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Amazonの商品のハイライトとは?75文字制限で商品名から何を移すか【2026年最新版・元Amazon出身者監修】

2026 7/20
2026年7月20日 2026年7月20日

Amazonが2026年7月27日に新設した「商品のハイライト」(最大125文字)の仕様と書き方を、75文字に短縮される商品名との書き分けまで解説。半角カンマ区切りで5つの特徴を入れる書き方、商品名に残すキーワードの判断基準、順位を落とさない移行手順まで、支援100社以上の現場基準でまとめました。

「商品名が75文字になると聞いたが、新しくできた『商品のハイライト』に何を書けばいいのか分からない……」
「今の商品名を削ったら、せっかく上がってきた検索順位が落ちるのではないか……」

元Amazon JapanでEC支援に携わってきた立場から、Amazonに新設された「商品のハイライト」の仕様と書き方を解説します。商品のハイライトは、2026年7月27日から商品名の下に表示されるようになった最大125文字のテキスト欄で、記載した内容は検索対象に含まれます。同じ日から商品名はスペース込み75文字以下に制限されるため、これまで商品名に詰め込んでいた情報の受け皿がハイライトになります。本記事は、ハイライトの入力形式から125文字の書き方、商品名に残すキーワードの決め方まで、支援100社以上の現場基準で整理した実践ガイドです。読み終えるころには、自社のどの商品から、何をどちらに書くべきかが判断できるはずです。

主力ASINだけでも、順位を落とさずに75文字へ移行したい方へ。

LINK株式会社では、ブランド分析の検索データをもとに「商品名に残すキーワード」と「ハイライトへ移す情報」を切り分け、書き換えから移行後の順位モニタリングまで一貫してご支援します。

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この記事のまとめ

  • 商品のハイライトは、商品名の下に表示される最大125文字のテキスト欄。記載内容は検索対象に含まれます。
  • 入力は半角カンマ区切りが推奨で、比較の決め手になる特徴を5つ程度並べる形が基本です。
  • 2026年7月27日以降、商品名はスペース込み75文字以下(メディアカテゴリーを除く)。超過分は順次AIの推奨内容へ書き換わり、個別の通知は届きません。
  • 商品名に残すキーワードは、ブランド分析の「上位の検索用語」の検索頻度ランクで機械的に決められます。
  • ハイライトへ正しく移せていれば、SEOへの影響はありません。怖いのは、狙っていたキーワードが消えたことに気づかないまま流入が落ちることです。
目次

Amazonの「商品のハイライト」とは?商品名の下に表示される最大125文字の入力欄

商品のハイライトは、Amazonが2026年7月27日に導入した、最大125文字のテキスト入力欄です。検索結果と商品詳細ページで商品名のすぐ下に表示され、記載した内容は検索対象に含まれます(出典:Amazonセラーセントラル公式アナウンス)。同じタイミングで商品名がスペース込み75文字以下に制限されるため、商品名から溢れた情報を受け止める枠として用意されたものだと理解してください。

2026年6月より、在庫→全在庫の管理→出品情報の編集にて編集可能になっております。

検索結果と商品ページで「商品名+ハイライト」の二段構成になる

買い物客から見た商品の見え方は、これまでの一行の長い商品名から、タイトル(商品名)とサブタイトル(ハイライト)の二段構成に変わります。

上段の商品名で「これは何の商品か」を特定させ、下段のハイライトで「自分に合う商品か」を判断してもらう、という役割分担です。検索結果に並んだ複数の商品を見比べている最中の買い物客が読む位置にあるため、ここに何を置くかで比較の勝ち負けが変わります。従来のように商品名の後半に情報を詰め込んでも、スマートフォンでは途中で切れて読まれていませんでした。二段構成は、その読まれていなかった情報に表示場所を与える変更でもあります。

文字数は最大125文字。商品名の75文字とは別枠で使える

ハイライトは商品名とは別枠のフィールドなので、75文字と125文字を合わせて合計200文字を使えます。

ここを取り違えている出品者が少なくありません。今回の変更は「商品名が200文字から75文字に減らされる」のではなく、「200文字分の情報を、役割の違う2つの枠に置き直す」ものです。情報量そのものが失われるわけではないので、まずは削るのではなく、置き場所を決め直す作業だと捉えてください。この前提が変わると、次章以降の判断がすべてずれます。

ハイライトに書いた内容も検索対象になる(空欄のまま放置しない)

Amazonは公式アナウンスで、商品のハイライトに記載された内容も検索対象に含まれると明示しています。

つまり、商品名から外したキーワードが検索の対象から完全に消えるわけではありません。私たちが支援先に説明しているのも、商品名からハイライトへ正しく移し替えられていれば、SEOへの影響は基本的にないという見立てです。ハイライト自体のSEO効果も小さくないため、削ること自体を過度に恐れる必要はありません。恐れるべきは、移し替えたつもりで実は落ちているキーワードがあることで、これは後述の移行手順で潰します。

