Amazon画像制作の規約と、メイン・サブ・A+の3種類を売れる構成に仕上げる方法を、元Amazon出身者が解説します。
「検索結果で競合のメイン画像に見劣りし、クリックされない……」
「商品ページには来るのに、サブ画像を作り込んでも購入につながらない……」
元Amazon JapanでEC支援に携わってきた私、南雲が、Amazon画像制作の規約・売れる構成と、制作を外注すべきかの判断軸まで解説します。Amazonの画像は綺麗さではなく、クリック率と転換率を高める構成で売上が決まります。読み終えるころには、直すべき画像と内製・外注の判断が具体的に見えるはずです。
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- 画像制作を内製すべきか外注すべきか、判断軸を持ちたいマーケ責任者
▶ 関連動画はこちらから:Amazon SEOの即効テクを、元Amazon出身者が動画で解説しています。
Chapter 1: Amazon画像制作の基礎(作る前に押さえる全体像)
Amazon画像制作とは、クリック率と転換率を高めて売上と検索順位を伸ばすために、メイン・サブ・A+の画像を規約に沿って作り込むことです。作業に入る前に、まず3種類の画像がそれぞれ担う役割を押さえると、どこを直せば数字が動くかが見えてきます。
Amazon画像制作とは?メイン・サブ・A+の役割
Amazonの画像は大きく3種類あり、それぞれ担う役割が異なります。
メイン画像は「看板」、サブ画像は「接客」、A+コンテンツ(商品紹介コンテンツ)は「詳細提案」の役割を担います。A+はブランド登録済みセラーが使える無料の公式機能です(出典:Amazonセラーセントラル)。
- メイン画像:検索一覧でクリックを取る「看板」の役割
- サブ画像:使い方やサイズ感を見せ、不安を解消する「接客」の役割
- A+コンテンツ:比較や世界観で購入を後押しする役割
画像が売上を左右する理由(CTR→CVR→検索順位の連鎖)
Amazonの売上は「表示回数 × CTR × CVR × 単価」に分解できます。表示回数は広告だけでなく自然検索も含み、CTRはクリックされる割合、CVRは来た人が買う割合です。このうち画像が動かすのは、CTRとCVRの2つです。
メイン画像でクリックされ(CTR)、サブ画像やA+で買ってもらう(CVR)——この順番で売上が生まれます。買われやすいページでも、クリックされなければ売上はゼロのままです。
どちらでつまずくかは、ビジネスレポートで分かります(出典:Amazonセラーセントラル)。クリックと購入が増えれば、検索順位も上がりやすくなります。
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Chapter 2: 【規約編】Amazonの画像制作ルールと仕様
Amazonの画像制作は、規約を満たさないと検索結果に表示されない、あるいは出品が止まるリスクがあります。まず守らないと土俵に上がれないルールを確認しましょう。
メイン画像の規約(白背景・占有率・文字ロゴ禁止)
メイン画像は、背景を純粋な白(RGB255,255,255)にし、商品のみを写すのが基本ルールです。商品の占有率は85%以上で、原則としてテキストやロゴは入れられません(出典:Amazon公式)。
ただし、このルールは一律ではありません。食品やアパレルは以前から自由度が高めで、化粧品などでは直近で緩和が進んでいます。背景テクスチャやアテンションシールなど、白背景以外の表現が許容されるケースも出てきました。
こうした緩和を活かした具体的な手法は、このあとの設計編で解説します。
サイズ・ファイル形式・枚数の仕様
画像は長辺1,600ピクセル以上が推奨で、ズーム機能には短辺1,000ピクセル以上が必要です(出典:Amazon公式)。サブ画像はメインに加えて最大8枚まで設定でき、合計9枚まで登録できます。ただしスマホで表示されるサブ画像は6枚目までのため、重要な情報は6枚以内にまとめましょう。
ファイル形式やそのほかの要件は、次のとおりです(出典:Amazon公式「商品画像の要件」)。
- 形式はJPEG推奨(PNG・TIFF・GIFも可)、サイズは10MB以下
