Amazonアトリビューションは外部広告の効果を無料で測る公式ツール。設定4ステップと見方を元Amazon出身者が解説。
「SNS広告の効果を、Amazonの売上で説明できない……」
「広告のクリック数と、Amazonの注文がつながらない……」
元Amazon JapanでEC支援に携わってきた私、南雲が、Amazonアトリビューションの仕組みと使い方を解説します。SNSや検索広告からAmazonへ人を送っても、広告の管理画面では、その先の購入までは見えません。その切れ目をつなぐのが、Amazon Adsの無料ツールであるAmazonアトリビューションです。本記事では、Amazon Adsの公式ヘルプの仕様をもとに、使える条件と設定の手順、レポートの読み方を整理しました。読み終えるころには、外部の施策を続けるか止めるかを、自社の数字で判断できるはずです。
この記事のまとめ
- Amazonアトリビューションは、Amazon外の広告やSNSからの購入を測る無料ツールです。
- 日本でも、ブランド登録済みの大口出品者やベンダー、代理店が使えます。
- 施策ごとにタグ付きURLを発行し、クリックから14日以内の行動を集計します。
- 評価は、クリック、閲覧とカート追加、購入の段階に分けて見ましょう。
- 14日の数字に出ない効果は、検索順位とビジネスレポートで確かめましょう。
Amazonアトリビューションとは?Amazon外の広告やSNSからの購入を無料で測る公式ツール

Amazonアトリビューションとは、Amazon外の広告やSNSからの購入を測る無料ツールです。提供しているのはAmazon Adsで、Amazon Adsの広告管理画面から使います。
外部の施策にかけた費用が、Amazonの売上にどれだけ返ってきたか。これを施策ごとに比べられるのが、最大の利点です。続ける施策と止める施策を、感覚ではなく数字で分けられるようになります。
分かるのは、外部の施策ごとのクリック・閲覧・カート追加・購入・売上
外部の施策ごとに、クリックから購入までの数字が分かります。対象になるのは、検索広告やSNS、ディスプレイ広告、動画、メール、アフィリエイトやインフルエンサーの施策などです。
外部の広告の管理画面で分かるのは、表示とクリックまでです。その先で商品が見られたか、カートに入ったか、買われたかはAmazonの中の出来事なので、外からは見えません。Amazonアトリビューションを使うと、この続きが施策ごとにそろいます。
仕組みはタグ付きURL。クリックから14日以内の行動を、直近のクリックに結び付ける

計測の仕組みは、外部の広告や投稿に貼る「アトリビューションタグ」です。タグは、商品詳細ページやストアのURLに、計測用の文字列を付けたものです。このURLがクリックされると、その後のAmazon内での行動がクリックと結び付けられます。
数え方のルールは、次の3つです。
- 数えるのは、クリックから14日以内に起きた閲覧、カート追加、購入
- 14日以内に複数の施策がクリックされたら、購入は最後のクリックに付く(ラストタッチ)
- そのため、最初に商品を知るきっかけになった施策は、数字に出にくい
認知を担う施策を評価するときは、この仕組みを頭に置いておきましょう。
Amazonの中にも「アトリビューション」と呼ばれる仕組みがあり、混同されがちです。次は、似た計測との違いを整理します。
Amazon内の広告やストアの参照元タグとの違い【何を何日で測るか】

Amazonの計測には、測る流入と期間が違う仕組みがいくつかあります。「DSPのアトリビューション期間」などで調べると、別の仕組みの説明が混ざります。主な4つを並べると次のとおりです。
| Amazonの計測の仕組み | 測る流入 | 送り先や対象の商品 | 数える期間と接触 |
|---|---|---|---|
| Amazonアトリビューション | Amazon外の広告、SNS、メールなど | 送り先は商品詳細ページかブランドストア | クリックから14日間、クリックを数える |
