Amazon広告の種類をメニュー別に解説。できること・効果・使い分けと費用の決め方を元Amazon出身者が整理。
「Amazon広告はいろいろあるが、どれを出せばいいのか分からない……」
「広告費だけが増えて、売上が伸びていない……」
元Amazon JapanでEC支援に携わってきた私、南雲が、Amazon広告の種類と使い分けを解説します。Amazon広告には、検索結果に商品を出すものからPrime Videoに流れる動画広告まで、複数のメニューがあります。どれが効くかは商材と売りたいフェーズで変わるため、費用から入ると打ち手が決まりません。本記事ではまず、メニューごとにできること、期待できる効果、向いている商材や場面を整理します。そのうえで、狙う相手の決め方、予算の上限の出し方、売上につながらないときに見る場所を、実務の順で並べました。
この記事のまとめ
- 最初に出すのはスポンサープロダクト広告です。画像もコピーも用意せず数分で作れます。
- ブランド登録をすると、検索上部のスポンサーブランド広告と、追客のディスプレイ広告まで広がります。
- 効率が出るメニューは商材で変わります。化粧品やサプリメントでは動画広告が伸びやすい傾向があります。
- 広告費の上限は金額ではなく、原価から逆算した比率で決めます。
広告の打ち手を先に知りたい方は、代表・南雲による解説動画もあわせてご覧ください。
Amazon広告とは?仕組みと、他の広告媒体にはない強み

Amazon広告とは、Amazonが自社サイトや提携先の広告枠を出品者に販売する広告サービスの総称です。運営元のAmazon Adsは、対象を「登録済みの出品者、お取引企業、書籍のお取引企業」と案内しています。KDPの著者、アプリ開発者、代理店も対象です。
Amazon広告と呼ばれる範囲は広く、検索結果に商品を出すものだけではありません。Prime Videoに流れる動画広告までが含まれます。まずは、なぜAmazonの中で広告を出す価値があるのかから押さえましょう。
Amazonで広告を出す3つの強み
他の広告媒体と比べたときのAmazon広告の強みは、大きく3つあります。どれも「Amazonの中で完結する」ことから生まれています。
- 購入までの距離が短い:広告をクリックした人は商品詳細ページに着き、そのまま購入できます。公式も「1〜2回のクリックのみで閲覧または購入できる」と案内しています。検索から購入までが同じサイト内で完結するため、広告費が売上として返ってくるまでの時間も短くなります。
- 買う気のある人に当たる:Amazonで検索している人は、情報収集ではなく購入を前提に動いています。同じ「化粧水」という語でも、検索エンジンでの検索とAmazon内での検索では、その先の行動が違います。
- 広告の成果が販売実績として残る:Amazon内の検索順位は直近の販売個数に影響を受けます。広告で売れた分は自然検索の順位にも波及するため、広告費が広告の外にも効いてきます。
3つ目は、広告を止めるときの注意点にもなります。急に広告を止めると販売個数が落ち、自然検索の売上まで連動して下がることがあります。広告費を絞るときは一度に大きく削らず、段階的に下げましょう。
Amazon広告の課金方式と、出せる人・出せる商品の条件
Amazon広告の課金方式は、公式の案内から次の3つに整理できます。どの方式かで、予算の考え方がまるごと変わります。
- クリック課金(CPC):クリックされたときだけ課金されます。スポンサープロダクト広告、スポンサーブランド広告、ディスプレイ広告がこの方式です。
- 表示課金(CPM・vCPM):表示1,000回ごとに課金されます。音声広告やストリーミングTV広告が該当します。
- 前払いの固定価格:スポンサーブランド広告の「リザーブ・シェア・オブ・ボイス」で、検索結果上部の枠を確保する方式です。
出せる条件も押さえておきましょう。スポンサープロダクト広告の場合、公式は次のすべてを満たす必要があると案内しています。
- 有効なAmazon大口出品用アカウントを持っていること
- 広告を掲載するマーケットプレイスのすべての住所に発送できること
- 1つ以上のカテゴリーで新品の商品を出品できること
- おすすめ商品(カート獲得)の対象となる出品であること
- 成人向け商品、中古品、再生品、クローズドカテゴリーの商品でないこと
つまずきやすいのは、おすすめ商品の条件です。公式は、商品がおすすめ商品でない場合や在庫切れの場合、広告は表示されないと明記しています。在庫を切らした瞬間、その商品の広告は止まります。
なお、スポンサーブランド広告とディスプレイ広告は、上記に加えてAmazonブランド登録が必要です。
Amazon広告の種類とメニュー別にできること、効果と使いどころ
ここからが本題です。Amazon広告は複数のメニューに分かれており、それぞれ届く相手も、期待できる効果も違います。まず全体像を並べ、そのあとメニューごとに使いどころを見ていきます。
| Amazon広告のメニュー | 主な配信面 | 利用条件 | 向いている目的 |
|---|---|---|---|
| スポンサープロダクト広告 | 検索結果の上部・横・結果内、商品詳細ページ | 大口出品とおすすめ商品の対象 | 今すぐ買う人の刈り取り |
