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Amazon商品画像の完全ガイド!規約・CVR改善・著作権・A+連動まで徹底解説【2026年最新版・元Amazon出身者監修】

2026 7/19
2026年3月27日 2026年7月19日

Amazon商品画像で売上を伸ばす鍵は、メイン画像がクリック率と購入率の両方に、サブ画像が購入率に効くという役割の違いを理解し、課題のある指標から直すこと。規約・サイズ・リッチ化・サブ画像や動画・A+連動・著作権まで、元Amazon出身者が費用相場と外注の進め方も含めて解説します。

「Amazonの商品画像を作り込んでいるのに、クリックも購入も伸びない……」
「メイン画像・サブ画像・動画、結局どこにいくらかけるべきか分からない……」

元Amazon JapanでEC支援に携わってきた私、南雲が、Amazon商品画像の最適化を解説します。広告費を足しても売上が頭打ち、というご相談の多くは、じつは商品画像に伸びしろが残っています。本記事は、メイン画像・サブ画像・動画・A+コンテンツがクリック率と購入率のどちらに効くのかを切り分けたうえで、規約を守りながらCVRを最大化する設計を、費用相場や外注の進め方まで整理した実践ガイドです。読み終えるころには、限られた制作予算をどの画像に振り分ければ売上が動くのか、ご自身で判断できるはずです。

商品画像を変えたいが、どこから手をつければいいか分からない方へ。

LINK株式会社では、メイン画像・サブ画像・動画・A+コンテンツを横断して現状を診断し、クリック率と購入率のどちらに課題があるかを切り分けて改善の優先順位を整理します。まずは無料相談で、いま画像のどこに伸びしろがあるかを一緒に確認しましょう。

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この記事はこんな方におすすめ
  • 広告を増やしても売上が伸びず、商品画像に原因があるのか切り分けたいEC担当者
  • メイン画像・サブ画像・動画・A+コンテンツの役割と、かけるべき費用の相場を知りたい方
  • 規約違反でサプレスト(検索非表示)になるのを避けつつ、CVRを上げる画像設計を学びたい方

この記事のまとめ

  • メイン画像はクリック率と購入率の両方に効き、サブ画像は購入率にだけ効きます。だからメイン画像から着手するのが最優先です。
  • メイン画像は純白背景・商品が画像の85%以上・長辺1,600px以上が基本ルール。違反はサプレスト(検索非表示)に直結します。
  • クリック率はメイン画像の構図とリッチ化、購入率はサブ画像・動画・A+コンテンツで積み上げます。画像コピーは検索語ではなくレビュー分析から拾います。
  • 効果は感覚ではなくビジネスレポートのユニットセッション率(CVR)で検証し、メイン画像はA/Bテストで見極めます。
目次

Amazon商品画像がクリック率・購入率を左右する仕組み(メイン画像とサブ画像の役割の違い)

Amazon商品画像は、検索結果でのクリック率(CTR)と、ページ来訪後の購入率(CVR)を同時に動かせる、数少ない売上の中枢です。広告やSEOで流入(セッション)を増やしても、画像が弱ければクリックも購入も取りこぼします。まずは画像が売上のどこに効くのかを正しく理解することが、すべての改善の出発点になります。

Amazonの売上は「セッション数 × CVR(購入率)× 平均単価」に分解できます。私たちが支援に入るときも、施策を選ぶ前に、課題が流入・購入率・単価のどこにあるかを切り分けます。同じ「画像を直す」でも、クリック率が低い商品と購入率が低い商品では、直すべき画像がまったく違うからです。施策を先に決めるのではなく、課題から逆算して画像を選ぶ。この順番を外すと、作り込んでも数字が動きません。

メイン画像とサブ画像で「効く指標」が違う

メイン画像はクリック率と購入率の両方に効き、サブ画像は購入率にだけ効きます。この役割の違いが、改善の順番を決める土台になります。

検索結果の一覧に並ぶのはメイン画像だけです。だからメイン画像はまず「クリックされるか」を左右し、クリックした先の詳細ページでも第一印象として「買うか」に影響します。一方でサブ画像は、ページに来た人が見る接客担当です。動かせるのは購入率で、検索結果でのクリックには関与しません。私たちがブランド分析でクリック率・購入率の低い商品を見つけたとき、両方を同時に引き上げる打ち手として最も注力しているのがメイン画像の改善です(出典:LINK自社データ)。ここを最優先にするのは、効く範囲がいちばん広いからにほかなりません。