- 服・シューズ・バッグは長辺1,280ピクセル以上が推奨
- 不鮮明・端がギザギザな画像は使用不可
- ジュエリー以外は、商品全体を画像に収める
やりがちな規約違反とカタログ削除リスク
楽天市場の感覚でメイン画像に「ランキング1位」などのテキストを入れると、Amazonでは規約違反になります。
規約に反した画像は反映されなかったり、商品ページ自体が削除されたりすることがあります(出典:Amazon公式)。ページが削除されると、その商品は購入できなくなり、売れていたはずの売上を失う機会損失につながります。メイン画像への文字やロゴの追加、他社比較の記載は避けましょう。
特に楽天市場からの併売でやりがちな違反は、次のとおりです。
- メイン画像に「ランキング1位」「送料無料」などのテキストを入れる
- 楽天特有の装飾やキャッチコピーをそのまま流用する
- 実物と大きく異なる過度な加工で、返品やクレームを招く
「規約対応に不安がある」「違反リスクを社内で判断できない」という方はLINKにご相談ください。Amazon運用に精通したチームが規約準拠と売れる設計を両立させます。まずは無料相談で現状をお聞かせください。
Chapter 3: 【設計編】売れる画像構成の作り方
規約を満たしたうえで、クリックと購入を生む「構成」を設計します。ここが綺麗な画像と売れる画像の分かれ目です。
メイン画像:検索結果で選ばれる作り方
メイン画像は、検索結果で競合と並んだとき一瞬で目を引く作りが肝心です。ただし、クリックされるかは画像だけで決まりません。タイトル・価格・星評価やレビュー数も同時に見られています。特にレビューが少ない商品ほど、画像で選ばれる比重が大きくなります。
クリックされない画像は、商品が小さく埋もれている、競合と似た構図、解像度が低い、などが原因になりがちです。対策の基本は、自然光や照明で明るく撮り、商品を中心に大きく配置し、実物どおりの色に整えることです。
そのうえで、カテゴリ平均と違うアングルやパッケージ正面の見せ方で差をつけます。背景除去は無料ツールでも可能です。ただし透明なガラスやファーなど輪郭が複雑な商品はきれいに切り抜きにくく、プロに任せる選択肢もあります。
メイン画像のリッチ化で差別化する
規約編で触れたとおり、メイン画像の表現は直近で緩和が進んでいます。この余地を活かすと、競合と差をつけられます。現場で効果が出ている代表的な手法が、次の3つです。
- 背景テクスチャ:化粧水なら水、パウダーなら粉など、商品を表現する質感を背景に添えて世界観を伝える
- アテンションシール:パッケージに実際に貼られた訴求シールを写す(商品の横幅を超えないこと)
- 箱とセット:ボトル単体でなく箱や同梱物も一緒に写し、情報量を増やす
いずれもクリックや購入の後押しになります。ただし白背景以外を抑制するカテゴリもあります。まず自社カテゴリの上位商品で非白背景が通っているかを確かめてから試すと安全です。
サブ画像:不安を解消しクロージングする構成
サブ画像は、「本当に自分に合うか」という購入前の不安を1枚ずつ解消する接客の役割です。
基本は1画像1メッセージです。情報を詰め込みすぎると、スマホでは要点が伝わりません。不安を解く順に並べると効果的で、よくある構成は次のとおりです。
- 2枚目:最も強いベネフィット(この商品で得られる結果を1枚で)
- 3枚目:使い方や主な機能(どう使うか、何ができるか)
- 4枚目:サイズ感・スペック(手や日用品と並べて直感的に)
- 5枚目:他社との違い(自社ならではの差別化ポイント)
- 6枚目:利用シーンや信頼材料(使う場面、実績や保証)
購入の判断は、スマホで最初に見える2〜3枚目までで大きく傾きます。いちばん伝えたい価値を前半に置き、後半で細部を補うと、離脱を防げます。
動画はCVRとSEOの両方に効く
動画は、静止画では伝わらない情報を補って購入を後押しします。さらに直近では、動画を実装しただけで検索順位が上がる事例が増えています。情報が豊富な商品ページをAmazonが評価しやすいためです。
SEOでは実装そのものが効くため、作り込みは後回しでかまいません。まずは既存のサブ画像をCanvaでスライドショーにして、1本用意しましょう。