| スポンサーブランド広告 | 検索結果の上部・横・結果内 | 大口出品+ブランド登録 | ブランドの想起と複数商品の訴求 |
| ディスプレイ広告 | 商品詳細ページ、Amazon外のサイトやアプリ | 大口出品+ブランド登録 | 検討中の人への追客 |
| ストリーミングTV広告 | Prime Videoなどの動画サービス | ブランド登録(利用資格は国により異なる) | 認知の拡大 |
| Amazon DSP | Amazon内外の広告枠を横断 | Amazonに出品していなくても可 | まだ検索していない層への配信 |
| 音声広告・その他 | Amazon Musicなどの音声、Fire TVほか | 担当者経由での相談が中心 | 認知の拡大 |
上の3つは自分で出稿でき、下の3つは規模か担当者経由の相談が前提になります。まずは上から順に、何ができるメニューなのかを押さえましょう。
スポンサープロダクト広告は、今すぐ買う人を刈り取る基本メニュー
スポンサープロダクト広告は、個々の商品を検索結果と商品詳細ページに出すクリック課金の広告です。Amazon広告を始めるなら、まずこれ一択と考えて差し支えありません。
- できること:買う直前の検索語に、自社商品を割り込ませられます。「化粧水 敏感肌」で検索した人の目に、自然検索の順位と関係なく商品を出せます。
- 効果が出やすい場面:すでに買われ方が決まっている商品です。指名検索やカテゴリー検索の受け皿になるため、売上が読みやすくなります。
- 使いどころ:画像もコピーも用意せず、数分で作れます。クリックした人は商品詳細ページに着くため、購入までの導線が最も短いメニューです。
動画を使うスポンサープロダクト動画広告もあります。公式は、スポンサープロダクト動画広告の比較データを示しています。動画を使わないキャンペーンと比べ、クリックスルー率が67%、コンバージョン率が9%高くなったという内容です。
なお公式は、新規出品者向けに広告クレジットのオファーも案内しています。対象マーケットプレイスや条件は変わるため、出稿前に公式の記載を確認しましょう。
※ Amazon スポンサープロダクト広告とは?売上最大化への7ステップ完全ガイド
スポンサーブランド広告と動画広告は、検索上部でブランドごと見せる
スポンサーブランド広告は、ブランドロゴと複数商品をまとめて出せるメニューです。Amazonブランド登録が条件になります。
- できること:商品単位ではなくブランド単位で訴求できます。公式は、検索結果ページや商品ページの上部など、視認性の高い枠に表示されると案内しています。
- 効果が出やすい場面:商品数が複数あるブランドです。色違いや容量違いが並ぶなら、比較先を自社の中に閉じ込められます。
- 使いどころ:ブランドストアや商品詳細ページへの流入を増やす役割です。1商品しかないなら、同じ枠でスポンサープロダクト広告を出すほうが素直に売上につながります。
動画素材を使うスポンサーブランド動画広告は、別のメニューとして考えたほうが実務に合います。使いどころは商材で大きく変わります。
化粧品やサプリメントのような単品リピート通販系の商材では、広告費に対する売上の倍率がメニュー別に変わります。スポンサープロダクト広告とスポンサーブランド広告が1.0〜1.5倍程度でも、動画広告では2倍程度出るケースがあります。これはLINKの支援現場での実感値であり、業界統計ではありません。
動画を用意するときは、尺を45秒以下にしておきましょう。商品ページのサブ画像枠に置く動画には秒数の制限がありませんが、動画広告へ流用するには45秒以下という制限があります。最初から広告に回せる長さで作れば、素材を二度作らずに済みます。
ディスプレイ広告(旧スポンサーディスプレイ広告)は、検討中の人を追いかける
ディスプレイ広告は、検索していない時間帯の人に当てるメニューです。検索結果を取りに行く2つのメニューとは、狙う場面がまるごと違います。
- できること:Amazon内の商品詳細ページに加え、Amazon外のサイトやアプリ、TwitchやFire TVにも配信できます。
- 効果が出やすい場面:追客です。ターゲティングには、閲覧数、興味・関心、商品、カテゴリーが用意されています。
- 使いどころ:閲覧数は、過去30日間に商品詳細ページを見たが購入していない人に配信します。一度検討した人を連れ戻す設定です。
動画素材には注意点が一つあります。インフルエンサーが制作した縦型の動画は、商品ページには縦のまま設定できますが、広告にはそのまま使えません。右に縦動画、左をブランドロゴで固定するなど、横型に再編集して使いましょう。
名称も変わりました。Amazon Adsは、スポンサーディスプレイ広告の名称がディスプレイ広告に変更されたと案内しています。あわせて、スポンサー広告とAmazon DSPの作業環境が一つのワークスペースに集約されました。
既存のキャンペーンは中断されず、キャンペーンマネージャーからアクセスできます。新しく作るときは、キャンペーンを作成から「ディスプレイ広告」を選びます。社内資料や外注先への指示書が旧名称のままなら、この機会に更新しておきましょう。
ストリーミングTV広告とAmazon DSPは、まだ検索していない層へ広げる
ここから先は、認知を広げるためのメニューです。売上への効き方が間接的になるため、検索面を埋めきってから検討する順序になります。
