Amazon法人価格の仕組みと、勝手に入る理由・手数料割引の条件・削除の手順を元Amazon出身者が解説。
「設定した覚えがないのに、在庫画面に法人価格が入っていた……」
「SKUが多すぎて、1件ずつ消していたら終わらない……」
元Amazon JapanでEC支援に携わってきた私、南雲が、Amazonの法人価格の仕組みと、勝手に設定される理由を解説します。法人価格は、Amazonビジネスに登録した法人と個人事業主にだけ見える割引価格です。2025年には、ルールを作っていない商品にも法人向けの値引きが入る仕様の変更がありました。本記事では、原因の確かめ方から、残すか消すかの判断、設定と削除の手順までを公式ヘルプに沿って整理しました。読み終えるころには、見慣れない法人価格に気づいたときに、どう扱うかを自社で決められるようになるはずです。
この記事のまとめ
- 法人価格は、Amazonビジネスの購入者にだけ見える割引価格です。
- 設定できるのは大口出品者です。標準価格より高くはできません。
- 2025年9月15日〜12月31日、ルールが未設定の商品に0%が自動で適用されました。
- 0%でも、ポイントを付けた商品は法人向けにポイント分だけ安くなります。
- ポイントを引いた価格から3%以上安くすると、手数料割引の対象になる場合があります。
まずは、法人価格が誰に、どう見えているのかから確認していきます。
Amazonの法人価格とは?Amazonビジネスの購入者だけに見える割引価格

Amazonの法人価格とは、Amazonビジネスの購入者にだけ適用される割引価格です。出品者は、全員に見える標準価格とは別に、法人向けの価格を設定できます。
法人価格は、購入する数量にかかわらず適用されます。まとめ買いのときだけ下がる「数量割引」とは別の仕組みです。法人向けに値付けを分けることで、法人の購入者に選ばれやすくする狙いがあります。
法人価格が見えるのは、Amazonビジネスに登録した法人・個人事業主だけ
一般の購入者には、法人価格は表示されません。見えるのは、Amazonビジネスで登録手続きを終え、法人か個人事業主と確認された購入者だけです。
同じ商品ページでも、見る人によって価格が変わるということです。一般の購入者は標準価格で買い、法人の購入者は法人価格で買います。個人事業主も、Amazonビジネスに登録していれば法人価格の対象です。
法人価格は標準価格より高くできない。数量割引は法人価格が前提
法人価格は、標準価格より低い金額でしか有効になりません。標準価格より高く設定すると、法人の購入者にも標準価格が表示されます。
数量割引を使うには、先に法人価格を設定する必要があります。数量割引だけを使いたいときは、法人価格を標準価格と同額にしておく方法があります。数量割引の区分は最大5つで、区分ごとに単価を決める「固定」と、割引率を決める「割引率」の2つの型があります。
設定できるのは大口出品者だけ。法人価格だけで売る出品もある
法人価格と数量割引は、大口出品者だけが使える機能です。小口出品のアカウントでは設定できません。
標準価格を空欄にして、法人価格だけで出品する方法もあります。これを「ビジネス向け限定出品」と呼び、買えるのはAmazonビジネスの登録者だけです。後から標準価格を入れると、全員が買える通常の出品に戻ります。
既存の出品を限定出品にするには、いったん出品を削除して作り直します。FBA在庫がある商品は、削除で在庫の出品情報に問題が出ることがあります。切り替える前に、在庫の扱いを決めておきましょう。
法人価格が勝手に設定される理由は、ポイント付き商品への自動0%設定

設定した覚えのない法人価格の背景には、Amazonポイントと法人割引ルールを連動させた2025年の変更があります。法人割引ルールとは、標準価格に対して何%安くするかを決めておき、法人価格を自動で更新する機能です。
2025年9月15日〜12月31日に、ルール未設定の商品へ0%が自動で適用された
変更は、Amazonのセラーフォーラムで公式アカウントから告知されました。期間は2段階に分かれています。
- 2025年8月4日〜9月14日:ルールを設定した商品で、ポイントが法人向けには即時の値引きになった
- 2025年9月15日〜12月31日:ルールを設定していない商品に、0%のルールが自動で適用された
つまり、ルールを一度も作っていない商品にも、0%のルールが入った期間があります。一般の購入者には、これまでどおりポイントとして付与されます。告知は、商品ごとの状況を担当のアカウントマネージャーに確認するよう案内しています。
0%でも、ポイントを付けた商品は法人向けにポイント分だけ安くなる