| ブランドストアの参照元タグ | タグ付きURLからのストア訪問 | ブランドストア | 訪問から14日間、推定の購入を数える |
| スポンサープロダクト広告(出品者) | Amazon内の広告 | 広告の商品と自社のほかの商品 | 7日間、クリックのみ |
| Amazon DSP | Amazon内外に配信する広告 | キャンペーンで追跡する商品と、同じブランドの商品 | 14日間、クリックと閲覧 |
Amazon内の広告の期間は広告ごとに決まっている。DSPは14日間でクリックと閲覧を数える
Amazon内の広告は、それぞれの広告の管理画面で成果が集計されます。期間は、広告の種類と広告主のタイプで決まります。表のスポンサープロダクト広告の7日間は、出品者の場合の期間です。
Amazon DSPは閲覧も数えるため、複数の広告に接触した人の成果の付け方が決まっています。閲覧よりクリックを優先し、最後の接触に成果を付けます。Amazonアトリビューションは、こうしたAmazon内の広告の外側にある施策を測るための仕組みです。
ブランドストアの参照元タグは、ストアへの訪問とその後の購入だけを測る
ブランドストアにも、URLにタグを付けて外部からの訪問を測る「参照元タグ」があります。作ったタグはストアインサイトに集計され、訪問者数や、訪問から14日以内の推定の購入と売上が分かります。
どれもストア単位の数字です。商品ごとの閲覧やカート追加まで追いたいときは、Amazonアトリビューションを使いましょう。公式ヘルプでも、2つは計測の手法が違うため、数字が一致しないことがあると案内されています。
※ストアの作り方や運用から確認したい方はAmazonブランドストアとは?売上を伸ばす作り方5ステップもどうぞ。
Amazonアトリビューションを使える条件と費用【日本の出品者も無料】

Amazonアトリビューションは、条件を満たせば日本の出品者も無料で使えます。ここでは、誰が使えるかと、費用がかかる部分を分けて説明します。
使えるのは、ブランド登録済みの大口出品者やベンダー、担当する代理店。日本も対象
使えるのは、Amazonブランド登録を済ませた大口出品者と、ベンダーです。ベンダーは、Amazonに商品を卸して販売してもらう事業者を指します。出品者やベンダーから運用を任されている代理店も使えます。Kindle ダイレクト・パブリッシング(KDP)で本を出版している著者も対象です。
日本も、利用できる国に含まれています。Amazon Adsの製品ページでは、対象国の一覧に日本が入っています。日本のAmazon Adsサポートセンターにも、設定手順のページがそろっています。
ブランド登録がまだの場合は、先に登録から進めましょう。
利用料金は無料。費用がかかるのは外部に出す広告そのもの
Amazonアトリビューションの利用料金は無料です。公式の製品ページでも、無料の効果測定ソリューションと案内されています。
費用がかかるのは、測る対象になる外部の広告そのものです。SNS広告や検索広告の費用は、それぞれの媒体に支払います。測るのに費用はかからないので、外部に予算を出している施策には、最初からタグを付けて始めましょう。
外部の施策まで、手が回っていない方へ
Amazonアトリビューションは無料で使えますが、タグの設計とレポートの確認には手間がかかります。LINK株式会社では、Amazon内の広告と商品ページの改善をあわせて見直しています。無料相談では、外部の施策をどう測り始めるかの考え方から一緒に整理します。
LINK株式会社は、元Amazon出身者が在籍するAmazon専門チームとして、100社以上の運用改善に伴走してきました。まずは無料相談で、貴社の状況と目指すゴールを伺ったうえで、運用代行によるご支援内容をご提案します。
Amazonアトリビューションの設定手順【キャンペーン作成からタグの貼り付けまで4ステップ】

設定は、キャンペーンを作り、商品を選び、タグを発行して貼る4ステップです。キャンペーンで測る商品を選び、その下に施策ごとの広告グループを作る、という関係です。手順と画面の名前は、Amazon Adsのヘルプ(2026年5月18日更新)と公式ガイドに沿っています。