- ストリーミングTV広告でできること:フルスクリーンでスキップできない動画広告を配信できます。テレビCMに近い見え方で、ブランドの認知そのものを作れます。
- 配信される場所:公式によると、Prime VideoやTwitch、スポーツのライブ中継、Fire TVチャネルなどです。
- Amazon DSPでできること:Amazon内外の広告枠を横断して買い付けられます。音声、ディスプレイ、動画などを組み合わせて配信できます。
- 条件の違い:Amazon DSPは、Amazonに出品していない企業でも利用できます。
費用の出方も他のメニューと違います。ストリーミングTV広告は最低予算の設定なしと案内されていますが、動画素材の制作費は別に必要です。Amazon DSPのマネージドサービスは、通常5万米ドルからと案内されています。
DSPは始め方が複数あるため、費用と選択肢は別記事で詳しく扱っています。
※ Amazon DSPとは?できること・費用・始め方を完全解説
Amazon広告が表示される掲載枠と、自社の広告を確認する方法
メニューの違いは、実際にどこへ出るかで見たほうが早く掴めます。自社の広告が今どこに出ているかは、次の方法で確認できます。
| Amazon広告の掲載枠 | 出せるメニュー | 読者が確認する方法 |
|---|---|---|
| 検索結果の最上部 | スポンサーブランド、スポンサープロダクト | 主要キーワードで検索し、上部の「スポンサー」表示を見る |
| 検索結果の中(商品一覧に混ざる) | スポンサープロダクト | 同じ検索結果を下へたどる |
| 商品詳細ページの関連商品枠 | スポンサープロダクト、ディスプレイ広告 | 自社の商品ページを開いて下へたどる |
| Amazon外のサイトやアプリ | ディスプレイ広告、Amazon DSP | 広告コンソールの掲載枠レポートで確認する |
| Fire TVやPrime Videoの画面 | ストリーミングTV広告、Fire TVのディスプレイ広告 | 広告コンソールの掲載枠レポートで確認する |
広告の表示はキャンペーンの設定に応じて動的に決まるため、検索して出てこなくても異常とは限りません。表示回数やクリック数はレポートページで確認しましょう。
どのAmazon広告から始めるかの判断基準と、配信面の埋め方
最初に出すべきはスポンサープロダクト広告です。ここで購入につながる検索語が見つかってから、他のメニューへ広げましょう。
その次に意識したいのが、配信面に穴を作らないことです。押さえ方は次の4点にまとまります。
- 押さえる4系統:スポンサープロダクト、スポンサーブランド、スポンサーブランド動画、ディスプレイ広告。この4つを漏れなく設定しましょう。
- 予算配分の目安:スポンサープロダクト広告を最も大きくします。スポンサーブランド広告と動画広告は、合わせて2割程度が一つの目安です。
- 効率が出ないメニューの扱い:設定しないのではなく、クリック単価を下げて配信します。主力に単価を寄せれば、全体の効率を保ったまま接点を増やせます。
- 進め方:ターゲティング種別まで分けると、配信パターンはおおむね15〜20通りになります。出していない面を1つずつ潰していきましょう。
全部を同時に始める必要はありません。まず検索面を取り、そこから外側へ広げる順で構いません。
どのメニューにいくら配分するかで迷っている方へ。
効率の出るメニューは商材で変わります。LINK株式会社では、配信面の抜け漏れを洗い出したうえで、商材に合わせた予算配分の考え方から一緒に整理します。
LINK株式会社は、元Amazon出身者が在籍するAmazon専門チームです(売上向上実績100社以上※お客様実績に基づく参考値)。まずは無料相談で、貴社の状況と目指すゴールを伺ったうえで、運用代行によるご支援内容をご提案します。
Amazon広告のターゲティングの種類と使い分け
出すメニューが決まったら、次は誰に出すかを決めます。同じスポンサープロダクト広告でも、狙い方の設定によって当たる相手も費用の出方も変わります。
キーワードで狙う3つのマッチタイプと、オートとマニュアルの使い分け
狙い方は大きく2系統あります。検索された語で狙うキーワードターゲティングと、特定の商品やカテゴリーの詳細ページで狙う商品ターゲティングです。ディスプレイ広告で使うオーディエンス指定は、前章で触れたものが該当します。
キーワードターゲティングには、Amazonが自動で語を選ぶオートと、自分で語を指定するマニュアルがあります。マニュアルで語を指定するときに選ぶのが、次の3つのマッチタイプです。
| マッチタイプ | 配信される検索語 | 使いどころ |
|---|---|---|
| 部分一致 | 指定した語を含む幅広い掛け合わせ。類義語や関連語にも広がる | まだ勝ち筋が見えていない段階で、購入につながる語を探す |
| フレーズ一致 | 指定した語順を含む検索語 | 語の並びに意味がある商材で、範囲を絞りつつ広げる |
| 完全一致 | 指定した語とほぼ同じ検索語のみ | 購入につながると分かった語に、単価を寄せて取りにいく |
実務では、この3つを段階として使います。オートと部分一致で広く当てて語を集め、購入につながった語を完全一致へ切り出し、そこに単価を寄せていく流れです。
