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Amazon A10とは?評価要素と法人の対策5原則【2026年最新版・元Amazon出身者監修】

2026 8/03
2026年8月3日

Amazon A10は非公式の検索アルゴリズム名。順位を落とすNG操作3つと対策5原則を元Amazon出身者が解説。

「A10対策の記事を読み比べても、どれが本当か判断できない……」
「運用は変えていないのに、主力商品の順位だけが落ちた……」

元Amazon JapanでEC支援に携わってきた私、南雲が、Amazon A10の評価要素と法人が取るべき対策5原則を解説します。結論から書くと、A10はAmazonが公式に発表した名称ではありません。A10という名前を追うより、公式に確認できることと推測を切り分けるほうが実務は前に進みます。本記事は、順位が落ちた原因の見当をつけ、次の一手を決めるための実務ガイドです。

※施策の手順を確認したい方はAmazon SEO対策ガイドもご覧ください。

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この記事はこんな方におすすめ
  • A10という言葉を目にして、自社の運用が古いのではと不安になったEC担当者・マーケ責任者
  • 主力商品の検索順位が落ちた原因を、社内で切り分けられずにいる方
  • 自社ブランド商品をAmazonで伸ばしたい、月商500万〜5,000万円規模の事業者
目次

Chapter 1: Amazon A10とは何か

Amazon A10とは、Amazon内の検索順位を決める仕組みを指す業界の通称で、Amazon公式が発表した名称ではありません。この前提を先に置くと、読むべき情報と捨ててよい情報の線引きができます。順位が落ちた原因を探すとき、確度の低い情報に時間を使わずに済みます。

A10はAmazon公式が発表した名称ではない

Amazonは、検索順位を決めるアルゴリズムの内部仕様を公表していません。

Amazonが出品者向けに公開しているのは、検索キーワードの設定方法などのガイドラインです。評価要素の一覧や重み付けを示した公式資料は確認できません。「A10」という呼び名も、Amazonが定めたものではなく業界で使われている通称です。移行時期を示す公式発表もないため、いつからA10になったのかも特定できません。

A9からA10への変化として語られていること

A9という呼び名は、Amazonの子会社だったA9.com, Inc.の社名に由来するとされています。

A9.comは2003年10月にパロアルトへ拠点を開設しました。検索技術の研究・開発を担った子会社です(出典:Amazon プレスリリース / 2005年)。ここから、Amazon内の検索の仕組みを指してA9と呼ぶ慣習が広まりました。A10はその後継として語られていますが、Amazonがそう発表した事実は確認できません。

Chapter 2: 【事実整理編】公式に確認できることと推測の域にあること

A10という名前を外すと、Amazonが公表している情報だけでも打ち手の土台は組めます。公式に確認できる情報と、業界で語られている推測を分けて扱うことが、遠回りに見えていちばん速い方法です。

公式に確認できること1:商品登録の「検索キーワード」欄

Amazonが公式に仕様を示しているのが、商品登録画面にある「検索キーワード」欄です。

セラーセントラルの在庫管理から商品を開き、「キーワード」タブの中にある入力欄を指します。購入者には表示されず、商品名やバレットポイントに入れきれなかった語をここで補う場所です。バックエンドキーワードとも呼ばれます。

広告のキーワード設定とは別物です。広告はスポンサープロダクトなどの入札対象を決める設定で、こちらはカタログ側、つまり商品情報そのものの設定にあたります。手順と制限はヘルプ「効果的に検索キーワードを使用する」に記載があります。

ここで実務上効いてくるのが、入力欄に組み込まれたバイトカウンターです。日本語はマルチバイト文字にあたるため、上限は文字数ではなくバイト数で計算されます。上限に達した時点で入力が止まる仕様です(出典:Amazonセラーセントラル ヘルプ)。

つまりひらがな・漢字は半角英数より早く上限に達します。語を詰め込む前に、優先順位を決めておく必要があるということです。ここは推測の入る余地がなく、公式の記載どおりに整えられる領域です。

公式に確認できること2:Amazonが論文で公開した「COSMO」

Amazonは購買意図を読み解く仕組みCOSMOを、学術会議で論文として公開しています。

発表の場は、データ管理分野の国際会議ACM SIGMOD 2024です。Amazonの研究部門Amazon Scienceも、公式ブログで同じ内容を説明しています。企業が社内システムの設計を論文の形で外部に出すのは異例で、だからこそA10の議論より確度が高い情報として扱えます。