ステップ1:広告管理画面の「Amazonアトリビューション」でキャンペーンを作る
広告管理画面の左側のメニューで、「効果測定とレポート」から「Amazonアトリビューション」を開いてください。「キャンペーン」に移動して「キャンペーンを作成する」をクリックし、「作成方法」を選んでください。
作成方法は、画面で項目を入力していく手動の方法と、ファイルをアップロードして一括で作る方法の2つです。まずは手動で作り、仕組みをつかむとよいでしょう。キャンペーン名は自社の管理画面にしか表示されないので、商品や目的が分かる名前にしておきましょう。
ステップ2:測る商品を選ぶ。在庫や写真、価格が無い商品は対象外
次は、キャンペーンで測る商品を選ぶ段階です。商品の一覧には、Amazonで出品中の商品が表示されます。在庫が無い商品や、写真や価格が載っていない商品は、効果測定の対象になりません。
広告に出す商品とあわせて、「バリエーションを追加」でサイズ違いや色違いも選ぶよう、公式ヘルプは勧めています。一覧に商品が出てこないときは、「アクセスと設定」の「ブランド」で、ブランドと商品の紐付けを確かめましょう。
ステップ3:施策ごとに広告グループを作り、アトリビューションタグを発行する
広告グループを1つ作るごとに、タグが1つ発行されます。入力するのは次の4項目です。
- 広告グループ名:どの施策のタグかが分かる名前
- パブリッシャー:広告や投稿を出す媒体。一覧に無ければ「新規」から入力する
- チャネル:検索、ソーシャル、メールなど施策の種類
- クリックスルーURL:クリックした人を送る商品詳細ページかストア
特定の商品を売りたいなら商品詳細ページ、複数の商品を見てほしいならストアを送り先にするのが、公式ヘルプの推奨です。すべての広告グループを作って「作成」を選ぶと、「アトリビューションタグ」の列にタグが並びます。1つずつコピーするか、「すべてのタグをCSVファイルでダウンロード」でまとめて保存しましょう。
ステップ4:外部の広告や投稿のリンク先にタグを貼り、1〜2日後にクリックを確かめる

発行したタグの貼り先は、外部の広告や投稿のリンク先URLです。SNS広告なら、その媒体の広告管理画面で、リンク先URLの欄にタグを貼り付けてください。貼るときは、次の2点に気を付けましょう。
- タグは、広告、リンク、ボタンごとに別々に作る
- タグの文字列には手を加えない。計測に影響する
タグを貼って施策を始めたら、1〜2日待ってから、レポートにクリックが記録されているかを確かめましょう。その後は週に1回を目安に見ると、数字の変化に早く気付けます。
タグは比べたい単位で分ける。媒体、投稿の種類、クリエイティブ、着地先ごとに作る
タグをどの単位で分けるかで、あとから比べられることが決まります。1つのタグを複数の投稿や広告で使い回すと、どれが効いたのかは分かりません。Amazon Adsの製品ページも、クリエイティブやメッセージ、オーディエンスごとにタグを作る例を挙げています。
| 比べたいこと | 分ける単位 | Amazonアトリビューションでの作り方の例 |
|---|---|---|
| 媒体どうしの効果 | 媒体ごとの広告グループ | InstagramとGoogle広告で別のタグを貼る |
| 広告と通常の投稿の違い | 広告グループ | 同じSNSの広告と投稿に別のタグを貼る |
| 画像や文面の反応 | クリエイティブごとの広告グループ | 画像Aと画像Bの広告に別のタグを貼る |
| 送り先による違い | クリックスルーURLごとの広告グループ | 同じ投稿で送り先だけを商品ページとストアに分ける |
| 商品ラインごとの反応 | 商品のまとまりごとのキャンペーン | シリーズごとに商品を選んだキャンペーンを作る |
ただし、分けすぎると1つあたりのクリックが少なくなり、比べにくくなります。まずは媒体と送り先で分け、クリックが集まる施策から細かくしていきましょう。
タグをどの単位で分ければよいか、決められない方へ