逆に、ハイライトを空欄のまま放置するのは機会損失です。Amazonには以前から、商品ページの情報が豊富であるほど検索順位が上がりやすいという傾向があり、近年その傾向はさらに強まっているように感じます。これはAmazonが公開しているロジックではなく、私たちが支援現場で商品ページのリッチ化を進めてきた実感からの推定ですが、埋められる枠を自分から空けておく理由はありません。

商品名・商品のハイライト・検索キーワードの3つはこう使い分ける

ハイライトが加わったことで、キーワードを入れる場所は3つになりました。それぞれ文字数・買い物客への見え方・役割が違います。

項目商品名(タイトル)商品のハイライト検索キーワード(バックエンド)
文字数75文字(スペース込み)最大125文字各カテゴリーの規定に従う
買い物客への見え方タイトルとして表示サブタイトルとして表示表示されない
検索対象対象対象対象
主な役割商品の特定と最重要キーワード比較の決め手・用途・スペック表記ゆれ・言い換え・別名
入力形式通常の文章・語句半角カンマ区切り推奨半角スペース区切り

表のうち「商品のハイライト」が今回新設された欄で、買い物客の画面ではサブタイトルとして表示されます。3つの違いを一言でいえば、商品名は「見つけてもらい、何の商品かを分からせる場所」、ハイライトは「見つけたあとに選んでもらう場所」、検索キーワードは「見えないところで表記ゆれを拾う場所」です。同じキーワードを3つすべてに重複して入れる必要はなく、役割ごとに書き分けたほうが200文字を有効に使えます。

商品のハイライトはいつから使える?2026年7月27日開始と、通知なしで進む自動更新

仕様が分かったところで、次に押さえるべきは「いつ、誰の商品に、何が起きるのか」です。ここを正確に把握していないと、気づかないうちに商品名が書き換わっていた、という事態になります。

情報公開は2026年6月11日、適用は7月27日。メディアを除く全カテゴリーが対象

Amazonがこの変更を告知したのは2026年6月11日で、実際の適用は2026年7月27日から始まります。

対象はメディアカテゴリー(本・CD・DVDなど)を除く全カテゴリーで、これまでカテゴリーごとにばらついていた商品名の文字数が75文字に統一されます。日本だけの変更ではなく、グローバル全体で進められている改修です(出典:Amazonセラーセントラル公式アナウンス)。カテゴリー別の文字数ルールを社内マニュアルに落とし込んでいる場合は、7月27日以降その記述が古くなる点にご注意ください。

商品名が75文字を超えていると、7月27日から順次AIが短縮する

75文字を超えたまま放置した商品名は、7月27日以降、Amazonが順次AIの推奨内容へ自動で書き換えます。

出品が停止されるわけではなく、商品名とハイライトは書き換え後もいつでも編集できます。ただし「一斉に」ではなく「順次」進むため、自社の商品がいつ書き換わるかは分かりません。ここで押さえておきたいのは、何もしなくても商品名は必ず変わるという事実です。自分で設計して変えるか、AIに決められるかの二択しかなく、放置は「変えない」という選択肢にはなりません。

個別の通知は届かない。自分でセラーセントラルを確認しに行く

書き換えが行われても、SKUごとの個別通知は一切届きません。

ここが実務上いちばん危険な点です。メールで知らせてくれる前提でいると、商品名が変わったこと自体に何週間も気づかないまま、検索流入だけが落ちていきます。7月27日以降は、主力ASINの商品名を定期的に自分の目で確認するオペレーションを組んでください。週に一度、売上上位のASINだけでも在庫管理画面で商品名を目視する、あるいは書き換え前の商品名をスプレッドシートに控えておいて突き合わせる、という運用で十分に検知できます。

ブランド所有者は実施前の14日間に内容を確認・修正・承認できる

ブランド登録を済ませている出品者には、AIによる更新が実施される前の14日間、内容を確認・修正・承認する期間が用意されています(出典:Amazonセラーセントラル公式アナウンス)。

この14日間があるかどうかで、対応の自由度は大きく変わります。ブランド登録済みであれば、AIの提案を見てから自社案に差し替えられるため、実質的に「AIのたたき台を使って書き直す」進め方が取れます。一方でブランド未登録の場合は、書き換わった結果を見てから直すしかありません。ブランド登録済みの事業者ほど、この14日間を見逃さない体制が重要になるということです。前述のとおり個別通知は届かないため、この確認期間も自分で取りに行く必要があります。