法人割引ルールは、ポイントを差し引いた後の価格を基準に計算されます。この基準を、セラーセントラルのヘルプでは「正味標準価格」と呼んでいます。
たとえば、1,000円の商品に2%のポイントを付けているとします。0%のルールでは、法人価格は正味標準価格と同じ980円です。一般の購入者は1,000円を払い、20ポイントを受け取ります。
0%は「値引きしない」ではなく、「ポイントを値引きに置き換える」という意味です。ポイントを付けていない商品では、0%のルールでも値引きは起きません。在庫画面で標準価格より少し安い法人価格があれば、ポイント付与率と見比べましょう。差額がポイント分なら、この仕組みによるものです。
自社のSKUに法人価格が入っているか、どのルールで動いているかを確かめる手順
確認する場所は、「全在庫の管理」と「価格の自動設定」の2つです。前者で価格そのものを、後者で価格を動かしているルールを見ます。
- 「在庫」メニューの「全在庫の管理」を開き、法人価格が入っているSKUを確かめる
- 法人価格の欄が無ければ、「設定」から法人価格にチェックを入れて表示する
- 「価格」メニューの「価格の自動設定」で、法人向けのルールに割り当てたSKUを確かめる
- カタログレベルのルールにある「ビジネスカタログルール」が有効かを確かめる
ビジネスカタログルールは、Amazonがあらかじめ用意している一括のルールです。ヘルプでは「法人割引率一括ルール」とも呼ばれています。有効にすると、新しく追加したSKUも含めて、カタログ全体に法人価格が設定されます。このルールは削除できないため、止め方は第6章で説明します。
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Amazonの法人価格のメリットとデメリット【手数料割引と利益の目減り】

法人価格を残すかどうかは、手数料割引で戻る額と、値引きで減る利益の比べ合いで決まります。まずメリットを2つ、次にデメリットを見ていきましょう。
【メリット1】3%以上の割引で、2つの手数料割引の対象になる
正味標準価格から3%以上安い法人価格か数量割引は、手数料割引の対象になる場合があります。割引は2種類あり、対象になる注文の条件が違います。
| 法人価格で受けられる手数料割引 | 対象になる出品者 | 対象になる法人の注文 | 割引のかかり方 |
|---|---|---|---|
| FBA配送代行手数料の割引 | FBAを使う大口出品者 | 2個以上の注文(特大型は対象外) | サイズと注文数に応じて1個あたり減額 |
| 販売手数料の割引 | 大口出品者 | 1商品の注文金額が15万円を超える注文 | 15万円を超えた部分に低い料率を適用 |
どちらも、その注文数に割引が適用されていることが条件です。たとえば「10点以上で3%」の数量割引なら、12点の注文は対象で、5点の注文は対象外です。
販売手数料の割引では、15万円までの部分には通常の料率がかかります。割引後の料率は、手数料カテゴリーのグループと金額帯で決まり、12%から5%の間です。表に無い手数料カテゴリーは対象外です。相見積もりのリクエストから入った注文は、3%の割引が無くても販売手数料の割引の対象になります。
※自社カテゴリーの通常の料率は、「Amazonの手数料はいくら?カテゴリー別の料率一覧と計算方法」で確認できます。
【メリット2】取り消し線の割引表示が出やすくなる。ただし2%以上でも保証はない
法人価格の割引額は、取り消し線付きの価格として表示されることがあります。表示には、Amazonが検証した参考価格か過去価格があることが前提です。
ヘルプは、標準価格から2%以上安い法人価格か、法人価格から2%の数量割引を推奨しています。ただし、2%以上にしても取り消し線が出るとは限りません。過去価格がまだ無い新商品は、参考価格を登録しておくと表示の前提がそろいます。
現場で気にしているのは、同じ検索結果で競合だけが割引表示を持つ状態です。価格が近くても、取り消し線のある側にクリックと購入が流れやすくなります。確認する相手は、カテゴリー全体ではなく、自社が戦う検索上位の商品に絞りましょう。
【デメリット】利益の目減りと、価格管理の手間が増える
最大のデメリットは、法人の注文ごとに利益が減ることです。手数料割引が付かない注文では、値引きした分がそのまま利益から消えます。
原価が高い商品ほど、この影響は大きくなります。粗利が薄い商品は、運用をどれだけ磨いても利益が残りにくいからです。数%の値引きでも、手元に残る利益から見れば大きな割合になります。
もう一つは管理の手間です。標準価格を変えるたびに法人価格を見直さないと、意図しない価格差が残ります。ルールで自動化すれば手間は減りますが、今度はどのルールが動いているかを把握しておく必要があります。