COSMOがやっているのは、商品と「人間の状況」を線でつなぐことです。この線のつながりを知識グラフと呼びます。「滑りにくい靴」と「妊婦」を〈対象となる人〉という線で結ぶ、といった形です。

論文が挙げる例が分かりやすいので引きます。「妊婦向けの靴」と検索した人に、滑りにくい靴を返す。商品ページに「妊婦」の一語もなくても成立します。キーワードの一致ではなく、妊婦は転倒を避けたいはずだという推論で結んでいるからです。

論文が示す数値は3つです。ホーム&キッチンや服、スポーツ&アウトドアといった主要18カテゴリーに展開したこと。人手で正誤を付けた約30,000件の指示だけで構築したこと。検索の関連性を測る指標で最大60%の改善が出たことです(出典:Amazon Science / 2024年)。

導入先として論文が挙げているのは、検索ナビゲーションなどの検索機能です。

ただし、COSMOが順位決定の全体像を置き換えたという記載はありません。公開されているのは仕組みの一部であり、評価の重み付けは公表されていません。出品者にとっての示唆は明快です。キーワードの一致だけでなく、商品が「誰の・どんな場面の役に立つのか」まで伝わる情報設計が要ります。

推測の域にあること:外部流入・FBA・レビューの影響

A10の話題で語られる要素の大半は、公式に裏づけを取れません。

外部流入が順位を押し上げる、FBA出品が有利になる、レビュー件数や価格が順位に直結する。こうした主張は解説記事で広く共有されていますが、Amazonが評価要素として公表したものではありません。否定する材料もないため、可能性として扱うのが妥当です。

ただし、無視してよいという意味ではありません。配送の速さもレビューの内容も価格の妥当性も、購入率には確実に影響します。順位への直接効果ではなく、購入率を通じた効果として設計すると、自社で検証できる形になります。

判断の基準はシンプルです。出典名と年が書ける情報は前提として固定し、「〜とされる」で語られる情報は仮説として自社で検証する。この2つを混ぜないことに尽きます。

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Chapter 3: 【リスク編】A10対策より先にやめるべき3つの操作

順位を上げる施策より先に、順位を戻しにくくする操作を止めるほうが効きます。以下の3つは、Amazonの公式発表ではなく、監修者が現場で確認してきた事象です。影響の大きい順に並べています。

やめるべき1:在庫切れを起こす

在庫切れは、順位への打撃が最も大きい操作です。

顧客が買いに来たのに買えない。これはAmazonにとって最も避けたい体験です。だから在庫切れには強い抑止がかかります。

打撃が二重になる点が厄介です。販売実績が一定期間ゼロになるマイナスと、在庫切れそのものへのマイナスが同時にかかります。一度切らすと順位を元に戻すのは実質困難というレベルまで落ちる、という事例が確認されています。

レビューが溜まっていない初期段階の商品なら、順位の回復を待つよりページを作り直したほうが早い。そう判断されるケースすらあります。それだけ回復が見込みにくいということです。

対策は2つあります。1つは在庫の持ち方で、直近の販売ペースで2ヶ月分を常備し、残り1ヶ月を切った時点で追加発注をかける形です。

もう1つが同一ASINに複数SKUを登録しておく方法です。主SKUが切れた瞬間に別SKUがカートを引き継ぐため、在庫切れの判定そのものを回避できます。配送が遅い分CVRは落ちますが、在庫切れの打撃を受けるよりはるかに軽く済みます。

▶ Amazonカート取得率を上げる9つの条件

やめるべき2:カテゴリー登録を変更する

カテゴリー変更は、下落の幅ではなく戻らないことが問題になる操作です。

影響が出るのはそのカテゴリー名にあたるキーワードです。化粧水なら「化粧水」で落ちます。他のキーワードは無事なまま、そこだけが沈みます。

深刻なのはここからです。カテゴリーを変更した結果、狙っていたキーワードが検索対象から外れたまま戻らなくなった事例が確認されています。順位が下がったのではなく、いくら検索しても出てこない状態です。

しかもこのケースでは、テクニカルサポートに問い合わせても検索から外れたままでした。カテゴリー名にあたる語は、たいてい検索ボリュームが最も大きい狙うべきキーワードです。そこが消えたまま自力で戻せない状態は、実質的な回復不能を意味します。