尺は45秒以内(目安30〜44秒)がおすすめです。スポンサーブランド動画広告が6〜45秒までのため、この範囲なら商品ページの動画をそのまま広告に流用できます(出典:Amazon Ads公式)。長すぎると完視聴されずCVRも落ちます。
動画を設定できる場所は次の4つです。
- サブ画像(商品ページ)
- スポンサーブランド動画広告
- ブランドストア
- プレミアムA+
A+コンテンツ:比較とブランドで購入を後押しする
A+コンテンツ(商品紹介コンテンツ)は、ブランド登録済みセラーが使える無料の公式機能です。
標準のA+では、画像・比較表・リッチテキストを商品ページ下部に追加できます(出典:Amazonセラーセントラル)。比較表で自社の複数モデルを並べると、違いが一目でわかり、上位モデルも選ばれやすくなります。ブランドストーリーは信頼を高め、購入を後押しします。
上位版のプレミアムA+では、動画・画像カルーセル・改良された比較表などを使え、差別化とCVRの底上げに効きます。利用にはブランド登録に加え、ブランドストーリーの公開と承認済みA+コンテンツの実績が主な条件です。現在はプロモーションとして無料で提供され、条件が緩和される場合もあります(出典:Amazonセラーセントラル)。
スマホ起点の設計(実機確認・文字サイズ)
Amazonはスマホからの購買が中心のため、画像は必ずスマホ実機で最終確認しましょう。
PCで作った文字は、スマホの小さな画面では潰れて読めないことがあります。文字は大きめにし、高年齢層向けの商品ならさらに大きくしましょう。
「売れる構成を自社で設計しきれない」という方は、外部の専門パートナーにお任せください。設計から制作、公開後の改善まで一気通貫で進められます。まずは無料相談で売上を伸ばす戦略を考えましょう!
Chapter 4: 【外注編】制作会社の選び方と内製の判断軸
画像制作には内製・クラウドソーシング・EC専門会社の3つの選択肢があり、目的によって選び方が変わります。LINKも100社以上の支援を通じて、外注の判断を数多く見てきました。
内製・クラウドソーシング・EC専門会社の違い
3つの選択肢は「対応範囲」と「CVR設計の深さ」で性格が分かれます。
| 制作体制 | コスト感 | Amazon規約対応 | CVR・売上設計 | 公開後の改善 |
|---|---|---|---|---|
| 内製 | 人件費のみで抑えやすい | 自社で習熟が必要 | 担当者の経験に依存 | 自社で継続しやすい |
| クラウドソーシング | 1件あたりは安め | 個人のスキルに左右される | デザイン寄り〜設計対応まで幅がある | 継続できるかは相手次第 |
| EC専門会社 | 相対的に高め | 規約準拠を前提に対応 | 売上起点で設計 | 分析まで一貫して継続 |
選ぶ軸は、規約対応からCVR設計・改善までを一貫して任せられるかどうかです。単発ならクラウドソーシング、知見があれば内製、成果まで任せたいならEC専門会社が向きます。
内製は自由度が高い反面、落とし穴もあります。規約変更の追従や設計の学習に工数がかかり、担当者が替わると品質がぶれます。化粧品や健康食品では、効果・効能の表現が薬機法(医薬品などの広告規制)や景品表示法に触れることもあります。判断が難しければ、外注が安全です。
契約前に検証できる確認事項
外注先の見極めは、契約前に確認できる項目で判断しましょう。
契約前に確認できる判断材料は、次の3点です。実績の量よりも、自社と同規模・同商材での経験と成果を重視すると、ミスマッチを避けやすくなります。
- Amazon画像の制作・改善実績を、数値とあわせて開示してもらう
- メイン画像でCTR、サブ画像・A+でCVRをどう設計するかを質問する
- 画像規約の変更への対応体制があるかを確認する
LINKは元Amazon出身者とPM・実行担当の最低3名体制で、規約準拠と売れる設計を両立させます。「外注先の選び方に迷う」という方は、まずは無料相談で貴社の状況をお聞かせください。
Amazon画像制作は?FAQ
Amazon画像制作で悩んでいる方から、よくいただく質問をまとめました。
- Amazon画像制作は自分でできますか?