商品ターゲティングは、競合の商品詳細ページに自社商品を出す設定です。自社の別商品を指定する使い方もあります。関連性が高いためクリック単価が低く抑えられ、1桁台で出稿できることもあります。
商品ページの下部には競合の広告が並びます。連れてきた人を競合に渡さず、自社商品の中で比較してもらう狙いです。色違いや本数違いなど、近い商品を3つ以上持っている事業者に特に向いています。
除外ターゲティングで注意したい部分一致と「拡張」のチェック
広げる設定を入れたら、必ず削る設定もセットで運用します。オートターゲティングは、関係のない検索語にも配信されるためです。検索用語レポートを週1回チェックし、購入につながらない語を除外していくのをルーティンにしましょう。公式も、除外キーワードはクリック率やACOSの改善に役立つと案内しています。
たとえばチーズケーキを売っているのに、ワッフルで検索した人に配信されることがあります。スイーツという括りでは間違っていませんが、購入にはつながりにくい配信です。競合が人気のワッフルなら、クリック率も落ちます。
無駄打ちが起きやすい設定が2つあります。ここは初期設定のまま放置されていることが多い場所です。
- 部分一致:「靴 夏物」で設定すると、「靴 冬物」など別の掛け合わせにも配信されます。1語に出稿したつもりが、100語や200語に出稿している状態になります。
- 商品ターゲティングの「拡張」:マニュアルの商品ターゲティング画面で、初期状態からチェックが入っています。外さないと、狙った商品以外の類似商品にも大量に配信されます。
LINKでは、意図して使う場合を除いて拡張ターゲティングは原則オフにしています。除外の対象はオートだけではありません。マニュアルの部分一致やフレーズ一致も含め、すべての面を見て除外をかけましょう。
週次のメンテナンスに手が回っていない方へ。
除外設定と入札調整は、止めた瞬間から無駄打ちが積み上がります。LINK株式会社では、週次で検索用語レポートを確認し、配信の質を保つ運用を担当しています。
LINK株式会社は、元Amazon出身者が在籍するAmazon専門チームです(売上向上実績100社以上※お客様実績に基づく参考値)。まずは無料相談で、貴社の状況と目指すゴールを伺ったうえで、運用代行によるご支援内容をご提案します。
Amazon広告の出し方と、出稿6ステップから最初の2週間までの進め方
メニューと狙い方が決まれば、あとは設定するだけです。設定そのものは数分で終わります。難しいのは、配信を始めたあとの2週間をどう扱うかです。
セラーセントラルからAmazon広告を出す6ステップ
公式が案内しているスポンサープロダクト広告の作成手順は次のとおりです。
- 1. スポンサー広告に登録する
- 2. サインイン後、「キャンペーンを作成する」から「スポンサープロダクト広告」を選ぶ
- 3. 広告を掲載する商品を追加する
- 4. ターゲティング、キーワード、入札戦略を設定する
- 5. キャンペーン名、開始日と終了日、1日の予算を入力する
- 6. キャンペーンを開始する
4の入札額とは、クリックされたときに支払う金額の上限です。実際の支払額はオークションで決まるため、上限どおりに課金されるとは限りません。最初は自動でキーワードを選ぶオートターゲティングを選びましょう。
季節商材なら終了日を設定しましょう。通年で売る商品なら、終了日は空欄のままで問題ありません。
最初の2週間はオートで回して広告費の比率を出す
公式も、初めてのキャンペーンは実施期間を2〜3週間に設定することを推奨しています。判断できるだけのデータが貯まるまで待つ、という趣旨です。最初の2週間は次の順で進めます。
- 1. まずオートで回す:支援現場でも、1〜2週間はオートターゲティングで回します。
- 2. 広告費の比率を出す:その期間の売上と広告費から、アカウント全体の売上に対する広告費の比率(TACOS)を計算します。
- 3. クリック単価を動かす:あとで決める上限に届いていなければ上げ、超えすぎていれば10円、20円という単位で下げます。
- 4. 判断は1週間単位で:日次で一喜一憂すると、まだ結論の出ていない設定を触ってしまい、かえって学習が進みません。
そのあと1〜2ヶ月かけて、購入につながった検索語をマニュアルターゲティングへ切り出していきます。前章のマッチタイプの使い分けが、ここで効いてきます。
Amazon広告の費用と最低出稿金額はいくらか
ここまでで、出すメニューと狙い方が決まりました。次は、いくら使うかを決めます。LINKの相談現場でよく受けるのが、最低出稿金額と費用の質問です。
結論から書くと、スポンサー広告に最低出稿料金はありません。まとまった下限が設定されているのは、Amazon DSPをマネージドサービスで使う場合だけです。
メニュー別の最低出稿金額と課金方式(公式情報)
Amazon Adsの公式案内をメニュー別に整理すると、次のようになります。金額は2026年8月25日時点の記載です。
| Amazon広告のメニュー | 課金方式 | 最低出稿料金 | 1日の最低予算 |
|---|---|---|---|
| スポンサープロダクト広告 | クリック課金 | なし(月額料・前払い料金なし) | 1.00米ドル相当 |