ベストセラーを狙ってカテゴリーをずらす手法は今も語られますが、この非対称なリスクを踏まえると割に合いません。化粧水は化粧水のカテゴリーへ。適切な登録が原則です。

やめるべき3:商品名を大幅・頻繁に変更する

商品名は、前の2つと違って戻ります。判断すべきは「戻るまでの落ち込みを許容できるか」です。

大幅に書き換えた場合の目安は明確です。月商100万円の商品なら、直後の1ヶ月は70万〜80万円台まで落ちます。狙っている大きな語で1位から2〜3位へ下がり、1ヶ月かけて徐々に戻る動きです。

一方、末尾に語句を足す程度なら順位への悪影響はほぼ出ません。母の日やお中元のように需要期の1ヶ月前から末尾に季節語を足すのは、この性質を使った運用です。

判断の分かれ目は商品の規模です。月商50万円以下なら、一時的な落ち込みより中長期のSEO改善が上回るため変更する価値があります。主力商品なら、需要のピークを外して着手するのが現実的です。

3つの影響度と回復の見込み

3つを並べると、警戒すべき順序がはっきりします。

触った箇所落ちるキーワードの範囲確認できた最悪の結果自力で戻せるか
在庫を切らした全キーワードが同時に落ちるページを作り直す判断に至る実質困難
カテゴリーを変更したカテゴリー名の語だけ落ちる検索対象から外れたまま戻らないサポート経由でも戻らない例あり
商品名を大幅変更した狙っている語が落ちる1ヶ月間、売上が2〜3割減る1ヶ月ほどで戻る

順位が落ちたら、この順に確認してください。まず在庫管理画面で、在庫が切れていないかを見ます。

在庫が無事なら、次はカタログの変更履歴です。落ちた語がカテゴリー名と一致するならカテゴリー変更、商品名に含めていた語なら商品名の変更が疑わしくなります。どこも触っていなければ、ビジネスレポートでセッションと注文数を並べ、CVRの低下を見ます。

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Chapter 4: 【実行編】順位を動かす対策5原則

戻せない操作を止めたら、次は打ち手の順番を決めます。効果が確認しやすいものから着手するのが、限られた人数で回すときの原則です。以下の順で進めると、検証の結果が次の判断につながります。

原則1:商品ページをリッチ化してCVRを上げる

最初に着手すべきは、商品ページの情報量を増やす施策です。

サブ画像枠へ動画を設定しただけで順位が動いた例があります。20位から25位あたりだった複数のキーワードが、10位前半まで上がりました。健康食品では、月商60万〜70万円台だった商品が100万円台で安定したという実例も確認しています。

ここで大事なのは着手の順序です。動画は最初から完成度を求めず、設定してある状態を先につくりましょう。

メイン画像も同様です。単価3,000円台のスイーツでは、メイン画像の差し替えだけでCVRが2%台から3%台へ動いた例があります。セッション数が同じなら、売上は1.5倍になる計算です。

▶ Amazon商品画像の完全ガイド

原則2:公式ツールでキーワードと需要を確認する

キーワードの選定は、推測ではなくAmazonの公式データで決めましょう。

ブランド登録を済ませた出品者・ベンダーは、ブランド分析を無料で使えます。なかでも商品名を直すときの起点になるのが「上位の検索用語」です。

ここで見るのが検索頻度ランクです。そのカテゴリー内で何番目に検索されている語かを示します。監修者の目安では、3桁台なら超ビッグワード、4桁台でビッグワード、5桁台でミドルキーワードという感覚です。

実務上は5桁台までの語を商品名に入れたいというのが基準になります。ここを外すと、誰も検索していない語で商品名を埋めることになります。

あわせてクリック数のシェア率とコンバージョンのシェア率も出ます。検索数は多いのに購入が特定の1社へ集中している語は、参入しても取り切れません。広告費を投じる前にここで外せます。

▶ Amazonブランド分析とは?5つの機能と売上を伸ばす活用法

▶ Amazon SEOツールおすすめ3選と比較

原則3:外部流入は計測できる形で設計する

外部流入に取り組むなら、計測をセットにしてから始めましょう。

Amazonアトリビューションは、SNSや自社サイトからAmazonへ送客した成果を計測できる公式ツールです。ブランド登録済みの大口出品者・ベンダーが利用対象です。計測タグを付けずに送客すると、その流入がいくらの売上になったのかを切り出せません。売上全体の増減はビジネスレポートで見えますが、どの施策が効いたのかは分からないままです。