よくある取り違えが「クリック率に課題があるのに、サブ画像を作り込んでしまう」ケースです。サブ画像が動かすのは購入率なので、これでは検索結果での見え方は変わりません。逆に、クリックは取れているのに購入されないなら、メイン画像より先にサブ画像で不安を解消するのが正解です。どちらの指標に課題があるかを先に決めてから、直す画像を選んでください。

Amazon商品画像 メイン画像とサブ画像の役割の違い クリック率 購入率

上の図のとおり、メイン画像は「集客」と「クロージング」の両方を担い、サブ画像は「接客」に特化します。日々の改善では、この一枚をどちらの指標の物差しで評価するのかを、あらかじめ決めておくと迷いません。

なぜメイン画像から改善するのが最優先なのか

効く範囲が広いことに加えて、画像改善には「広告の外で広告効率を上げられる」という効果があります。

広告アカウントの中だけで効率を追うと、いずれ入札調整の限界に突き当たります。ところが商品ページの購入率が上がれば、広告費を1円も動かさずに広告効率が改善します。支援現場の実感としても、クリック率と購入率が上向くと販売速度(売上ランク)が上がり、それが自然検索の順位改善につながる、という正の連鎖が起きやすい。Amazonは広告単体ではなく総合格闘技で、画像はそのなかで最も費用対効果の高い投資対象になりやすいのです。だからこそ、広告の増額よりも先にメイン画像を見直す価値があります。

Amazonは「メイン画像」、楽天は「サムネイル」と役割が違う

「メイン画像」はAmazonの呼び方で、楽天市場では同じ位置の画像を「サムネイル」と呼びます。名称だけでなく、設置場所も許されるルールもモールごとに違います。

楽天のサムネイルは早くからテキストや装飾の自由度が高く、いわば「バナー」に近い作り方が主流でした。一方でAmazonのメイン画像は、後述するように白背景・テキスト禁止という厳しい制約があります。楽天用に作った画像をそのままAmazonへ流用すると、多くが規約違反になります。複数モールを運用しているなら、モールごとに画像を作り分ける前提で予算と工数を組んでください。

Amazon商品画像の規約とサイズ|違反でサプレストされないためのルール

Amazon商品画像の改善は、まず規約に違反しないことが大原則です。規約違反はサプレスト(検索非表示化)やアカウント停止に直結するため、見栄えの工夫より先に、ルールの全体像を正確に押さえてください。特にメイン画像は最も厳格です。

下表は、メイン画像とサブ画像の主なルールをAmazon商品画像の基準としてまとめたものです(出典:Amazon公式ヘルプ。仕様は変更されるため、入稿前に最新ガイドラインを確認してください)。

Amazon商品画像(メイン画像・サブ画像)の主なルール比較
項目メイン画像(1枚目)サブ画像(2枚目以降)
背景色純白(RGB 255,255,255)のみ。影・アイボリー・「ほぼ白」も不可白以外も可。ライフスタイル写真・図解・グラデーション背景OK
テキスト・ロゴ原則不可(「新発売」「セール中」等の文字入れも違反)使用可。ただしスマホで潰れる小さすぎる文字はNG
商品の占有率画像フレームの85%以上を商品で占める指定はゆるやか。用途に応じて自由
推奨サイズ長辺1,600px以上(ズーム有効化は1,000px以上、理想2,000px)メイン画像に準じる
最大枚数合計9枚(メイン画像を含む)。スマホは6枚目まで表示、重要情報は前に集約
動画サブ画像枠に登録可。現在はほぼ全ての販売者が設定できる(詳細は後述)

数値のなかでも見落とされがちなのがズーム機能とサイズの関係です。長辺1,000px以上でズームが有効になり、1,600px以上で鮮明に、2,000pxあれば細部の質感まで伝わります。素材感や成分表示、縫製の丁寧さが購買を左右するカテゴリ(化粧品・食品・テキスタイルなど)では、ズーム品質の差がそのまま購入率の差になります。可能な限り2,000px四方での入稿をおすすめします。