タグの分け方は、あとで何を比べたいかで決まります。LINK株式会社では、広告のデータとビジネスレポートを合わせて、改善の優先順位を決めています。無料相談では、自社の施策に合った分け方の考え方から一緒に整理します。
LINK株式会社は、元Amazon出身者が在籍するAmazon専門チームとして、100社以上の運用改善に伴走してきました。まずは無料相談で、貴社の状況と目指すゴールを伺ったうえで、運用代行によるご支援内容をご提案します。
Amazonアトリビューションのレポートの見方【外部施策をどの指標で評価するか】

レポートは、外部の施策が購入までのどの段階に効いたかで読みましょう。広告管理画面で見られるほか、ダウンロードできるレポートもあります。
レポートで分かる指標はクリックから購入まで。ブランド新規顧客の購入も分かる
レポートには、クリックから購入までの主な数字が並びます。
- クリック数:外部の広告や投稿のタグがクリックされた回数
- 商品詳細ページの閲覧数:クリックのあとに商品ページが見られた回数
- カートに入れる:商品がカートに追加された回数
- 購入数と商品売上、注文された商品点数:買われた回数と金額、点数
- ブランド新規顧客:過去1年そのブランドから買っていない人の購入
閲覧率やカートへの追加率、購入率は、それぞれの数をクリック数で割った値です。ブランド新規顧客の数字は、外部の施策が新しいお客様を連れてきたかを見るのに使えます。
ダウンロードできるレポートは、キャンペーン別、チャネルとパブリッシャー別、商品別などに分かれています。公式ヘルプは、レポートを毎月ダウンロードして保存しておくことを勧めています。
「合計」の列には、同じブランドのほかの商品の売上も入る
「合計」と付く列には、選んだ商品に加えて、同じブランドのほかの商品の数字も入ります。外部の広告で商品Aを見た人が、同じブランドの商品Bを買うことがあるからです。
この効果をブランドハロー効果と呼び、レポートでは「BH」と略されます。選んだ商品だけの列と合計の列の差が、ブランドハロー効果の大きさです。選んだ商品の購入が少なくても、合計では売れていることがあります。施策を止める前に、合計の列も確かめましょう。
SNSのアプリ内から来た購入は少なく出る。閲覧とカート追加でも効果を評価する
SNSのアプリの中でリンクを開いた人の購入は、少なく出ることがあります。アプリによっては、リンクをアプリ内のブラウザで開くためです。この場合に測れるのは、そのときAmazonアプリにログインした人か、Amazonアプリへ移った人の行動だけです。
公式ヘルプは、リンクにディープリンクの仕組みを加えて、Amazonアプリを開いてもらうことを勧めています。難しい場合は期待値を下げ、商品詳細ページの閲覧やカート追加でも評価するよう案内しています。
段階ごとに、どこで何を見るかを先に決めておくと、評価がぶれません。
- クリック率:媒体の管理画面で見る
- 閲覧、カート追加、購入:Amazonアトリビューションで見る
支援現場でも、広告に使うバナーはまずクリック率で良し悪しを判断しています。クリック率が取れない掲載面では、売上で見ます。購入率には、一律の合格ラインを置いていません。商品や媒体によって水準が違うため、同じ期間の媒体どうしや、自社の過去の数字と比べて判断しましょう。
外部の施策を、どの数字で評価すればよいか迷っている方へ
クリック、閲覧、購入のどこで評価するかは、施策の目的によって変わります。LINK株式会社では、広告の効率と商品1個あたりの利益まで踏まえて数字を見ています。無料相談では、評価に使う指標の決め方から一緒に整理します。
LINK株式会社は、元Amazon出身者が在籍するAmazon専門チームとして、100社以上の運用改善に伴走してきました。まずは無料相談で、貴社の状況と目指すゴールを伺ったうえで、運用代行によるご支援内容をご提案します。
Amazonアトリビューションの数字を、外部施策を続けるかの判断につなげる

Amazonアトリビューションの数字は、外部の施策を続けるか、止めるか、予算を移すかを決める材料です。ただし、この数字だけで決めると見落としが出ます。判断に使う前に押さえておきたいことを、3つに分けて説明します。