アトリビューションはAmazon広告の一機能で、管理も広告コンソールから行います。そのAmazon Adsが公開する「完全ガイド」が提供国として挙げるのは7か国です。米国・カナダ・英国・ドイツ・フランス・イタリア・スペインが該当します(出典:Amazon Ads)。日本語のヘルプページは別途あるため、自社が使えるかは広告コンソールで確認してください。

ブランド紹介ボーナスは、Amazon外の集客で発生した売上の平均10%相当をクレジットで付与する制度です。対象売上はアトリビューションで測定します。還元率はカテゴリーによって異なります。Amazon Adsの案内では、対象を米国の出品者でブランドの所有者と記載しています(出典:Amazon Ads)。

ただし対象となるストアや参加条件は時期によって変わります。自社が対象かどうかは、セラーセントラルのプログラム管理から現在の登録状況を確認してください。解説記事の記述だけで判断すると、使える制度を見落とすことがあります。

原則4:広告は順位の押し上げと流出防止に使う

広告は、順位そのものを買う手段ではなく販売実績を積む手段です。

入札を上げ続けてもページのCVRが低いままなら、費用だけが積み上がります。LINKの支援現場で先に勧めるのは、自社商品同士に商品ターゲティングを出す設定です。自社ASINへ自社の広告を出すと、競合への流出を抑えながらクリック単価を低く保てます。

▶ Amazon集客で売上を伸ばす9つの施策

原則5:商品1個あたりの利益で打ち手を選ぶ

順位が戻っても、利益が残らなければ運用は続きません。

販売手数料・配送手数料・広告費・返品を差し引いたあとに、商品1個あたりでいくら残るのか。この単位で損益を見る考え方をユニットエコノミクスと呼びます。順位とCVRと利益を同じ表で並べると、投資すべき商品が絞り込めます。順位だけを目標にすると、利益の薄い商品に広告費を寄せる判断が起きます。

▶ Amazon商品ページの作り方9ステップ完全ガイド

「5原則を回す人手が社内にない」という方はLINKにお任せください。商品ページのリッチ化から広告設計・利益管理まで、EC運営を丸ごとご支援します。まずは無料相談で売上を伸ばす戦略を考えましょう!

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Chapter 5: 【選定編】Amazon SEOを外部に任せるときの見極め5軸

支援会社を選ぶときは、契約前に検証できる軸だけで判断するのが原則です。運用が始まってからでないと分からない項目を基準にすると、見極めになりません。以下の5軸は、面談と提案書の段階で確かめられます。

契約前に確かめられる5つの軸

提案を受ける場で、次の5点を質問してみてください。

  • 公式情報と推測を分けて説明できるか。A10を確定した仕組みとして語る提案は、出典の扱いが粗い可能性があります
  • 順位以外の指標を提示するか。商品1個あたりの利益まで見る設計になっているかを確認します
  • 同規模・同カテゴリーの支援経験を開示できるか。実績の総数より、自社に近い条件での経験を尋ねます
  • 止めるべき操作から確認するか。施策を足す前に「在庫を切らしていないか」「カテゴリーと商品名を触っていないか」の3点を先に見る提案かどうか
  • 何名でどう分担するか答えられるか。営業担当がそのまま運用するのか、責任者と実務担当が別につくのか。人数と役割を契約前に書面で確認します

「アルゴリズム対策」を掲げる提案の読み方

アルゴリズム対策という言葉だけでは、中身を判断できません。

Amazonが仕様を公表していない以上、対策の実体は4つのどれかに落ちます。商品ページの改善・キーワード設計・在庫と価格の運用・広告設計です。提案書のどこにその具体が書かれているかを確認しましょう。

順位そのものを保証する提案にも注意が必要です。Amazonが仕様を公表していない以上、順位を約束できる根拠は存在しません。特定のアルゴリズムに最適化すると説明されたときは、その根拠となる出典を尋ねましょう。

▶ Amazonコンサルの選び方・費用相場

LINKは、パートナー・PM・実行者の最低3名体制で支援にあたります。売上平均上昇率は420%以上、売上向上実績は100社以上です(※お客様実績に基づく参考値)。まずは無料相談で売上を伸ばす戦略を考えましょう!