カテゴリ別の追加ルールと、よくある違反チェック

一般ルールに加えて、カテゴリごとに追加のガイドラインがあります。支援先の診断でも、同じ違反パターンが繰り返し見つかります。下の図を、入稿前のセルフチェックに使ってください。

Amazon商品画像 規約違反チェックリスト 白背景 テキスト 占有率 サイズ 薬機法
  • ファッション・フットウェア:衣類はモデル着用が原則。靴は片方を左向きで撮影するなど、カテゴリ固有の推奨がある
  • ベビー用品:衣類でもメイン画像に赤ちゃんを写すのは不可。商品は平置きで撮影する
  • 食品・サプリメント・化粧品:成分・容量の表記と実物を一致させる。「治る」「効く」等の医療効果を示す表現は画像内テキストでも使えない(薬機法・景表法の対象)

画像制作でシールやコピーを入れる場合も、実際の荷姿(届く商品の見た目)と一致していることが大前提です。実物にないシールを画像だけで貼る、容量を大きく見せるといった演出は、規約違反であると同時に「届いたら違った」という低評価レビューの原因になります。なお、どこまでが規約の許容範囲かはグレーな部分もあり、境界を攻めるより、確実に安全な範囲で作り込むほうが結局は早い、というのが現場の結論です。

万一パフォーマンス通知で違反を指摘されたら、対象ASINを確認し、規約に適合した画像へ速やかに差し替え、必要に応じて改善計画(POA)を提出して再審査を依頼します。放置するとサプレストや、繰り返しでアカウント停止に至るため、社内に画像審査のフローを持っておくと安全です。

「規約の判断に自信が持てない」「画像品質を抜本的に見直したい」という方へ。

LINK株式会社では、規約適合の確認から、クリック率・購入率を上げる画像設計・制作ディレクションまで一貫してご支援します。100社以上の支援実績と売上平均上昇率420%以上のノウハウをもとに、御社の商品ページの伸びしろを具体的にお示しします。

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クリック率を上げるメイン画像の作り方(構図・リッチ化・A/Bテスト)

メイン画像は、検索結果でクリックされるかどうかを決める第一印象です。白背景・テキスト禁止という制約のなかで、構図とリッチ化、そして検証(A/Bテスト)の3点を丁寧に設計することが、競合との差になります。

まずは競合と並べて「1秒で埋もれないか」を採点する

改善の前に、自社のメインKWでAmazonをスマホ検索し、競合の中に自社商品が並んだ状態を見てください。1秒見て埋もれているなら、広告でインプレッションを増やしてもクリック率は上がりません。目立つ競合と自社を見比べ、色・構図・商品の大きさ・アングルの差を書き出すのが、最初の一歩です。

構図でいちばん多い改善余地は「余白の多さ」です。商品が小さいと安っぽく見えます。規約は85%以上ですが、実務では90〜95%まで商品を大きく写すほうがクリック率に効きます。ガジェットやアウトドア用品では、付属品まで並べて「価値の総量」を見せる構図も有効です(この場合も白背景・テキスト不使用は必須)。

メイン画像のリッチ化でクリック率を上げる(規制緩和の使い方)

メイン画像は従来「完全な白背景・商品のみ」が原則でしたが、直近はこの規制がやや弱まり、背景要素やシールを添えたリッチなメイン画像が通るケースが増えています。ここを使うとクリック率が伸びます。

支援先では、単価3,000円程度・レビューもそれほど多くないスイーツ商品で、メイン画像を変えただけで広告アカウント上のクリック率がおおむね2%程度から3%程度へ改善した例があります(出典:LINK自社データ。数値は個別ケースの実感値)。方向性は大きく3つです。

  • 背景にテクスチャや中身を添える:粉ものなら粉、化粧水なら質感が伝わるイラストや写真を背景に置く
  • アテンションシール:ドラッグストアで見るような訴求シールを、商品に貼られている形で載せる
  • 箱と商品のセット:ボトル単体ではなくパッケージ箱と並べる。箱のシール面ならテキスト要素も入れやすい