| スポンサーブランド広告 | クリック課金/vCPM | なし | 1.00米ドル相当 |
| スポンサーブランド広告のリザーブ・シェア・オブ・ボイス | 前払いの固定価格 | 最低支出額のコミットメントが必要 | — |
| ディスプレイ広告/旧スポンサーディスプレイ広告 | クリック課金 | なし | 自分で設定 |
| ストリーミングTV広告/スポンサー広告から出稿 | 表示課金(CPM) | 公式は最低予算不要と案内 | 自分で設定 |
| Amazon DSP(マネージドサービス) | 表示課金ほか | 通常5万米ドル | — |
「1.00米ドル相当」という表現は、公式が「1.00米ドル(または現地通貨での相当額)」と案内しているためです。円建てでいくらになるかは、キャンペーン作成画面の1日の予算欄で確認できます。
なお、検索するとクリック単価の相場や「最低でも月20万円」といった金額を見かけます。ただしAmazonはこれらを公表していません。出典が確認できない数値を予算の根拠にすると、社内で説明できなくなります。
下限がなくても予算が要る理由と、原価から広告費の上限を逆算する手順
最低出稿料金がないことと、少額で成果が出ることは別の話です。1日の予算は1日を通して均されないため、需要のある商品では数分で使い切ることがあると公式も案内しています。データが貯まらず、判断もできません。
では、いくらにすればよいのでしょうか。金額から入るのではなく、原価から逆算するのが確実です。支援現場では次の順で上限を出しています。
- 1. 売価から差し引くものを並べる:原価、Amazonの販売手数料、FBAを使うなら配送料を並べます。
- 2. 残したい利益を決める:最終的に手元へ残したい割合を先に決めます。
- 3. 差分を広告費の上限にする:原価率20%、販売手数料10%程度、FBA配送料10〜15%程度で、利益を15〜20%程度残す想定なら、広告費の上限はおおむね25%程度になります。
- 4. 月商を掛けて予算枠にする:月商100万円なら、広告費の枠はおおむね25万円程度という考え方をします。
これはLINKの支援現場での考え方であり、業界統計ではありません。手数料率も商品のサイズやカテゴリーで変わります。自社の数字を入れて計算し直しましょう。
逆算した結果、広告費の枠がほとんど残らない商品もあります。その場合に無理な出稿を続けても損失が積み上がるだけです。商品企画の段階でも、想定クリック単価が高すぎて広告で戦えない市場には参入しない、という判断をしています。
広告費と運用費の2階建てで見る費用と、支払いのタイミング
「Amazon広告の費用はいくらか」という質問には、性質の違う2つの費用が混ざっています。分けて考えると、社内での予算取りがしやすくなります。
| Amazon広告でかかる費用 | 支払先 | 金額が決まる仕組み |
|---|---|---|
| 広告費 | Amazon | クリック数や表示回数に応じて発生。上限は自分で設定する |
| 社内でかかる運用費 | 社内 | 設定と週次の確認にかかる時間 × 担当者の時給 |
| 運用代行に払う手数料 | 支援会社 | 固定報酬、広告費に対する料率、成果報酬などの契約形態による |
運用代行の手数料は、一つの目安として広告費の10〜20%程度、または月額の固定報酬という形が多く見られます。ただし対象範囲や商材によって変わります。実際の金額は個別にお問い合わせください。
料金体系ごとの違いや、複数社の条件を並べた比較は別記事にまとめています。相見積もりを取る前に目を通しておきましょう。
※ Amazon広告運用代行の費用相場は?11社の料金比較と選び方7軸
支払い方法は、公式が主に2つを案内しています。出品者アカウントまたはベンダーアカウントの残高から差し引く方法と、クレジットカードへの請求です。カードの場合、請求のタイミングは次のとおりです。
- 初めて1.00米ドル分のクリックが累積されたとき
- クレジット限度額以上のクリックが累積されたとき(限度額は50米ドルから始まり、支払いが完了するたびに150、200、350、500米ドルと増えます)
- 限度額に関係なく、前月の支払残高があるとき。この請求は毎月3日に行われます
月末締めの一括請求ではないため、月次の資金繰りを組むときは注意が必要です。なお、お取引企業は招待制で請求書払いも利用できると案内されています。
広告予算をいくらに置くべきか、社内で決めきれない方へ。
広告費の上限は、原価と手数料と残したい利益から決まります。LINK株式会社では、商品ごとの利益構造を確認したうえで、広告費に回せる比率の考え方から一緒に整理します。
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Amazon広告のクリック単価とクリック率の平均は?自社の基準値の出し方

費用の次に多いのが、クリック単価やクリック率の平均を知りたいという質問です。ここは結論を先に書きます。Amazonはこれらの平均値を公表していません。
相場として出回る数字を判断材料にしない2つの理由
検索すると「クリック単価は5〜10円が相場」といった数値が複数のサイトに出てきます。ただし出典が示されておらず、Amazon Adsの公式案内にも該当する記載はありません。数値を予算の前提に置くのは避けましょう。