手数料割引と値引き、どちらが大きいか判断がつかない方へ
法人価格の損得は、商品ごとの原価や注文のされ方で変わります。LINK株式会社では、手数料・広告費・販促費まで含めて商品ごとの利益を見ています。ご相談では、法人価格を残す商品と外す商品の考え方から一緒に整理します。
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法人価格の割引率はいくらにするか。利益の枠から逆算する
法人価格に、全商品共通の正しい割引率はありません。前章のメリットとデメリットを受けて、商品ごとに利益から逆算して決めます。
割引率は、ポイントやクーポンと同じ販促費の枠の中で決める
法人向けの値引きは、ポイントや割引と同じ販促費の一部として扱います。支援現場で握る指標は、売上全体に占める広告費の比率(TACOS)です。原価率は30%程度を一つの目安に置き、残りの差分をポイントや割引などの販促費に充てます。
順番は、売価から原価・販売手数料・配送料を引き、残したい利益を先に確保します。そのうえで、残りを広告と販促に配ります。法人割引もこの残りから出すので、広告費を厚く使う商品ほど値引きの余地は小さくなります。
ポイントを付けている商品は、ポイント分がすでに法人向けの値引きになっています。ルールで割引率を足すと、法人向けにはポイントと割引率の両方が効きます。クーポンと重なる商品は、合計の値引き幅で利益を確かめましょう。
※クーポンの費用と利益の考え方は、「Amazonクーポンの発行手順|手数料150円+1.5%の費用・条件と利益を削らない使い方」もどうぞ。
手数料割引を狙う商品は、3%を下回らないように置く
ポイントを付けていても、0%のルールのままでは手数料割引の条件を満たしません。基準がポイントを引いた正味標準価格なので、ポイント分は3%に数えられないためです。
1,000円でポイント2%の商品なら、基準は980円です。3%以上の割引にするには、法人価格を950円以下に置く必要があります。
手数料割引が見込めるのは、法人からのまとめ買いや高額の注文がある商品です。そうした注文が無い商品で3%を出すと、値引きだけが残ります。判断の前に、法人の注文の実態を数字で確かめましょう。
設定したら、セラーセントラルのB2B指標で効果を確かめる
セラーセントラルには、法人と個人事業主の購入だけを抜き出した「B2B」の指標があります。セッション数や注文商品の売上額、ユニットセッション率に、それぞれB2B版が用意されています。
ユニットセッション率は、訪問数に対して売れた点数の割合です。見るときは、売上を訪問数・購入率・平均単価に分けます。法人価格は主に購入率と単価に効くので、どこが動いたかで次の手が変わります。
評価は単月の増減ではなく、法人売上の水準が上がったかで行いましょう。1ヶ月だけ伸びた数字は、まとめ買いが1件入っただけのこともあります。
ポイント・クーポン・法人割引を、まとめて利益設計したい方へ
値引きの手段が増えるほど、商品ごとの利益は見えにくくなります。LINK株式会社では、広告費と販促費を一つの枠で管理する運用を行っています。ご相談では、販促費の枠の決め方から一緒に整理します。
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法人価格の設定方法は1SKUずつ・一括・自動ルールの3通り
法人価格の設定方法は、1SKUずつ・一括・自動ルールの3通りです。SKUの数と、標準価格を動かす頻度で選びます。
全在庫の管理から1SKUずつ設定する
SKUが少ないときは、「全在庫の管理」の画面から直接入力します。手順は次のとおりです。
- 「在庫」メニューから「全在庫の管理」を開く
- 価格と配送料の列にある「法人価格」から、入力用のパネルを開く
- 法人価格を入れ、必要なら数量割引の区分を足して保存する
公式ヘルプの中でも、この画面は「全在庫の管理」と「商品管理」の2つの名前で書かれています。メニューで見つからないときは、両方の名前で探してみましょう。
※小口出品のアカウントの場合は、先に大口への切り替えが必要です。月額と手順は、「Amazon大口出品の月額はいくら?課金開始日と小口からの切り替え手順」で確認できます。
一括出品テンプレートでまとめて設定する
SKUが多いときは、一括出品テンプレートで法人価格を入れます。既存の出品に法人価格を足すだけなら、出品を作り直す必要はありません。
- 「カタログ」の「商品を追加」で「スプレッドシート」タブを開く
- 「空のテンプレートをダウンロード」から、価格と数量変更テンプレートを選ぶ