商品のハイライト125文字の書き方|半角カンマ区切りで5つの特徴を並べる

ここからが本題です。125文字という枠に何をどう書くか、入力形式から具体例まで順に見ていきます。

入力は半角カンマ区切りが推奨。スペースや全角の「、」は避ける

商品のハイライトは、半角カンマ(,)区切りで入力するのが推奨されています。

半角スペースで区切ったり、全角の読点「、」でつないだりする書き方は避けてください。読点でも問題なく処理される可能性はありますが、私たちは支援先に対して、大事を見て半角カンマで統一するようお伝えしています。区切り文字は表示にも検索の解釈にも関わる部分なので、判断に迷う要素をわざわざ残す必要はありません。社内で複数人が入力を分担する場合は、区切り文字を先にルール化してから作業に入ると、あとで全SKUを直し直す手間がなくなります。

入れる特徴は5つが目安。比較の決め手になる情報から並べる

125文字の中に、カンマ区切りで5つの特徴を入れる形が基本形です。

5つで割ると1項目あたり20文字前後になり、体言止めで簡潔に書けば無理なく収まります。項目数を欲張って7つも8つも詰め込むと、1項目が10文字前後まで削られ、結局どれも判断材料にならない断片になります。逆に2つ3つで止めると枠を余らせることになります。並べる順番は、買い物客が比較で最初に気にする情報からです。スマートフォンの検索結果では後半が省略される可能性があるため、先頭に置いた特徴ほど読まれると考えて設計してください。

買い物客が「自分に合うか」を判断できる4種類の情報を優先する

5つの枠に何を入れるかは、「買い物客がこれを見れば自分に合うかどうか判断できるか」で選びます。実務上、優先度が高いのは次の4種類です。

  • 素材・成分:綿100%、無添加、国産原料など。アレルギーや品質基準で選ぶ層に直結します
  • 容量・サイズ・入数などの規格:500ml、Mサイズ、30袋入りなど。買い間違いを防ぐ情報でもあります
  • 使用シーン・用途:ギフト用、業務用、車中泊向けなど。指名検索ではない層が自分ごと化する入口です
  • 対応機種・適合条件:iPhone 16対応、8畳まで、食洗機対応など。適合しないと買えない商材では最優先です

この4種類のうち、どれを何番目に置くかは商材で変わります。適合条件が合わないと買えない家電周辺機器なら対応機種を先頭に、ギフト需要で選ばれる食品なら用途を先頭に、といった具合です。「自社の商品が返品・問い合わせを受ける理由」を思い浮かべると、優先すべき情報が特定できます。買い間違いが多い商品は、その原因になっている情報が先頭に来るべきものです。

商品名と同じ言葉を繰り返さない(75+125=200文字で設計する)

商品名に書いた語句をハイライトでも繰り返すと、200文字の枠を自分で狭めることになります。

商品名とハイライトは別々のフィールドですが、買い物客からは二段の一続きの文章として読まれます。上段でブランド名と商品カテゴリー名を出しているのに、下段でもう一度同じ語を書いても、伝わる情報は増えません。商品名とハイライトは同時に、1枚の紙の上で書き上げてください。片方ずつ順番に書くと、必ず重複が出ます。書き終えたら200文字を通しで音読し、同じ語が2回出てきたら片方を別の情報に差し替える、という確認をおすすめします。

書き方の具体例|変更前の商品名を75文字+125文字に分解する

実際にどう分解するのか、業種の異なる3つの例で示します。いずれも架空の商品構成ですが、支援現場で実際に扱う商品名の型に近いものです。

例1:食品(ドリップコーヒー)

  • 変更前の商品名:「◯◯珈琲 ドリップコーヒー 50袋 深煎り ブレンド 個包装 常温保存 ギフト対応 プレゼント 内祝い お中元 お歳暮 大容量 まとめ買い 珈琲豆 コーヒー粉 自家焙煎 送料無料」
  • 商品名(75文字以内):「◯◯珈琲 ドリップコーヒー 深煎りブレンド 50袋入り 個包装 自家焙煎」
  • 商品のハイライト(125文字以内):「1袋10gで濃さを調整しやすい粉量,常温保存で賞味期限は約12ヶ月,ギフト箱・のし対応,内祝い・お中元・お歳暮向け,酸味ひかえめのコク重視の味わい」

例2:日用品(除湿剤)

  • 商品名(75文字以内):「◯◯ 除湿剤 クローゼット用 6個セット 吊り下げ型 防カビ 消臭 湿気取り」
  • 商品のハイライト(125文字以内):「押入れ・下駄箱にも使えるスリム形状,1個あたり約450mlの吸湿量,効果の目安は約3〜4ヶ月,水位が見える窓付きで交換時期が分かる,フック付きで工具不要」