仮に正しい平均値があったとしても、判断には使いにくいままです。理由は2つあります。
- クリック単価はオークションで決まる:同じ商品でも、競合の入札状況や季節で変わります。全カテゴリーの平均を出しても、自社の枠の価格とは無関係です。
- クリック率は掲載枠で桁が変わる:検索結果の上部と商品詳細ページの下部では、そもそも見られる回数が違います。掲載枠を混ぜた平均は解釈できません。
「Amazon広告の月間検索ボリューム」のような表現も見かけますが、検索ボリュームはGoogle側の指標です。Amazon内でどの語がよく使われているかは、検索窓のサジェストやAmazon ブランド分析で調べましょう。
自社のクリック単価とクリック率を出す3ステップ
比べるべき相手は業界平均ではなく、先月の自社です。基準値は次の手順で作れます。
- 1. キャンペーンマネージャーで期間を揃える:直近30日など、同じ長さの期間で表示回数、クリック数、費用、売上を書き出します。
- 2. 掲載枠とキャンペーンを分けて見る:全体の平均ではなく、検索結果上部と商品詳細ページを分けます。混ぜると原因が見えません。
- 3. 検索用語レポートで語ごとに落とす:どの検索語でクリックが起き、どれが購入につながったかを確認しましょう。ここまで落として初めて、次に触る場所が決まります。
この3つが揃えば、クリック単価が高いのか、クリック率が低いのか、購入率が足りないのかを切り分けられます。外部の平均値を探すより、はるかに早く打ち手にたどり着けます。
ACOSとTACOSとROASの違いと、広告の効率と事業の利益の見分け方
指標が並ぶと混乱しやすいので、関係を1枚の地図にしておきます。上から順に、広告の中の話から事業全体の話へ広がっていきます。
- クリック単価・クリック率:広告の枠を取れているか、興味を引けているかを見る指標です。
- 購入率:クリックした人が買ったかを見ます。ここは広告ではなく商品ページの担当です。
- ACOS:広告経由の売上に対する広告費の比率です。広告アカウントの中だけを見ています。
- TACOS:アカウント全体の売上に対する広告費の比率です。自然検索の売上も分母に入ります。
ACOSとTACOSは、見ている範囲が違うだけで優劣はありません。ただし判断に使うならTACOSです。広告経由の売上だけを見て広告を絞ると、販売個数が落ち、自然検索の売上まで連動して下がることがあるためです。
たとえば全体売上100万円、うち広告経由40万円、広告費20万円のケースです。ACOSは50%で厳しく見えますが、TACOSは20%で、事業としては成立する水準になります。月次でこの数字を出し、目標より上振れしているなら緩め、下振れしているなら踏み込むと判断しましょう。
ROASは広告費に対する売上の倍率で、ACOSと表裏の関係にあります。計算式や商材別の目安は、それぞれ専用の記事で扱っています。
自社の数字が良いのか悪いのか、判断がつかない方へ。
同じクリック単価でも、商材と掲載枠が違えば評価は変わります。LINK株式会社では、広告アカウントのレポートと商品ページと在庫を突き合わせ、どこがボトルネックかを特定しています。
LINK株式会社は、元Amazon出身者が在籍するAmazon専門チームです(売上向上実績100社以上※お客様実績に基づく参考値)。まずは無料相談で、貴社の状況と目指すゴールを伺ったうえで、運用代行によるご支援内容をご提案します。
Amazon広告費が売上につながらないときに見る3つの場所

広告費だけが増えて売上が伸びないとき、原因が広告アカウントの中にあるとは限りません。確認する順に3つ挙げます。
1つ目は商品ページの購入率、広告を触らずに効率を上げる方法
広告の議論が広告アカウントの中だけで閉じると、すぐにテクニックの限界に当たります。商品ページの購入率を上げれば、広告の設定を一切触らずに効率が改善します。
単価1万円、クリック単価100円の商品で考えます。10クリックで1個売れているなら購入率は10%で、広告費1,000円に対して売上1万円です。サブ画像の改善などで購入率が2倍になれば、同じ広告費で売上は2万円になります。
メイン画像、サブ画像、ブランドストア、商品紹介コンテンツ、レビュー。広告が頭打ちだと感じたら、まずこの外側を見ましょう。購入率の改善は自然検索から来た人にも効くため、広告とオーガニックの両方が同時に改善します。
2つ目は在庫、切らすと広告が止まる仕組みと注意点
前述のとおり、在庫切れの商品は広告が表示されません。広告が止まるだけでなく、直近の販売個数が途切れることで検索順位も下がります。
やっかいなのは、在庫を戻しても順位がそのまま戻るとは限らない点です。広告費を投じて積み上げた販売実績が、欠品の期間でリセットされる形になります。成長期の商品ほど、最低1ヶ月分の在庫を持ち、週次で先の1ヶ月を予測し直しましょう。
3つ目は利益の残らない商品、広告を止める判断基準
原価から逆算した広告費の枠がほとんど残らない商品に、広告を出し続けても損失が増えるだけです。売価の見直しか、仕入れ条件の交渉か、その商品では広告を使わないか。判断を先送りしないようにしましょう。
セール期とフェーズでAmazon広告の設計を変える