ただし注意点があります。商品の横幅を超えるシールは削除されやすいので、はみ出さない設計にします。変更直後にシステムの自動巡回で画像が外されることもありますが、すぐ直せるのでトライ&エラー前提で構いません。なお、これはAmazonが公開しているロジックではなく、動画収録・支援時点の傾向です。完全なテキスト載せは依然として難しいので、最新の公式ガイドラインで可否を確認しながら進めてください。

高単価商品は情報を削ぎ落とし、廉価品は価値の総量を見せる

価格帯によって、勝てるメイン画像の方向は逆になります。目安として1万円以上の高単価商品は、情報を削ぎ落として世界観で見せるほうが刺さります。

高価格帯の購入判断は「機能への納得」より「自分にふさわしいかの確信」で決まりやすく、スペックを詰め込むとかえって廉価品に見えてしまうことがあります。カテゴリ上位のプレミアム商品を観察し、訴求を絞り込むのが定石です。ただし世界観だけでは価格の根拠が弱いので、手作業の製造・素材・重厚感といった模倣しにくい事実だけは、少数精鋭で明示して価格を正当化します。逆に数千円台の実用品では、付属品や機能を並べて「これだけ入って得だ」という納得感を作るほうが効きます。

メイン画像はA/Bテストで見極める(2枚制作・SEO低下に注意・判定は1週間)

メイン画像は「良さそう」で差し替えず、できれば2枚は用意してA/Bテストしたいところです。クリック率は広告アカウントでしか取れないため、広告のクリック率を物差しに比較します。

ここで一つ注意があります。メイン画像の変更は、それ自体が検索順位を一時的に下げることがあります。変更にはリスクがある前提で、セール中やその前後といった変数は避けてテストしてください。判定は1週間あれば十分つきます。ブランド登録済みなら、セラーセントラルの「Manage Your Experiments」で2バージョンを同時比較し、統計的に優れた画像を採用する方法もあります。

購入率を上げるサブ画像と動画の作り方(不安解消・コピー・外注相場)

サブ画像と動画は、ページに来た人の不安を一枚ずつ解消して購入率を積み上げる「接客担当」です。スマホでは6枚目までしか表示されないため、闇雲にアングルを並べるのではなく、購買ストーリーとして設計します。

サブ画像は「不安の解消」を6枚で完結させる

購入されない最大の理由は「不安の解消不足」です。「自分に合うのか」「実物の大きさは」「他とどう違うのか」——この疑問を、表示される6枚で順番に解消します。入口で興味を引く → ベネフィットを示す → 権威と比較で信頼を築く → サイズ感で誤解を消す → 使用シーンで自分ごと化する、という流れが基本形です。返品理由の多くは「思ったより小さい/色が違う」なので、サイズ感の可視化は購入率だけでなく低評価レビューの予防にも効きます。7〜8枚目はPC来訪者向けの補足に回すとバランスが取れます。

比較表を載せるなら正確性が命です。根拠のない「No.1」「最高品質」は景表法上のリスクがあり、虚偽の比較は避けてください。商品ページ全体の設計から見直したい方は、※Amazon商品ページの作り方9ステップ完全ガイド【2026年最新版・元Amazon出身者監修】もあわせてどうぞ。

画像コピーは検索キーワードではなく「レビュー分析」から拾う

サブ画像に載せる言葉は、検索キーワードから持ってこないでください。私たちはレビュー分析からカスタマーベネフィットを抽出して、コピーに落とします。

ブランド分析の上位検索語は商品名(タイトル)の最適化には使いますが、画像コピーには応用しません。検索語は「探すときの言葉」であって、「買う決め手になる言葉」とは限らないからです。むしろ効くのは、競合上位商品の低評価レビュー(★1〜★2)を50件ほど読み込み、「思ったより小さい」「説明と実物が違う」「使い方が分かりにくい」といった不満を拾って、自社のサブ画像で先回りして解消することです。競合が応えられていない不満に自社が明確に答える——これが購入率改善の最短ルートになります。