例3:家電周辺機器(モバイルバッテリー)

  • 商品名(75文字以内):「◯◯ モバイルバッテリー 10000mAh 急速充電 USB-C 軽量 薄型 スマホ充電器」
  • 商品のハイライト(125文字以内):「iPhone・Android・タブレット対応,PD最大20W出力,スマホ約2回分の充電容量,重さ約180gで機内持ち込み可,残量4段階表示」

3例に共通しているのは、商品名側には「何の商品か」を特定する語だけを残し、数値・条件・用途はすべてハイライトへ送っている点です。「送料無料」「大容量」「まとめ買い」のような、商品を特定しない販促寄りの語は、どちらにも残していません。理由は次の見出しで説明します。

商品のハイライトに書いてはいけないもの

ハイライトは商品の特徴を書く欄であり、販促文言を置く欄ではありません。次のものは避けてください。

  • プロモーション文言:「送料無料」「最安値」「セール中」「ポイント◯倍」など。価格や配送条件は変動するうえ、Amazonのガイドラインでは以前から商品名に含めることが認められておらず、ハイライトでも同様に避けるべき要素です
  • 主観的・抽象的な表現:「最高級」「大人気」「話題の」など。買い物客が比較の判断に使えません
  • 記号・絵文字・装飾文字:★や【】の多用は表示崩れの原因になります
  • 商品と無関係なキーワード:他社ブランド名や、実際には関係のない用途語。規約違反になるだけでなく、検索の関連性評価にもマイナスです

商品名の禁止ワードや記号ルール、構成要素の並び順といった恒久的な命名ルールは、今回の75文字化とは別に押さえておくべき内容です。

※商品名そのものの付け方の基本ルールから確認したい方はAmazon商品名で売上は変わる?売れる付け方と5つのルールもどうぞ。

商品名75文字に残すキーワードと、ハイライトへ移すものの決め方

ハイライトの書き方が分かっても、「では商品名側に何を残すのか」が決まらなければ書き始められません。ここが今回の移行でもっとも差がつく作業です。

感覚で削らない。ブランド分析の検索頻度ランクで優先順位をつける

残すキーワードは担当者の感覚ではなく、Amazon自身が持っている検索データで決めます。

私たちが商品名を改善するときにメインで使っているのは、ブランド分析の「上位の検索用語(Amazon検索頻度ランキング)」です。ブランド分析には複数のレポートがありますが、商品名の設計に関してはここが起点になります。自社の商品が実際にどのキーワードで買われているかと、そのキーワードの検索頻度ランクを突き合わせれば、削っていい語と削ってはいけない語は機械的に判別できます。

読み方の目安は次のとおりです。検索頻度ランクが3桁台(〜999位)なら超ビッグワード、4桁台もビッグワード、5桁台はミドルキーワード。商品にもよりますが、この5桁台までのキーワードは商品名に残しておきたいというのが現場での基準です。6桁台以降のロングテールは、ハイライトや検索キーワード欄に回します。

この基準は75文字時代になっても変えていません。というより、私たちはもともとアパレル以外のカテゴリーでは商品名を50文字前後に収めることを推奨してきました。長い商品名は読まれないうえ、キーワードを詰め込むほど1語あたりの関連性が薄まるためです。すでに50文字前後で運用してきた事業者にとって、今回の75文字化は実質的にほとんど影響がありません。

※ブランド分析の各レポートの使い方から確認したい方はAmazonブランド分析とは?5つの機能と売上を伸ばす活用法もどうぞ。

商品名に残す4つの要素と、その前に確認しておく編集権限

75文字に残す要素は、優先度の高い順に次の4つです。

  • ブランド名:指名検索の受け皿。先頭に置きます
  • 商品を特定する語(カテゴリー名):「ドリップコーヒー」「除湿剤」など。検索頻度ランクが最も高くなる語でもあります
  • 検索頻度ランク5桁台までのキーワード:前述の基準で選んだ語
  • 買い物客が識別に必要な情報:容量・入数・サイズ・型番など、同一ブランド内で商品を区別する語

この4つを入れると、多くの商材で50〜75文字に収まります。収まらない場合は、4番目の識別情報のうち検索に使われていないものからハイライトへ移してください。

ただし、作業に入る前に確認しておくことがひとつあります。そもそも自社に商品ページの編集権限があるかどうかです。他社が作成した商品ページに相乗り出品している場合、商品名やハイライト、サブ画像といった主要素は編集できません。編集権限はブランド登録と出品者の関係で決まるため、複数の販売形態を持つ事業者では、SKUによって直せるものと直せないものが混在します。移行対象のASINを洗い出す段階で、編集できるASINと、そうでないASINを先に切り分けておいてください。直せないASINにいくら計画を立てても実行できません。