広告費の比率は、年間を通じて一定である必要はありません。むしろ、事業のフェーズと販売の山に合わせて動かすほうが効率的です。
立ち上げ期と回収期で広告費の比率を切り替える基準と、超過した月の戻し方
利益が出ない事業者に共通するのが、どのフェーズで何%まで踏むかを決めていないことです。投資の期間が終わったのに、赤字のまま広告費を踏み続けてしまいます。
- 立ち上げ期:売上に対する広告費の比率を20%程度まで踏み込む時期です。
- 回収期(利益を残す段階):10%前後へ切り替えます。
- 粗利の厚い商材:5〜7%程度で運用しながら、効率を最大化する形もあります。
重要なのは、期間を先に区切ることです。立ち上げから3ヶ月、あるいは半年と決めて投資し、期間が来たら比率を切り替えます。これはLINKの支援現場での運用であり、業界統計ではありません。
広告費を増やすときは、数日で一気に上げます。手段はクリック単価を上げる、ターゲティングを増やす、キャンペーンや広告の種類を増やすの3つです。逆に戻すときは、1〜2ヶ月かけて徐々に下げましょう。
比率が超過した月は、事後報告で終わらせないようにしましょう。戻す手順は次のとおりです。
- 1. 翌月の着地を宣言する:要因と翌月の着地目標と操作するレバーを、セットで決めます。
- 2. 主要キーワードのクリック単価を下げる:戻すレバーの最優先はここです。
- 3. 消化額の大きい順に手を付ける:キャンペーンを広告費の消化額の降順に並べ、影響の大きいものから下げましょう。
- 4. 入札戦略を絞る:アップとダウンの両方にしているなら、ダウンのみへ切り替えるのも有効です。
大型セール期の広告運用で押さえるポイントは最終日の夜間
プライムデー、秋のプライムデー、ブラックフライデーには共通するパターンがあります。先行セールより本セールにセッションが集まり、最終日の21時から24時に購買が集中します。これは南雲が支援現場で見てきたパターンで、業界統計ではありません。
- 最終日の夜間は張り付く:この時間帯は入札競争も激しくなるため、事前設定のままだと表示シェアを失います。リアルタイムで入札を引き上げる体制を、担当者の頑張りではなく事前のシフトとして組みましょう。
- 上限は先に決めておく:入札を上げても、広告費の比率の目標に収まる範囲にとどめます。
- セール期以外も監視する:同じ検索面で競合だけが割引バッジを持っている状態は放置しないほうが安全です。監視の対象はカテゴリー全体ではなく、自社が戦う検索結果の上位に絞ります。
- 対抗のタイムセールは範囲内で:利益率と広告費の比率の範囲内で設計しましょう。
刺さる入口キーワードも季節で入れ替わります。商品単位ではなく、ニーズ単位でボリュームの推移を月次で見ましょう。下がる語を守るより、上がる語へ入札を付け替えるほうが効果的です。
Amazon広告を自社で運用するか、運用代行に任せるかの判断基準
自社運用の限界は、知識よりも先に時間で来ます。週1回の除外設定と月次の比率確認を、他の業務と並行して続けられるかが分かれ目です。
| Amazon広告の運用体制 | 向いている状況 | 必要な社内の体制 | 費用の出方 |
|---|---|---|---|
| 自社で運用する | SKUが少なく、週次の確認時間を確保できる | 広告担当を兼務でも週数時間確保 | 人件費のみ |
| 一部だけ外注する | 設計は社内で持ち、作業だけ切り出したい | 依頼内容を定義できる担当者 | 人件費+作業分の外注費 |
| 運用代行に任せる | SKUが多い、または広告費が月数十万円規模 | 月次で数字を確認する責任者 | 広告費+手数料 |
支援会社を検討するなら、契約前に確認しておきたいことが4つあります。いずれも運用が始まる前に質問で確かめられる項目です。
- 営業担当と運用担当は同じ人か:提案した人がそのまま運用するとは限りません。
- 何名体制で担当するか:1名の属人運用は、その人が止まれば運用も止まります。
- 予算を比率で握れるか:月◯万円という固定金額だと、売れている月は上限で止まって機会損失になり、落ちている月は同額を消化して赤字で売上を作ることになります。
- 自動化ツールを使うなら誰が判断するか:支援現場で見る限り、ツール単体での成果報告は限定的です。判断の担い手まで確認しましょう。
自社運用を続けるか、外に出すかを決めたい方へ。
判断材料は、SKU数、広告費の規模、週次に割ける時間の3つです。LINK株式会社では、現在の運用状況を伺ったうえで、どこまでを社内に残すべきかの考え方から一緒に整理します。
LINK株式会社は、元Amazon出身者が在籍するAmazon専門チームです(売上向上実績100社以上※お客様実績に基づく参考値)。まずは無料相談で、貴社の状況と目指すゴールを伺ったうえで、運用代行によるご支援内容をご提案します。
Amazon広告のよくある質問
- Amazon広告はいくらから始められますか?
スポンサープロダクト広告の1日の最低予算は、公式案内で1.00米ドル(または現地通貨での相当額)とされています。月額料や前払い料金もありません。
ただし、少額では1日の予算が短時間で尽き、判断できるだけのデータが貯まりません。原価と手数料から広告費に回せる比率を出し、月商を掛けて予算枠を決めるのが現実的です。
- Amazon広告の平均クリック単価はいくらですか?
