑えたい時期です。なお、Amazonや楽天のようなモールではなく、Shopifyなどの自社ECを主戦場にする場合は、集客を自前で設計する必要があるため考え方が変わります。その領域は別の記事に譲ります。
※自社EC(集客を自前で設計する)側の外注を検討している方は自社EC運用代行の選び方もどうぞ。
- ECモール運用代行と、EC運営代行・コンサルの違いは?
運用代行は「モール上の運用業務を実行して代わりに回す」、コンサルは「助言・戦略を示す」役割が中心です。EC運営代行は運用代行とほぼ同義で使われることが多い言葉です。
実務では両者が混ざった契約が一般的で、戦略設計から実行まで一気通貫で任せるほど費用は上がります。どこまで自社でやり、どこから任せるかを先に決めると、必要なサービスの型が見えてきます。
- Amazon・楽天・Yahoo!、運用代行に任せるならどのモールが優先ですか?
自社の売上比率が大きく、かつ社内で手が回っていないモールから任せるのが基本です。多くの事業者ではAmazonか楽天が主力になります。
ただし「主力だが社内でも回せている」モールより、「伸ばしたいのに担当がいない」モールのほうが外注の効果は出やすいです。売上規模と社内リソースの両方で優先順位を付けてください。
- 複数モールを1社にまとめるのと、モール別に分けるのはどちらが良いですか?
窓口を一本化して複数モールを平行して伸ばしたいなら1社集約、主力モールに集中投資したいならモール別分業が向きます。
1社集約は在庫・価格・ブランドの一貫性を保ちやすい反面、その会社が不得意なモールだけ伸び悩むリスクがあります。その場合は専門担当を追加するか、一部を別会社に切り出して調整します。
- モール運用代行の費用相場はいくらですか?モールで違いますか?
コンサルと運用をセットにした支援の月額はおおむね30〜50万円が中心で、手厚い4名規模だと100万円を超えることもあります。下限はコンサルのみで15万円程度、運用まで入ると20万円以上が目安です。
モールそのものより支援範囲と体制で費用は変わりますが、Amazonは広告運用、楽天はRMS運用やイベント対応の工数、という傾向差はあります。Yahoo!は情報が少ないため各社・公式に確認してください。
- 成果報酬型は広告費が膨らんで損しませんか?
広告費をTACOS(売上に対する広告費比率)の上限で握れば、売上ベースの成果報酬でも利益圧迫は避けられます。
「成果報酬=必ず損」ではありません。金額固定ではなく比率で握り、その範囲で柔軟に運用できるかを発注時に確認するのが要点です。安定期の広告費比率はおおむね10〜15%が一つの目安になります。
- 認定パートナーや資格は、会社選びの基準になりますか?
入口のフィルターにはなりますが、それ単体で選ぶ基準にはしないほうが無難です。Amazon広告のパートナー認定や楽天ECC経験は安心材料の一つです。
ただし認定があっても担当者の実務経験が浅ければ成果は出ません。資格の有無より、任せたいモールの実務経験と、利益・在庫まで見る事業者目線があるかを優先して見てください。
- 小規模・月商が小さくても運用代行は使えますか?
使えますが、費用対効果が合うかを先に見極める必要があります。下限のコンサル型(月15万円程度)から始め、成果を見て運用まで広げる進め方もあります。
月商規模に対して固定費が重すぎると利益を圧迫します。まずは自社の売上・利益と、外注で空く社内時間を天秤にかけて判断してください。
- 契約前に必ず確認すべきことは何ですか?
「実際に運用する担当者は誰で、どんな経歴か」「何名体制か」「任せたいモールの実務経験があるか」「広告予算を%で握れるか」の4点は必ず確認してください。
とくに営業担当と実務担当が別人のケースは多いため、実務担当の経歴と品質管理の体制を濁さず説明できるかを見ます。ここが曖昧な会社は避けたほうが安全です。
まとめ:ECモール運用代行の比較は「モール別の中身・費用・任せ方・体制」で決める
ECモール運用代行の比較は、次の4軸で進めると迷いません。
- モール別の中身:管理画面・SEO・用語まで別物。任せたいモールの実務経験があるかが起点。
- 費用:コンサル+運用のセットで月額30〜50万円が中心、手厚い体制で100万円超も。費用は比較の1軸として押さえる。
- 任せ方:1社集約は効率的だが特定モールが伸び悩むリスク。主力集中なら分業も有効。
- 会社の体制:営業≠実務を確認、理想は3名体制、肩書きよりモール実務経験と事業者目線、広告は%で握る。
次の一歩は、自社のモール構成と売上比率を棚卸しして、「どのモールを・どの体制の会社に・いくらで任せるか」を仮決めすることです。ここまで整理できれば、発注前の会社比較はぐっと精度が上がります。
複数モールの運用を、利益が残る形で任せたい方へ
LINK株式会社が、Amazon・楽天を横断して商品ページ・広告・在庫・利益構造を確認し、集約か分業か、どのモールから任せるかまで整理します。
- 支援企業100社以上(プライム上場企業から中小企業まで)
- 売上平均上昇率420%以上/サービス満足度97%以上/1年以上継続率90%以上
- 全モール一括でも、モール専門担当つきでも対応可能
- 参照した一次情報・公式情報
- Amazonセラーセントラル公式ヘルプ(出品・運用業務の裏付け)
- 楽天市場出店(RMS)公式・楽天市場 出店案内
- Yahoo!ショッピング ストアクリエイターPro/LINEヤフー for Business
- 各モールの手数料に関する公式ページ(費用比較は公開直前に最新を確認)
- 記事監修
- 公開日:2026年7月17日 / 最終更新日:2026年7月17日
- 監修:南雲 宏樹(LINK株式会社 代表取締役 / 元Amazon Japan)
- 本記事はAmazon公式ヘルプ・各モール公式情報、およびLINK株式会社の支援実績(100社以上)データを基に作成しました。
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