商品名から外してハイライトへ移すものの見分け方

商品名から外す対象は、「買い物客が比較する段階で必要になる情報」です。用途・使用シーン、素材、対応機種、検索頻度ランク6桁台以降のキーワード、そして比較の決め手になるスペックがこれにあたります。

次の図は、いまの商品名を構成している要素を「商品名75文字に残す」「ハイライト125文字へ移す」「どちらにも入れない」の3つに振り分けたものです。自社の商品名を1語ずつこの3列のどこに入るか確認していけば、書き換え後の原稿がそのまま出来上がります。

Amazon商品名75文字に残す要素・商品のハイライト125文字へ移す要素・どちらにも入れない要素の振り分け表

どちらにも入れないもの

販促文言・主観表現・記号・無関係なキーワードは、商品名にもハイライトにも入れません。

従来の商品名にこれらを入れていた場合、今回の移行はそれを一掃する好機です。75文字という制限は、逆に言えば「本当に効いている語だけを残さざるを得ない」という強制力でもあります。支援先の商品名をブランド分析の検索データと突き合わせると、実際にはほとんど検索されていない語が枠を占めているケースは珍しくありません。削る作業は、その分の枠を効く語に振り直す作業だと考えてください。

キーワード調査に実際に使っているツール3つと選び方

ブランド分析だけで足りない場合は、外部ツールで検索需要を補完します。

私たちが有料で実際に使っているのは、ラッコキーワード・セラースプライト・Nintの3つです。どれも役に立ちますが、Nintは市場調査用途に限られるため、人によっては不要です。キーワード調査から始めるなら、まずセラースプライトを入れて問題ありません。加えてKeepaは拡張機能として入れておき、商品ページ上で競合の価格推移やセール実施状況を確認する用途で使っています。

なお、セラースプライトは割引コード「AI4784」で30%OFFになります。ブランド登録がまだでブランド分析を使えない事業者は、まずここから検索需要のデータを取ってください。

「どのキーワードを商品名に残すべきか、社内で判断がつかない」という方へ。

LINK株式会社では、ブランド分析の検索頻度ランクと実際の購入キーワードを突き合わせ、SKUごとに「商品名に残す語」「ハイライトへ移す語」を切り分けます。編集権限の確認から書き換え原稿の作成、移行後の順位モニタリングまで一貫してご支援します。支援企業100社以上、売上平均上昇率420%以上、1年以上の継続率90%以上の体制です。

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商品名を75文字に削ると検索順位は落ちる?影響と、落とさない移行5ステップ

何を残し何を移すかが決まったら、最後に残るのが「これを実行して順位は大丈夫なのか」という不安です。ここに正面から答えます。

商品名の大幅な変更は、一時的に検索順位を下げる

前提として、商品名の大幅な変更は一時的に検索順位を下げます。これはAmazon運用において、本来もっとも避けるべき操作のひとつです。

支援現場での実感としてお伝えすると、月商100万円程度の商品に大幅な変更を加えた場合、その後1ヶ月ほどは月商が70万〜80万円程度まで落ちることがあります。狙っていたビッグワードでの順位も1位から3位程度まで下がり、そこから1ヶ月ほどかけて徐々に戻っていく、というのがおおよその動き方です。過去には、1日に3回も4回も商品名を変更した結果、検索から飛ばされてしまった事例もありました。

商品名がここまで順位に響くのは、表示箇所が多く露出への寄与が大きいからです。Amazonが公開しているロジックではありませんが、支援現場での実感として、検索順位は直近の販売個数を軸に多数の評価項目の掛け算で決まっていると考えています。商品名は検索結果画面と商品詳細ページの双方に出るため、その掛け算の中でも比重が大きい項目にあたります。カテゴリー登録を後から変えると、変更前のカテゴリー名にあたるキーワードで検索対象から外れてしまうのと同じで、初回の設計で決めきるほど有利な項目だと理解してください。

※商品名以外の評価因子も含めて全体像を確認したい方はAmazon SEO対策とは?検索順位を上げる7つの評価因子もどうぞ。

本当に怖いのは「入れたつもりのキーワードが消えていること」

今回の移行で警戒すべきなのは、順位の一時的な下落よりも、狙っていたキーワードが商品名から消えたことに気づかないまま流入が落ちていく状態です。

対応の早い事業者はすでに書き換えを進めており、そこそこの影響は出ると見ています。ただ、より現実的なリスクは別のところにあります。修正後に、狙ったキーワードがちゃんと残っているかどうかが怪しいのです。入れているつもりのキーワードが表記のゆれや削り方の都合で実際には落ちていて、気づかないうちに流入が減っていく。個別の通知が届かない今回の仕様と組み合わさると、この見落としは数週間単位で放置されかねません。だからこそ、書き換え後に「意図した語が本当に入っているか」を1SKUずつ突き合わせる工程を、手順に組み込む必要があります。