サブ画像枠の動画で購入率と検索順位を伸ばす

サブ画像枠の動画は、本来は購入率の施策として知られますが、実際には検索順位まで大きく上がる施策として機能します。未設定なら最優先で着手する価値があります。

支援先では、動画を実装しただけで月商がおおむね1.2倍程度に伸びた例や、対象キーワードの順位が20位台から10位前半あたりまで上がった例があります(出典:LINK自社データ。数値は個別ケースの実感値)。私たちがコンサルに入るときも、まずサブ画像枠に動画が入っているかを確認します。動画は最初から100点を目指さなくて構いません。60〜70点の品質でも「設定されていること」自体が効くので、まず設定を優先してください。なお、現在はほぼ全ての販売者が動画を設定できますが、ブランド未登録の場合は設定できるASIN数に制限があります。尺は広告(スポンサーブランド動画)へ転用しやすいよう、30〜45秒程度に収めておくと無駄がありません。

サブ画像・動画の外注費用の相場と、安く作る方法

費用感の目安も持っておきましょう。サブ画像一式の外注相場は1枚あたり1万円前後、クオリティが多少落ちるものなら1枚4,000〜5,000円程度のケースもあります。

動画は、既存のサブ画像をAIツールでスライドショーにする、マイクロインフルエンサーのUGC(縦動画)を使う、クラウドソーシングに出す、といった方法でコストを抑えられます。クラウドソーシングなら、素材を渡すスライドショー型でおおむね2〜3万円程度、作り込むもので3〜5万円程度が目安です。LINKでも簡単なものであれば3〜5万円程度で制作しています。制作・外注の進め方をさらに詳しく知りたい方は、※Amazon画像制作とは?売れる構成と制作・外注の進め方【2026年最新版・元Amazon出身者監修】を参考にしてください。

言葉だけでは伝わりにくい支援の中身は、短い動画でも紹介しています。撮影から規約チェック、A+連動まで、制作を含めてLINKに何をどこまで任せられるか、イメージをつかむ参考にしてください。

Amazon・楽天の運用代行サービス紹介|LINK株式会社

※ 具体的な進め方は、後述の無料相談で御社のご状況に合わせてお答えします。

A+コンテンツ連動とデータ検証でCVRを底上げする(効果測定・A/Bテスト)

画像は「作って終わり」ではなく、A+コンテンツと役割分担し、数値で検証して初めて資産になります。Amazonには、商品ページの情報量がリッチであるほど順位が上がりやすいロジックがあり、動画やA+コンテンツの実装はこの点でも効いてきます。

サブ画像とA+コンテンツの役割分担(何をどちらに載せるか)

ブランド登録済みのセラーが使えるA+コンテンツは、説明文エリアをリッチなビジュアルで強化できる機能です。サブ画像とは役割を分けて設計します。

  • サブ画像(スマホ6枚まで):短時間で意思決定を促す。スマホ来訪者の「即決」を作るコンパクトな情報設計
  • A+コンテンツ:検討意欲の高い人向け。ブランドストーリー・詳細比較・使用シーンなど、深い情報を展開する

サブ画像で決めきれなかった人が、A+コンテンツで再検討して購入する——この流れを作ると、購入率の底上げが期待できます。何を置くか迷うなら、競合レビューで拾った疑問点の詳細解説から始めるのが実務的です。A+の作り込みは※Amazon A+コンテンツとは?CVRを高める作成手順とブランド戦略設計の全知見【2026年最新版・元Amazon出身者監修】で詳しく解説しています。

画像を変えられるのは誰か(相乗り出品では編集権限がない)

意外な落とし穴として、相乗り出品(他社が作ったページに乗る形)では、サブ画像やA+コンテンツを編集できません。カタログの編集権限は、ブランド登録や出品者の関係で決まるからです。画像改善を軸に売上を伸ばしたいなら、契約前に「そのページの編集権限が自社にあるか」を必ず確認してください。在庫を集約するだけなら相乗りでも成立しますが、ページ改善が目的なら本体アカウントを扱える構成にしておく必要があります。

効果はビジネスレポートのCVRで検証する

画像改善の効果は、感覚ではなく数値で見ます。セラーセントラルのビジネスレポートで「セッション数」と「ユニットセッション率(=CVR)」を商品単位で確認し、差し替え前後で同じ曜日・同じ週数の期間を比較します。