14日間の購入だけで判断しない。検索順位と自然検索の売上の変化も見る
外部の施策の効果は、14日間の購入だけでは測りきれません。Amazon Adsのガイドでも、外部からの訪問を増やす目的の1つに、自然検索の順位を支えることが挙げられています。
支援現場での実感として、外部から生まれた販売も、検索順位を押し上げる材料になります。順位が上がって自然検索から売れた分は、Amazonアトリビューションには出てきません。そこで、外部の施策は次の3点で評価しましょう。
- 施策の期間中の購入と売上(Amazonアトリビューション)
- 期間のあとの、主要な検索語での順位
- 期間のあとの、自然検索を含めた売上の水準(ビジネスレポート)
ビジネスレポートでは、施策の前後でセッションが増えたかと、その後も元の水準に戻らないかを見ましょう。単月の上下ではなく、数字がどの水準に落ち着いたかで判断しましょう。
外部から人を送る前に、受け皿の商品ページとレビュー、在庫を整える
外部から人を送る前に、着地先の商品ページとレビュー、在庫を整えておきましょう。クリックを集めても、商品ページで買われなければ購入の数字は伸びません。購入が少ないとき、原因が施策ではなく受け皿にあることもあります。送客の前に、次の3点を確かめておくと安心です。
- 商品ページ:購入率が上がるほど、同じ広告費で得られる売上も増える
- レビュー:支援現場の実感では、10件に届くと購入率が上がりやすい
- 在庫:在庫が無い商品は測れない。支援現場の実感では、切らすと検索順位もすぐには戻らない
※受け皿の整え方はAmazonの外部流入とは?順位への効果と増やし方、ブランド紹介ボーナスの条件までで解説しています。
数字が合わないときは、社内で共有する前に検算する。差が20%を超えたら設定を確かめる
Amazonアトリビューションのクリック数は、外部の媒体の管理画面の数字と一致しないことがあります。クリック数の数え方の違いなどから、10〜20%程度の差が出る場合があると公式ヘルプで案内されています。差が20%を超えるときは、次を確かめましょう。
- 比べている期間が、両方の画面で同じか
- 同じタグを、ほかの広告やURLで使い回していないか
- 媒体側も、タグを付けた広告だけの数字と比べているか
とくに、良すぎる数字ほど注意が必要です。支援現場でも、ツールに出た良すぎる数字は、別の画面の数字と突き合わせてから使っています。誤った数字のまま予算を動かすと、あとで訂正するときに社内の信頼を損ねます。経営層に報告する前に、一度検算する習慣をつけましょう。
外部の施策を続けるか、止めるか決めきれない方へ
14日間の購入に出ない効果まで見ると、判断の材料は増えます。LINK株式会社では、検索順位と売上の水準、在庫をあわせて見ながら運用しています。無料相談では、外部の施策を続けるかどうかの考え方から一緒に整理します。
LINK株式会社は、元Amazon出身者が在籍するAmazon専門チームとして、100社以上の運用改善に伴走してきました。まずは無料相談で、貴社の状況と目指すゴールを伺ったうえで、運用代行によるご支援内容をご提案します。
Amazonアトリビューションに関するよくある質問
- タグを貼ったのに、レポートにクリックが出ないのはなぜですか?
まず、タグが正しく貼られているかと、送り先のページがAmazonで表示できる状態かを確かめましょう。確認は、タグを貼ってから1〜2日待つのが目安です。
また、クリックが10回未満の行は、クリックも購入も0と表示されます。10回に達すると、48時間以内に数字が表示されます。
- Amazonアソシエイトのリンクと一緒に使えますか?
使えません。アトリビューションタグとAmazonアソシエイト(アフィリエイト)のリンクの組み合わせは、サポートされていません。
インフルエンサーに紹介を頼む場合は、どちらのリンクを使うかを事前に決めておきましょう。
- Google広告やFacebook広告のタグは、まとめて作れますか?