ハイライトへ正しく移せていれば、SEOへの影響はない

逆に言えば、商品名から外したキーワードをハイライトへきちんと移し替えられていれば、SEOへの影響は基本的にありません。

ハイライトも検索対象であり、その効果は決して小さくないというのが私たちの見立てです。つまり今回の変更は、削ることそのものが危険なのではなく、削った先の受け皿を用意しないまま削ることが危険だということです。前章までで決めた「残す語」と「移す語」の対応表を持ったうえで書き換えれば、順位下落は一時的な変動幅の範囲に収まります。慌てて商品名だけを短く切り詰め、ハイライトを空欄のままにする対応が、いちばん避けたい形です。

順位を落とさない移行5ステップ

ここまでの内容を、実際の作業順に5つのステップへ落とし込みます。

Amazon商品名75文字・商品のハイライト移行の5ステップ(現状記録・キーワード確定・同時反映・タイミング・在庫確保)

ステップ1:変更前の順位と主力キーワードを記録する

何をもって成否を判断するかを、書き換える前に決めておきます。主力キーワードごとの現在順位、直近4週間のセッション数と販売個数、そして現在の商品名そのものを控えてください。このとき、順位計測ツールの数値をそのまま鵜呑みにしないでください。ツールは取得タイミングやパーソナライズ、スポンサー枠の混入で実際とずれることがあります。とくに異常に良い数値が出たキーワードは、シークレットモードで実際に検索して目視で確認してから記録に載せます。移行前の基準値が間違っていると、移行後の評価がすべて狂います。

ステップ2:検索頻度ランクで残すキーワードを確定する

前章の基準で、商品名に残す語とハイライトへ移す語を1SKUずつ確定させます。ここで作った対応表が、ステップ5まで通しての判断材料になります。

ステップ3:商品名とハイライトを同時に書き上げてから、一度で反映する

小刻みな修正を繰り返さないでください。商品名は変更のたびに評価が揺れる項目で、1日に何度も変えると検索から外れてしまうことがあります。75文字の商品名と125文字のハイライトを手元で完成させ、レビューを済ませてから、一度の操作で反映してください。反映後は、意図したキーワードがすべて入っているかを目視で突き合わせます。「入れたつもり」を潰す工程は、ここに置きます。

ステップ4:実施タイミングは主力キーワードの需要が伸びる直前に置く

季節性のある商材では、主力キーワードの検索ボリュームが立ち上がる直前に商品名・箇条書きの改善を完成させておくと、順位改善と需要増が掛け算になります。目安はピークのおおむね1週間前で、変更から順位への反映には1週間程度のラグを見込んでおくと安全です(確証のある数値ではなく、参考レベルの目安としてお考えください)。

ただし今回は7月27日という期限があります。期限に間に合わなかったとしても、判断を先送りせず順次変更を進めてください。「良いタイミングを待つ」より「AIに書き換えられる前に自分で決める」ほうが優先度は高い、というのが私たちの考えです。繁忙期の真っ只中にあたるSKUだけは、ピークの1週間前という目安と期限を突き合わせて、着手日を逆算してください。

ステップ5:順位が揺れる時期は在庫を厚めに持つ

順位が動いている時期に在庫を切らすと、ダメージが二重になります。在庫切れは直近の販売個数が止まることに加えて、在庫切れそのものへの評価低下も伴うため、復帰後もすぐには戻りません。基本ルールは、直近の販売ペースで2ヶ月分程度をFBAに常備し、1ヶ月分を切ったら追加納品することです。最低でも週に一度は販売数量をチェックし、向こう1ヶ月の販売見込みを更新しながら在庫繰りに反映してください。移行の前後は、いつもより前倒しで補充しておくと安心です。

※移行期の在庫設計から確認したい方はAmazon在庫管理の完全ガイドもどうぞ。

移行後は何を見て成否を判断するか

検索順位と販売個数は、分けて見てください。

検索順位は「これから売れる力」を示す先行指標、販売個数は結果指標です。時間差で連動しますが同じものではありません。順位が戻り始めても、売上への反映はこれからだと理解しておくと、移行直後の数字に振り回されずに済みます。

売上が動いたときは、セッション・CVR・平均単価の3つに分解してから要因を特定します。どの変数が動いたかで打ち手が変わるためです。今回の移行に即して言えば、セッションが減っていれば商品名から外したキーワードの流入が落ちた可能性が高く、CVRが動いていればハイライトの内容が比較の判断に効いていると読めます。前者ならキーワードの配置を見直し、後者なら効いた表現を他SKUへ横展開する、というように次の打ち手が変わります。