Amazonは平均クリック単価を公表していません。クリック単価はオークションで決まるため、同じ商品でも競合の入札状況や季節によって変わります。
判断に使うなら、キャンペーンマネージャーで自社の直近30日の数値を出し、掲載枠ごとに分けて見ましょう。他社が掲載している相場の数値は、出典が確認できないものが多く、予算の根拠にはできません。
- Amazon広告費はいつ請求されますか?
出品者アカウントの残高から差し引く方法と、クレジットカードへの請求の2つが案内されています。カードの場合、初めて1.00米ドル分のクリックが累積したときに請求されます。その後は、クレジット限度額以上のクリックが累積するたびに請求されます。
限度額は50米ドルから始まり、支払いが完了するたびに150、200、350、500米ドルと増えていきます。前月の支払残高がある場合は、毎月3日に請求されます。
- スポンサーディスプレイ広告はなくなったのですか?
なくなってはおらず、名称が「ディスプレイ広告」に変わりました。スポンサー広告とAmazon DSPの作業環境が一つのワークスペースに集約されたことに伴う変更です。
既存のキャンペーンは中断されず、キャンペーンマネージャーからアクセスできます。新規に作成する場合は、キャンペーンを作成から「ディスプレイ広告」を選びます。
- Amazon広告を出しても表示されないのはなぜですか?
まず在庫とおすすめ商品の状態を確認してください。公式は、商品がおすすめ商品の対象でない場合や在庫切れの場合、広告は表示されないと案内しています。対象外の広告にはキャンペーンマネージャーでフラグが設定されます。
そのほか、入札額が競合に対して低い、1日の予算を早い時間で使い切っている、といった要因もあります。広告の表示自体はキャンペーンの設定に応じて動的に決まるため、レポートページで表示回数を確認しましょう。
- Amazon広告は検索順位に影響しますか?
広告を出すこと自体が順位を直接上げるわけではありませんが、間接的には関係します。Amazon内の検索順位には直近の販売個数が影響するため、広告で販売個数が積み上がれば自然検索の順位にも波及します。
逆に、広告を急に止めると販売個数が落ち、自然検索の売上まで下がることがあります。広告費を絞るときは、一度に大きく削らず徐々に下げましょう。
- ブランド登録をしていなくてもAmazon広告は出せますか?
スポンサープロダクト広告は、ブランド登録がなくても大口出品者であれば利用できます。おすすめ商品の対象であることなど、他の条件は満たす必要があります。
一方、スポンサーブランド広告とディスプレイ広告はAmazonブランド登録が必要です。ブランド登録を進めるかどうかは、これらのメニューを使う予定があるかで判断しましょう。
まとめ
Amazon広告は、出すメニューを決め、狙う相手を決め、最後に予算の上限を決める順で組み立てます。最初の一手はスポンサープロダクト広告です。購入につながる検索語が見つかってから、他のメニューへ広げましょう。
広告費の上限は金額ではなく、原価から逆算した比率で握ります。それでも売上が伸びないときは、商品ページの購入率、在庫、利益の残らない商品という3か所を先に確認しましょう。
広告費が利益に変わっているかを、数字で確かめませんか。
LINK株式会社では、広告アカウントだけでなく、商品ページ、在庫、利益構造まで横断して確認しています。売上向上実績100社以上、売上平均上昇率420%以上の支援知見があります(※お客様実績に基づく参考値)。次に手を付ける場所の考え方から一緒に整理します。
LINK株式会社は、元Amazon出身者が在籍するAmazon専門チームです(売上向上実績100社以上※お客様実績に基づく参考値)。まずは無料相談で、貴社の状況と目指すゴールを伺ったうえで、運用代行によるご支援内容をご提案します。
- 参照した一次情報・公式情報
- Amazon Ads「よくある質問」(1日の最低予算、支払い方法と請求のタイミング、利用条件、マネージドサービスの最低支出額)
- Amazon Ads「スポンサープロダクト広告」(月額料・前払い料金なし、出稿の6ステップ、対象外の商品)
- Amazon Ads「スポンサーブランド広告」(CPC・vCPM・リザーブ・シェア・オブ・ボイスの課金方式と最低出稿料金)
- Amazon Ads「スポンサーディスプレイ広告」(ディスプレイ広告への名称変更とワークスペースの統合)
- Amazon Ads「ストリーミングTV広告」(CPM課金、最低予算、スポンサーTV広告からの名称統合)
- Amazon Ads「Amazon DSP」(マネージドサービスの最低費用、出品していない場合の利用可否)
- Amazon Ads「広告商品とフォーマット」(メニュー全体の構成と配信面)
- 記事監修
- 公開日:2026年3月25日 / 最終更新日:2026年8月25日
- 監修:南雲 宏樹(LINK株式会社 代表取締役 / 元Amazon Japan / Amazon公認パートナー)
- 本記事はAmazon Ads公式情報およびAmazon公式ヘルプ、ならびにLINK株式会社の支援実績データを基に作成しました。
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