ブランド分析(Brand Analytics)の検索語レポートを併用すると、どの検索語で来た人の購入率が高い/低いかが分かり、画像のどの訴求が刺さっているかを逆算できます。競合の画像・レビュー・サブ画像の作り込みを定量的に調べるなら、セラースプライトのようなツールが便利です(セラースプライトは割引コード「AI4784」で30%OFFになります)。なお「差し替えると順位が落ちるのでは」という不安については、差し替えそのものが検索順位に直接マイナスになるわけではありません。改善された画像であれば、クリック率・購入率の向上を通じて中長期的にはむしろ順位改善につながります。ブランド分析の使い方は▶の関連記事も参考にしてください。

Amazon商品画像の著作権・薬機法リスクと盗用対策(守りの実務)

攻めの画像設計と同じくらい、著作権と法規制の「守り」も欠かせません。ここを軽視すると、Amazonペナルティにとどまらず、行政指導や法的措置に発展することがあります。

商品画像の著作権は誰にあるか、無断使用のリスクは何か

撮影・制作した商品画像には著作権があり、権利は「撮影した人・制作した会社」に帰属します。自社撮影なら自社(外注時は契約書で帰属先を明確化)、メーカー提供画像は書面での使用許可がなければ無断使用のリスクがあります。他社やメーカーの画像を無断で使うと著作権侵害となり、Amazonへの申告でリスティング停止やアカウント警告の対象になります。キャラクターや有名人の写り込み、商用利用禁止のフリー素材も同様です。転売・代理店販売なら、口頭ではなくメールや契約書で許可を残してください。

薬機法・景表法で画像テキストがNGになる表現

サブ画像やA+コンテンツ内のテキストは、薬機法・景品表示法の規制対象です。違反はリスティング停止に加え、行政指導・措置命令に至る可能性があります。

  • 薬機法NG:「〇〇に効く」「〇〇を治す」「絶対に痩せる」など、医療的効果を示す表現(サプリ・健康食品・医療機器類似品で頻出)
  • 景表法NG:「No.1」「業界最安値」「満足度No.1」など根拠のない優良誤認。「特許取得済」「〇〇大学と共同開発」も事実でなければNG

食品・化粧品・健康食品を扱うなら、景表法・薬機法は当然の前提として押さえます。テキスト入りのサブ画像を作るときは、コピーを法務・専門家がレビューする社内フローを用意しておくと安全です。

自社画像の盗用を見つけたときの報告手順

自社画像が無断転用されていないかは、Googleの逆画像検索で定期チェックできます。盗用を見つけたら、対象のASIN・URLを記録し、自社が著作権者だと示せる資料(撮影データ・制作日時・外注契約書など)を準備して、Amazonの「知的財産侵害の申告」フォームから報告します。ブランド登録済みなら、より迅速に対処できる仕組みも使えます。ブランドを守る観点でも、ブランド登録は早めに済ませておくのが得策です。

Amazon商品画像のメイン画像には、どんなルールがありますか?

メイン画像は純白背景(RGB 255,255,255)・商品が画像の85%以上・テキストやロゴの禁止が主なルールです。サイズは長辺1,000px以上でズームが有効になり、1,600px以上(理想は2,000px)が推奨されます。

違反するとサプレスト(検索非表示)になるリスクがあるため、入稿前に全項目を確認してください。サブ画像は白背景以外も可でテキストも使えますが、スマホでは6枚目までしか表示されない点に注意します。

メイン画像とサブ画像は、それぞれ何に効くのですか?

メイン画像はクリック率と購入率の両方に効き、サブ画像は購入率にだけ効きます。検索結果に並ぶのはメイン画像だけなので、まずクリックを左右し、詳細ページでも第一印象として購入に影響します。

サブ画像はページ来訪後の接客役で、動かせるのは購入率です。クリック率に課題があるのにサブ画像を作り込んでも数字は動かないため、どちらの指標に課題があるかを先に切り分けてください。

商品画像を差し替えると、検索順位は落ちますか?

差し替えそのものが検索順位に直接マイナスになるわけではありません。ただしメイン画像の変更は、変更自体で順位が一時的に下がることがあるため、A/Bテストはセール期間などの変数を避けて行い、判定は1週間ほどを見込みます。

改善された画像であれば、クリック率・購入率の向上を通じて販売速度が上がり、中長期的にはむしろ順位改善につながります。差し替え前後のCVRをビジネスレポートで測定して判断してください。

サブ画像や動画の外注費用は、いくらくらいが相場ですか?