そして判断は、単月の増減ではなく水準の変化で行ってください。「以前は例外だった水準が、いまは通常になっている」という見方です。移行直後の1〜2週間の落ち込みだけを見て失敗と決めつけ、商品名をもう一度書き換えるのは避けてください。変更を重ねるほど傷は深くなります。大幅変更後は1ヶ月ほどかけて戻っていくのが通常なので、戻すかどうかの判断は、少なくとも数週間の推移を見てからにしてください。

SKUが多い事業者の進め方|AI推奨は目視で確認し、売上上位のASINから着手する

ここまでの手順は1SKUあたりの話です。数十から数百のSKUを抱える事業者が全件に同じ工数をかけるのは現実的ではないため、優先順位と体制の考え方を整理しておきます。

売上上位のASINから着手し、AIの推奨は目視で確認する

全SKU一律ではなく、売上上位のASINから手をつけてください。売上の大半を占める上位2割に工数を集中させ、残りはAIの推奨内容をベースに進めるのが現実的な線引きです。

ただし、AIの推奨をそのまま無条件で通してよいわけではありません。基本は目視で確認してください。とくに、狙っている重要キーワードは確実に商品名側へ入っているかを必ず見ます。AIは文字数を収めることは得意でも、そのSKUがどのキーワードで売上を作ってきたかまでは踏まえてくれません。重要キーワードが落ちていれば、その場で商品名側へ戻す。この確認だけなら1SKUあたり数十秒で済みます。

優先度の判断としては、売上上位・ビッグワードで順位を取っている・商品名にキーワードを詰め込んできた・季節商材にあたる、これらのSKUは自社で書き直す。売上規模が小さい、指名検索中心、もともと商品名が短い、といったSKUはAIの推奨を確認したうえで通す。この振り分けで、限られた工数を成果につながる順に配分できます。

自社で回すか外部に任せるか、内製コストから判断する

判断材料になるのは、見えづらい人件費です。

EC担当者の人件費は社内で管理から漏れやすく、利益構造に大きく影響します。今回の移行なら、担当者の時間単価×対象SKU数×1SKUあたりの確認時間で、内製コストの概算が出せます。200SKUで1SKUあたり15分かかるなら50時間です。売上に対して適切な人件費比率を先に決めておき、その範囲に収まるかで内製か外注かを判断してください。金額の絶対額ではなく比率で管理するのは、モールを兼務している担当者のコストを按分して把握するためでもあります。

外部に任せる場合、確認しておくべきことが2つあります。ひとつは営業担当と実務担当が同じ人物かどうかです。提案時に会った優秀な担当者ではなく、実際には経験の浅いメンバーが運用につくというのはよくあるパターンで、ここを質問して濁されるようなら注意が必要です。もうひとつは何名体制で支援するのか。私たちが考える理想は、品質管理者・ディレクター・実務担当の3名体制です。1名体制だと、レスポンスの遅れがそのまま作業の遅れになります。

言葉だけでは伝わりにくい支援の中身は、短い動画でも紹介しています。運用代行に何をどこまで任せられるか、イメージをつかむ参考にしてください。

Amazon・楽天の運用代行サービス紹介|LINK株式会社

※ 具体的な進め方は、後述の無料相談で個別にお答えします。

Amazonの商品のハイライトに関するよくある質問

商品のハイライトは何文字まで書けますか?

最大125文字です。商品名の75文字とは別枠のため、商品名とハイライトを合わせて合計200文字を使えます。

入力は半角カンマ区切りが推奨されており、特徴を5つ程度並べる形が基本です。5つで割ると1項目あたり20文字前後になり、体言止めで簡潔に書けば無理なく収まります。

商品のハイライトに書いた内容は検索対象になりますか?

検索対象に含まれます。Amazonの公式アナウンスで明示されています(出典:Amazonセラーセントラル公式アナウンス)。

そのため、商品名から外したキーワードをハイライトへ移し替えていれば、検索での露出機会が完全に失われるわけではありません。私たちの見立てでも、正しく移行できていればSEOへの影響は基本的にないと考えています。

商品名の75文字制限はいつから適用されますか?

2026年7月27日からです。この変更が告知されたのは2026年6月11日で、日本だけでなくグローバル全体で進められている改修です。

対象はメディアカテゴリー(本・CD・DVDなど)を除く全カテゴリーで、これまでカテゴリーごとに異なっていた文字数がスペース込み75文字に統一されます。

75文字を超えたまま放置するとどうなりますか?