- 「価格(Amazon Business(B2B))」の列に法人価格を入れてアップロードする
FBAの商品では、数量の列と「注文から出荷までの日数」の列を空欄にしておきます。ここに値を入れると、出品者出荷に切り替わってしまいます。変更は、アップロードから1時間ほどで反映されます。
法人割引ルールで、標準価格の変更に連動させる
標準価格をよく動かす商品は、法人割引ルールで法人価格を連動させます。「正味標準価格より5%低く」と決めておけば、標準価格を変えるたびに法人価格も自動で更新されます。
- 「価格」メニューの「価格の自動設定」で、ルールのタイプに法人価格と数量割引を選ぶ
- ルール名とストアを決め、商品1点ごとの割引率と数量割引の区分を入れて保存する
- SKUをルールに割り当てる(割り当てるまで価格は変わらない)
在庫や価格の管理は、自動に任せられるところは任せてよい、というのが現場での考え方です。売上に直結しない作業に、人の時間をかけないためです。
注意したいのは、前述のビジネスカタログルールです。有効にすると、新しく追加したSKUにも自動で法人価格が入ります。全商品を同じ割引率にしてよいかを確かめてから有効にしましょう。別の法人向けルールに割り当てたSKUは、一括のルールの対象から外れます。
法人価格を削除・停止する方法と、ルールを止めても価格が残る注意点

法人価格を消すときは、ルールを止めてから価格を消す順番で進めます。ルールが動いたままだと、標準価格を変えたときに法人価格が再び設定されます。
先に価格設定ルールを保留にする。一括ルールは削除できない
「価格の自動設定」のページで、対象のルールの「アクション」から「ルールを保留にする」を選びます。反映には、最長で1時間ほどかかることがあります。
ルールを保留にしても、すでに入っている法人価格は消えません。価格は、最後に自動で設定された金額のまま残ります。このため、次の手順で価格そのものを消す必要があります。
自分で作ったルールは「ルールを削除」も選べます。ビジネスカタログルールはAmazonが事前に作ったルールで、削除はできません。まず「アクション」に「ルールを保留にする」が出ているかを確認しましょう。出ていれば、ほかのルールと同じ手順で保留にします。
出ていない場合は、自分で法人価格のルールを作り、割引率に0%と入れて対象のSKUを割り当てましょう。別のルールに割り当てたSKUは一括のルールから外れ、法人価格は正味標準価格と同額になります。値引きは実質なくなります。
全在庫の管理で1SKUずつ削除する
「全在庫の管理」で価格の編集を開き、法人価格の欄の数字を消して保存します。法人価格を消すと、ひも付いた数量割引も自動で削除されます。
数量割引は残したい場合、削除ではなく同額設定への切り替えを選びましょう。
一括出品テンプレートでまとめて削除する。「0」は入力しない
SKUが多いときは、テンプレートで一括削除します。テンプレートの取り方は、設定のときと同じです。
- SKUの列に、法人価格を消したいSKUを入れる
- 「価格(Amazon Business(B2B))」の列で「出品を削除(Amazon Business(B2B))」を選ぶ
- タブ区切りのテキスト形式で保存し、アップロードする
このとき、価格の列に「0」を入れてはいけません。マクロを無効にしている場合は、選択肢の文字をそのまま列に入力します。
2026年6月1日より前にダウンロードしたテンプレートでは、価格の列を含む新しい版の再ダウンロードが必要です。削除のあとは、「全在庫の管理」で法人価格の欄が空になったかを確かめましょう。ルールが動いたままのSKUがあれば、保留の手順に戻ります。
SKUが多く、価格の整理が追いつかない方へ
法人価格・ポイント・ルールが商品ごとにばらばらだと、どこから手を付けるかで止まりがちです。LINK株式会社では、アカウント全体の価格と利益を横断して確認します。ご相談では、整理の優先順位の考え方から一緒に整理します。
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Amazonの法人価格に関するよくある質問
- 法人価格はどのくらい安くなりますか?
一律の割引率は決まっていません。法人価格は、出品者が商品ごとに決める仕組みです。
出品者の立場では、利益の枠から逆算して決めます。手数料割引の対象にするなら、正味標準価格から3%以上の割引が条件です。
- 個人事業主でも法人価格で買えますか?
Amazonビジネスで登録手続きを終えた個人事業主なら、法人価格で買えます。登録していない個人のアカウントでは、標準価格が表示されます。
- 法人価格が購入者に表示されないのはなぜですか?