サブ画像一式は1枚あたり1万円前後が相場で、クオリティが多少落ちるものなら1枚4,000〜5,000円程度のケースもあります。動画は、クラウドソーシングでスライドショー型ならおおむね2〜3万円程度、作り込むもので3〜5万円程度が目安です。

AIスライドショーやマイクロインフルエンサーのUGCを使えば、内製リソースをほぼ使わずコストを抑えられます。まずは60〜70点の品質でも設定を優先し、運用しながら磨いていくのが効率的です。

サブ画像に載せるコピーは、検索キーワードから作ってよいですか?

画像コピーは検索キーワードからではなく、レビュー分析から拾うのがおすすめです。検索語は「探すときの言葉」であって、必ずしも「買う決め手」ではないためです。上位検索語は商品名の最適化には使いますが、画像コピーには応用しません。

効果的なのは、競合上位の低評価レビュー(★1〜★2)を読み込み、購入者の不満やギャップを自社のサブ画像で先回りして解消することです。競合が応えられていない点に応えるほど、購入率は上がります。

楽天で使っていた画像を、そのままAmazonに使えますか?

そのままの流用はおすすめできません。「メイン画像」はAmazonの呼び方で、楽天では同じ位置を「サムネイル」と呼び、ルールが違います。楽天のサムネイルは「送料無料」「ポイント10倍」等のテキストや縦長バナーが多く、Amazonの白背景・テキスト禁止・正方形推奨に適合しないことがほとんどです。

ただし商品の切り抜き素材やライフスタイル写真は再活用できます。背景を白に加工しAmazon用にリサイズすれば、制作コストを抑えながら規約に適合した画像に仕上げられます。

Amazonの商品画像には著作権がありますか?無断使用するとどうなりますか?

撮影・制作した商品画像には著作権があり、権利は撮影者・制作会社に帰属します。他社やメーカーの画像を無断使用すると著作権侵害にあたり、Amazonへの申告でリスティング停止やアカウント警告の対象になります。

外注制作では契約書で著作権の帰属先を明確にし、転売・代理店販売ではメーカーから書面で使用許可を取得してください。自社画像の盗用はGoogle逆画像検索で定期チェックし、見つけたらAmazonの知的財産侵害の申告フォームから報告します。

まとめ:Amazon商品画像は「指標で切り分けて」設計する

Amazon商品画像で売上を伸ばす鍵は、「メイン画像はクリック率と購入率の両方に効き、サブ画像は購入率にだけ効く」という役割の違いを起点に、課題のある指標から直す画像を選ぶことです。規約遵守はスタートライン。そのうえで、メイン画像は構図とリッチ化・A/Bテストでクリック率を、サブ画像・動画・A+コンテンツで購入率を積み上げます。

画像コピーは検索語ではなくレビュー分析から拾い、効果はビジネスレポートのユニットセッション率で検証する。さらに著作権と薬機法・景表法の「守り」を固める。ここまでを一貫した設計として回して初めて、画像は売上を生む資産になります。工程が多く自社だけで回し続けるのは負荷が大きいので、優先順位づけに迷ったら専門パートナーの活用が近道です。

Amazon商品画像を売上につなげたい方へ。

「クリックが取れていないのか、購入されていないのか分からない」——そのお悩みに、LINK株式会社が伴走します。

  • メイン画像・サブ画像・動画・A+コンテンツの現状診断と、指標別の改善優先順位づけ
  • 規約適合の確認から、撮影ディレクション・A/Bテスト・効果測定まで一貫支援
  • 元Amazon Japan出身者が在籍。支援企業100社以上・売上平均上昇率420%以上・サービス満足度97%以上の実績

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参照した一次情報・公式情報
  • Amazonセラーセントラル公式ヘルプ(商品画像の要件・スタイルガイド、ビジネスレポート、Manage Your Experiments、知的財産侵害の申告)
  • 厚生労働省・消費者庁(医薬品医療機器等法/景品表示法に関する公表資料)
記事監修
  • 公開日:2026年3月27日 / 最終更新日:2026年7月19日
  • 監修:南雲 宏樹(LINK株式会社 代表取締役 / 元Amazon Japan)
  • 本記事はAmazon公式ヘルプ・公的機関の公表資料、およびLINK株式会社の支援実績(100社以上)データを基に作成しました。

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