作れます。作成方法で、ファイルをアップロードして一括で作る方法を選んでください。対象はGoogle検索とFacebook広告のキャンペーンです。
1つのファイルで、最大10万件のGoogle検索キーワードか、8,500件のFacebook広告にタグを付けられます。一括で作ったキャンペーンでは、キーワードや広告ごとのレポートも見られます。
- 代理店や社外の担当者にも、レポートを見てもらえますか?
見てもらえます。画面上部の「管理」から「ユーザーの管理」を選び、ユーザーを追加して権限を与えてください。
運用を外部に任せる場合も、自社のアカウントのまま数字を共有できます。
- ブランド紹介ボーナスは、日本の出品者も受け取れますか?
ブランド紹介ボーナスは、米国のAmazonストアで販売するブランドを対象にしたプログラムです。セラーセントラル米国版のヘルプでは、適用されるマーケットプレイスは米国とされています。
登録できるのは、ブランド登録でブランド代表者になっている出品者です。米国の出品用アカウントがあれば、日本に拠点を置く事業者も対象になります。米国版ヘルプの日本語表示では「ブランド販売ボーナスプログラム」と呼ばれています。
- 親商品(親ASIN)を選んで計測できますか?
親商品は商品の一覧に表示されないため、子商品を選んでください。子商品は、サイズや色ごとの商品のことです。
レポートでは「広告掲載商品(ロールアップ)」を使うと、子商品の数字を親商品の単位にまとめて見られます。
まとめ:Amazonアトリビューションで外部施策の効果を測り、続けるかを判断する
Amazonアトリビューションは、Amazon外の広告やSNSの効果を測る無料のツールです。Amazonでの閲覧や購入にどれだけつながったかが、施策ごとに分かります。ブランド登録済みの大口出品者なら日本でも使えます。タグを比べたい単位で分けておけば、施策どうしを比べられます。
評価は14日間の購入だけで決めず、検索順位や自然検索を含めた売上の水準まで見て判断しましょう。
Amazonの外と中の数字を、売上の改善につなげたい方へ
外部の施策の数字は、商品ページや在庫、Amazon内の広告と組み合わせて初めて打ち手になります。LINK株式会社では、Amazon内の広告運用と商品ページの改善を一体で見直しています。無料相談では、自社の数字の読み方から一緒に整理します。
LINK株式会社は、元Amazon出身者が在籍するAmazon専門チームとして、100社以上の運用改善に伴走してきました。まずは無料相談で、貴社の状況と目指すゴールを伺ったうえで、運用代行によるご支援内容をご提案します。
LINKのEC支援サービスは、動画でも紹介しています。
- 参照した一次情報・公式情報
- Amazon Ads「Amazonアトリビューション」製品ページ
- Amazon Ads「Amazonアトリビューションの完全ガイド」
- Amazon Adsサポートセンター「Amazonアトリビューションキャンペーンの作成」
- Amazon Adsサポートセンター「アトリビューションタグを適用する」
- Amazon Adsサポートセンター「アトリビューション手法」
- Amazon Adsサポートセンター「アトリビューションタグトラフィックの検証とトラブルシューティング」
- Amazon Adsサポートセンター「Amazonアトリビューション指標の定義」
- Amazon Adsサポートセンター「Amazonアトリビューションコンバージョン指標」
- Amazon Adsサポートセンター「Amazonアトリビューションでダウンロード可能なレポート」
- Amazon Adsサポートセンター「広告キャンペーンのアトリビューション」
- Amazon Adsサポートセンター「ストア指標」
- Amazon Adsサポートセンター「参照元タグを作成する」
- Amazonセラーセントラル(米国)ヘルプ「ブランド販売ボーナスプログラム」
いずれも2026年10月5日に確認しました。
- 記事監修
- 公開日:2026年10月6日 / 最終更新日:2026年10月6日
- 監修:南雲 宏樹(LINK株式会社 代表取締役 / 元Amazon Japan)
- 本記事はAmazon Adsの公式ヘルプ・製品ページ、およびLINK株式会社の支援実績データを基に作成しました。
▶ Amazon DSPとは?できること・費用・始め方を完全解説【2026年最新版・元Amazon出身者監修】