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Amazon A10の疑問は?FAQ

Amazon A10について、EC事業者の方からよくいただく質問をまとめました。

Amazon A10はいつから始まったのですか?

開始時期は特定できません。Amazonは検索アルゴリズムの仕様も名称も公表していません。A9からA10へ移行したという公式発表も確認できません。解説記事のなかには具体的な年を挙げているものもありますが、一次資料は示されていません。

Amazon A9とは何ですか?

もとはAmazonの子会社A9.com, Inc.の社名です。A9.comは2003年10月にパロアルトへ拠点を開設しました。検索技術の研究・開発を担った子会社です(出典:Amazon プレスリリース / 2005年)。この社名から、Amazon内の検索の仕組みをA9と呼ぶ慣習が広まったとされています。

外部流入を増やせばAmazonの検索順位は上がりますか?

順位が上がると断定できる公式の根拠はありません。外部流入が評価される、という見方は業界で広く共有されていますが、Amazonが評価要素として公表したものではありません。取り組むなら、Amazonアトリビューションで計測できる形にしてから、成果が出ているかを確認しましょう。

検索順位が急に下がったとき、最初に確認すべきことは何ですか?

在庫管理画面で、在庫を切らしていないかを確認してください。在庫が無事ならカタログの変更履歴を見ます。落ちた語がカテゴリー名と一致するならカテゴリー変更、商品名に入れていた語なら商品名の変更が疑わしくなります。どこも触っていなければ、ビジネスレポートでセッションと注文数を並べてCVRを見ます。

FBAを使うとAmazonの検索順位は有利になりますか?

順位が有利になると裏づける公式の根拠はありません。FBAが順位に効くという説明は解説記事で広く共有されていますが、Amazonが評価要素として公表したものではありません。一方で配送の速さは購入率に影響します。順位への直接効果ではなく、購入率を通じた効果として捉えるのが実務的です。

A10とCOSMO・Rufusはどう関係しているのですか?

A10は業界の通称、COSMOはAmazonが論文で公開した仕組みで、性質が異なります。COSMOは購買意図を推論する知識グラフで、検索ナビゲーションなどに導入されたと論文に記されています。Rufusは購入者向けの生成AIアシスタントです。2026年5月13日に米国で「Alexa for Shopping」へ名称が変わりました。三者の技術的な接続関係は公表されていません。

まとめ:Amazon A10と向き合う順序

Amazon A10は、Amazonが公式に発表した名称ではありません。名前の真偽を追うより、手を動かす順序を決めるほうが効きます。「戻せない操作を止める → CVRを上げる → 外部流入を計測する」の順です。

公式に確認できることは限られており、そのなかで打ち手を組み立てる必要があります。在庫切れ・カテゴリー変更・商品名の大幅変更を止めたうえで、商品ページのリッチ化から着手しましょう。外部流入と広告は、計測できる形にしてから広げる順番が安全です。

ただし、日々の受発注や在庫対応を回しながら、検証まで社内で完結させるのは負荷の高い仕事です。原因の切り分けと改善の実行を外部と組むことは、利益を早く取り戻す選択肢になります。

まずは以下の無料相談よりご連絡ください。100社以上の売上向上実績と元Amazon人材の知見があります。貴社の順位下落の切り分けと改善設計をご提案します(※お客様実績に基づく参考値)。

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記事監修
  • 公開日:2026年8月3日 / 最終更新日:2026年8月3日
  • 監修:南雲 宏樹(LINK株式会社 代表取締役 / 元Amazon Japan)
  • 本記事はAmazon公式資料およびLINK株式会社の支援実績データを基に作成しました。
参照ソース
  • Amazon Science「Building commonsense knowledge graphs to aid product recommendation」(2024年)
  • COSMO: A large-scale e-commerce common sense knowledge generation and serving system at Amazon(SIGMOD 2024)
  • Amazon プレスリリース「A9.com Yellow Pages」(2005年)
  • Amazon Ads「Amazonアトリビューションの完全ガイド」(提供国・利用資格)
  • Amazon Ads「Amazonアトリビューションレポートでブランド紹介ボーナスを確認(ベータ)」(2022年)
  • Amazonブランド分析「上位の検索用語」
  • Amazonセラーセントラルヘルプ「効果的に検索キーワードを使用する」
  • YouTube「Amazonマーケティングの教科書」南雲宏樹 解説動画
  • LINK株式会社 支援実績データ
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