まず考えられるのは、購入者がAmazonビジネスに登録していないケースです。法人価格が標準価格以上の場合も、法人の購入者に標準価格が表示されます。
割引額の取り消し線だけが出ない場合は、参考価格や過去価格の有無が関係します。
- 自社の商品が法人向けにどう見えているかを確認する方法は?
法人か個人事業主用のAmazonビジネスのアカウントで、商品ページを開いて確かめましょう。ヘルプでも、法人向けの表示を見るにはこのアカウントの作成が必要と案内されています。
出品者側の設定値は、「全在庫の管理」の法人価格の欄で確認できます。
- クーポンやタイムセールと法人価格は併用されますか?
プロモーションは、法人価格を基準に計算されます。一方、タイムセールやセール価格には法人価格は適用されません。
プロモーションで法人価格と数量割引も効く場合は、すべての割引が重なります。値引きが重なりすぎないよう、利益を確かめてから設定しましょう。
- FBAを使っていなくても法人価格は設定できますか?
設定できます。法人価格は大口出品者の機能で、出品者出荷の出品にもテンプレートで設定する手順が案内されています。
ただし、FBA配送代行手数料の割引はFBAを使う出品者だけが対象です。
- 法人価格を設定すると、標準価格も変わりますか?
テンプレートで法人価格を足しても、標準価格は変わりません。既存の出品情報が書き換わることもありません。
逆に、法人割引ルールを使っている商品は、標準価格を変えると法人価格が連動して動きます。
まとめ:法人価格は「消すか残すか」を利益から決める
Amazonの法人価格は、Amazonビジネスの購入者にだけ見える割引価格です。設定した覚えのない法人価格は、まずポイントとルールの割り当てから確かめましょう。
残すか消すかは、手数料割引で戻る額と、値引きで減る利益を比べて決めます。消すときは、ルールを止めてから価格を消す順番を守りましょう。
法人向けの販売も含めて、Amazonの利益設計を見直したい方へ
法人価格は、ポイント・クーポン・広告費と同じ利益の枠の中で考える必要があります。LINK株式会社では、商品ごとの利益から価格と販促の設計を見直します。ご相談では、法人向けの値付けの考え方から一緒に整理します。
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- 参照した一次情報・公式情報
- Amazonセラーセントラル ヘルプ「法人価格と数量割引に関するよくある質問」
- Amazonセラーセントラル ヘルプ「法人価格と数量割引」
- Amazonセラーセントラル ヘルプ「ビジネス向け限定出品」
- Amazonセラーフォーラム公式告知「法人割引の価格設定ルールとポイント制度の変更に関するお知らせ」
- Amazonセラーセントラル ヘルプ「法人割引ルールを作成する」
- Amazonセラーセントラル ヘルプ「Amazon Businessの複数ユニットに対するFBA手数料の割引」
- Amazonセラーセントラル ヘルプ「Amazon Businessの一括注文に対する販売手数料の割引き」
- Amazonセラーセントラル ヘルプ「法人割引および法人割引額の比較対照価格」
- Amazonセラーセントラル ヘルプ「一括出品テンプレートを使用して、法人価格と数量割引を設定する」
- Amazonセラーセントラル ヘルプ「法人価格と数量割引の削除」
- Amazonセラーセントラル ヘルプ「価格設定ルールの保留、再開、削除」
- Amazonセラーセントラル ヘルプ「Amazon Businessに関するよくある質問」
- Amazonセラーセントラル ヘルプ「商品パフォーマンス注目ポイントの用語集」
いずれも2026年9月25日に確認しました。
- 記事監修
- 公開日:2026年9月26日 / 最終更新日:2026年9月26日
- 監修:南雲 宏樹(LINK株式会社 代表取締役 / 元Amazon Japan)
- 本記事はAmazonセラーセントラルの公式ヘルプとセラーフォーラムの公式告知、およびLINK株式会社の支援実績データを基に作成しました。
▶ Amazonの手数料はいくら?カテゴリー別の料率一覧と計算方法【2026年最新版・元Amazon出身者監修】
▶ Amazon大口出品の月額はいくら?課金開始日と小口からの切り替え手順【2026年最新版・元Amazon出身者監修】
▶ Amazonクーポンの発行手順|手数料150円+1.5%の費用・条件と利益を削らない使い方【2026年最新版・元Amazon出身者監修】
▶ Amazonタイムセールの出品条件と手数料(1日150円+売上1%)|作れる2種類と作成5ステップ【2026年最新版・元Amazon出身者監修】