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背景除去やサイズ調整は、無料ツールでも対応できます。ただし、売れる構成の設計や公開後の改善は経験値が要る領域です。目的が単発の制作なら内製、成果と運用まで求めるなら外注、と切り分けて判断しましょう。
- Amazonのメイン画像の規約はどうなっていますか?
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メイン画像は、背景を純白(RGB255,255,255)にし、商品のみを写すのが基本です(出典:Amazon公式)。ただし化粧品などでは、背景テクスチャやアテンションシールが許容される例も増えています。導入前に、自社カテゴリの上位商品で通っているか確かめると安全です。
- Amazonのサブ画像は何枚まで設定できますか?
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サブ画像はメイン画像に加えて最大8枚、合計9枚まで設定できます(出典:Amazon公式)。ただしスマホで表示されるのは6枚目までのため、重要な情報は前半6枚に集約するのがおすすめです。動画を1本入れる場合は、その枠を1つ使います。
- Amazon画像制作を外注する費用の相場は?
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費用は発注先の種類と設計範囲によって幅があります。制作だけか、CVR設計・改善運用まで含めるかで大きく変わります。依頼範囲を揃えて複数社の見積もりを比較しましょう。
- A+コンテンツは画像制作に含まれますか?
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A+コンテンツは、ブランド登録済みセラーが使える無料の公式機能です。メイン・サブ画像とは別枠ですが、CVR設計上はセットで考えるのが基本です。比較表やリッチな画像でCVR向上に寄与します(出典:Amazonセラーセントラル)。
- スマホ表示に最適な画像はどう作りますか?
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スマホ実機での最終確認が基本です。文字は大きめにして、小さな画面でも潰れず読めるかを確かめましょう。
- 画像を改善すると検索順位は上がりますか?
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画像は直接の順位要因ではありません。ただしCTRとCVRが上がると販売速度が増し、検索順位の向上につながります。画像改善はCVR施策であり、同時にSEO施策でもあります。
- Amazonの商品ページに動画は載せられますか?
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はい、掲載できます(出典:Amazonセラーセントラル)。動画はCVRを高めるだけでなく、実装するだけで検索順位が上がる事例も増えています。まずは、広告にも転用できる45秒以内の短い動画から設定するのがおすすめです。
まとめ:Amazon画像制作で売上を伸ばす
元Amazon JapanでEC支援に携わってきた私、南雲が、Amazon画像制作の要点を整理しました。規約を満たし、役割ごとに作り込み、内製か外注かを判断する。この順で進めれば、画像は綺麗さではなく売上を伸ばす資産になります。
メイン画像で選ばれ、サブ画像で不安を解消し、A+コンテンツで購入を後押しする。CTRとCVRが上がれば、Amazonの検索順位も上がり始めます。まず自社の画像を役割ごとに見返し、直すべき1枚を特定するところから始めましょう。
「どの画像から直すべきか」「内製と外注のどちらが自社に合うか」を数値で知りたい方は、LINKにご相談ください。まずは無料相談で、貴社のCVR改善余地を診断させてください。
- 記事監修
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- 公開日:2026年7月6日 / 最終更新日:2026年7月6日
- 監修:南雲 宏樹(LINK株式会社 代表取締役 / 元Amazon Japan)
- 本記事は、Amazon公式ヘルプおよびLINK株式会社の支援実績(100社以上)データを基に作成しました。
- 参照ソース
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- Amazon公式「商品画像の要件」/Amazonセラーセントラル
- LINK株式会社 支援実績データ(100社以上)