7月27日以降、順次AIの推奨内容へ自動で書き換えられます。出品が停止されることはなく、書き換え後も商品名とハイライトはいつでも編集できます。

ただし「一斉に」ではなく「順次」進むため、自社の商品がいつ書き換わるかは分かりません。何もしなくても商品名は変わるので、自分で設計して変えるか、AIに決められるかの二択だとお考えください。

商品名が書き換わったとき、通知は届きますか?

個別の通知は一切届きません。ここが実務上もっとも注意が必要な点です。

メールで知らせてくれる前提でいると、商品名が変わったことに気づかないまま検索流入だけが落ちていきます。7月27日以降は、売上上位のASINだけでも週に一度は商品名を目視で確認する運用を組んでください。書き換え前の商品名をスプレッドシートに控えておけば、突き合わせで検知できます。

ブランド登録をしていなくても商品のハイライトは使えますか?

ハイライトの入力自体はブランド登録の有無にかかわらず行えます。ただし対応の自由度には差があります。

ブランド所有者には、AIによる更新が実施される前の14日間に内容を確認・修正・承認できる期間が用意されています。ブランド未登録の場合はこの期間がないため、書き換わった結果を見てから直すことになります。

商品名を変更したら順位が落ちました。どのくらいで戻りますか?

支援現場での実感としては、大幅な変更でも1ヶ月ほどかけて徐々に戻っていくのが通常です。月商100万円程度の商品で大幅変更を行った場合、その後1ヶ月ほど月商が70万〜80万円程度まで落ち、狙っていたビッグワードの順位が1位から3位程度まで下がることがあります。

ここで慌てて商品名をもう一度書き換えるのは避けてください。変更を重ねるほど評価が揺れ、傷が深くなります。戻すかどうかの判断は、少なくとも数週間の推移を見てからにしてください。

商品のハイライトを空欄のままにしても問題ありませんか?

ペナルティはありませんが、機会損失になります。ハイライトは検索対象であり、買い物客が比較の判断に使う位置にも表示されるためです。

Amazonには以前から、商品ページの情報が豊富であるほど検索順位が上がりやすい傾向があり、近年その傾向はさらに強まっているように感じます。これはAmazonが公開しているロジックではなく支援現場での実感ですが、埋められる枠を自分から空けておく理由はありません。

まとめ:商品のハイライトは「削られた枠」ではなく「増えた枠」として設計する

商品のハイライトは、2026年7月27日にAmazonが新設した最大125文字のテキスト欄です。商品名の下にサブタイトルとして表示され、記載内容は検索対象に含まれます。同じ日から商品名がスペース込み75文字に制限されますが、合計200文字という総量はむしろ確保されていると捉えるのが正しい理解です。

書き方の基本は、半角カンマ区切りで特徴を5つ程度。素材・成分、容量やサイズなどの規格、使用シーン、対応機種といった「買い物客が自分に合うかを判断できる情報」から順に並べます。商品名側に残すのは、ブランド名・商品を特定する語・検索頻度ランク5桁台までのキーワード・識別に必要な情報の4つです。

移行にあたっては、変更前の順位を記録し、商品名とハイライトを同時に書き上げて一度で反映し、書き換え後に狙ったキーワードが本当に残っているかを目視で突き合わせてください。順位が揺れる時期は在庫を厚めに持ち、効果は順位と販売個数を分けて、水準の変化で判断します。

まず今日から着手できるのは、売上上位のASINを洗い出し、ブランド分析の「上位の検索用語」で検索頻度ランクを確認することです。期限に間に合わないSKUがあっても構いません。判断を先送りせず、決まったものから順次変更していってください。

7月27日が迫るなか、主力ASINだけでも順位を落とさずに移行したい方へ。

LINK株式会社では、商品名とハイライトの書き分け設計から、移行後の順位・セッション・CVRのモニタリングまで一貫してご支援します。編集権限の確認、SKUごとの優先順位づけ、AI推奨の目視チェック体制まで、ご状況に合わせて整理します。支援企業100社以上、売上平均上昇率420%以上、サービス満足度97%以上、1年以上の継続率90%以上。まずは無料相談で、自社の移行計画を一緒に組み立てましょう。

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参照した一次情報・公式情報
  • Amazonセラーセントラル「商品名の改善に関する更新は7月27日より開始」(適用日・75文字・メディア除外・ハイライト125文字・検索対象・ブランド所有者の14日間・AIによる自動更新)
  • Amazon出品サービス「Amazon商品登録の完全ガイド」(商品名の構成と最適化に関する公式見解)
  • LINK株式会社 支援実績データ
記事監修
  • 公開日:2026年7月20日 / 最終更新日:2026年7月20日
  • 監修:南雲 宏樹(LINK株式会社 代表取締役 / 元Amazon Japan)
  • 本記事はAmazon公式ヘルプおよびLINK株式会社の支援実績(100社以上)データを基に作成しました。

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