Amazonビジネスレポートの項目の意味と見方、売上が落ちた原因を3段で絞る手順を元Amazon出身者が解説。
「ビジネスレポートを開いても、どこを見ればいいのか分からない……」
「売上が落ちた理由を、社内で説明できない……」
元Amazon JapanでEC支援に携わってきた私、南雲が、Amazonビジネスレポートの見方と使い方を解説します。結論から言えば、売上はセッション・ユニットセッション率・平均販売価格の3つに分けて読むのが近道です。そのうえで、日付別レポートで「いつ」、ASIN別レポートで「どの商品」と絞れば原因に届きます。本記事では、レポートの種類、主要項目の意味、原因を特定する3段の手順、広告費との突き合わせ方までを整理しました。読み終えるころには、売上が動いた理由と次に触る箇所を、社内の言葉で説明できるはずです。
この記事のまとめ
- Amazonビジネスレポートは、売上とセッション(商品ページへの訪問回数)、ユニットセッション率(購入率)を日付別とASIN別に確認できるセラーセントラルの分析画面です(ASIN=Amazonの商品ごとの識別番号)。
- 売上は「セッション×ユニットセッション率×平均販売価格」の3つに分けて読みます。
- 原因は「いつ(日付別)→どの商品(ASIN別)→どの要素」の順に絞ります。
- 全体売上と広告費からTACOS(全体売上に占める広告費の割合)を出し、広告を締めるか踏むかを決めます。
- ユニットセッション率に全社共通の合格ラインはありません。比べる相手は同じ商品の過去です。
あわせて、Amazon広告の打ち手を解説した動画も公開しています。
ここからは、ビジネスレポートの画面に沿って順に見ていきます。
Amazonビジネスレポートとは?売上とアクセスを商品ごとに確認できるセラーセントラルの分析画面
Amazonビジネスレポートは、売上とセッションを日付別とASIN別に確認できるセラーセントラルの分析画面です。
売上金額だけでなく、何人が商品ページを見て、何点売れたかまで分かります。そのため「売上が落ちた」を「人が来ていない」と「来ているが買われていない」に分けられます。この分解ができることが、ビジネスレポートを使う一番の理由です。
なお2026年9月時点で、ビジネスレポートの画面にカスタム分析への切り替え案内が出ています。文面は「年末までに切り替えましょう」です。提供終了日は未発表のため、準備は早めに進めると安心です。
※カスタム分析との違いや移行の準備から確認したい方はAmazonビジネスレポートのカスタム分析とは?年末の切り替えに備える使い方と指標一覧もどうぞ。
ビジネスレポートで分かることと分からないこと。広告費と検索用語は別の画面で確認する
ビジネスレポートで分かるのは、売れた結果とページへのアクセスです。具体的には、次のような項目が日付別・ASIN別のレポートに並びます。
- 注文商品の売上額、注文された商品点数、注文品目総数
- セッション、ページビュー
- ユニットセッション率、注文品目数セッション比率
- 平均販売価格、おすすめ出品の獲得率(いわゆるカートボックス獲得率)
一方で、ビジネスレポートだけでは分からない数字もあります。ここを取り違えると、原因の切り分けが最初からずれます。
- 広告費と広告経由の売上:広告コンソール(広告の管理画面)で確認します
- 検索用語と検索頻度:ブランド登録でブランド代表者の役割を持つ出品者が使える、ブランド分析で確認します
- 利益:販売手数料や原価と合わせて別に計算します
検索用語は、ブランド分析の「Amazon検索用語レポート」で確認します。私たちが商品名を直すときに最も使うのも、このレポートです。
つまりビジネスレポートは、原因の「入口」を絞る画面です。広告費や検索用語は、別の画面と組み合わせて初めて判断材料になります。
ビジネスレポートの開き方と、閲覧権限を渡すときの確認事項
セラーセントラルの「レポート」から「ビジネスレポート」を開きます。画面の左側に、日付別・ASIN別・その他に分かれたレポートの一覧が並びます。使えるのは大口出品者だけで、小口出品者は利用できません。
- データの範囲:原則として過去2年分を見られます
- 反映のタイミング:データはおおむね24時間遅れで反映されます。日付別と売上ダッシュボードの直近数日分は、1時間ごとに更新されます
- 数字のずれ:レポートごとに算出方法が違うため、同じ期間でも数字が一致しないことがあります
社内の担当者には、「設定」の「ユーザー権限」から招待して権限を付けられます。代行会社などのサービスプロバイダーには、ツールごとにアクセス権を付け、期間を決めて許可します。期間が過ぎると、アクセス権は自動で取り消されます。
画面を開くと、複数のレポートが並んでいます。まずは、どれを何に使うかを3種類に絞ります。
ビジネスレポートの種類は3つ。売上ダッシュボード・日付別・ASIN別の使い分け

実務で使うのは、売上ダッシュボード・日付別レポート・ASIN別レポートの3つです。それぞれ役割が違うため、目的で選び分けます。
| レポートの種類 | 何が分かるか | 使う場面 | 読み違えやすい点 |
|---|---|---|---|
| 売上ダッシュボード | 本日の売上と、昨日・先週・昨年の同日との比較 | 毎朝の異常の発見 | 日付が変わった直後は前日の売上が混ざることがある |
| 日付別レポート | 売上とセッションの推移 | 「いつ変わったか」の特定 | セール期間を含めて比べると必ず良く見える |
| ASIN別レポート | 商品ごとの売上とアクセス | 「どの商品が落ちたか」の特定 | 親ASINと子ASINで数字の見え方が変わる |
売上ダッシュボードは本日の売上を昨日・先週・昨年の同日と比べる画面
売上ダッシュボードは、異常に早く気づくための画面です。
データは1時間に1回更新され、本日の売上を昨日・先週の同日・昨年の同日と比べられます。週ごとに数字が大きく動いたASINを挙げる機能もあります。毎朝ここを見れば、急な落ち込みをその日のうちに拾えます。原因を追うときは日付別レポートに移ります。
日付別レポートの見方。売上とセッションの推移から「いつ変わったか」を特定する
日付別レポートは、変化が起きた時点を特定する画面です。
売上とセッションの推移を並べられます。見るときは週単位がおすすめです。週は日曜日から土曜日までの7日間で数えます。曜日による上下が消えて、傾向が読みやすくなります。
注意したいのは、比べる期間の選び方です。プライムデーやブラックフライデーを含む期間を通常期と並べると、必ず良く見えます。セールは前回参加したセール同士で比べ、期間後のセッションと売上の水準まで追いましょう。
ASIN別レポートの見方。親ASINと子ASINのどちらで集計するかで数字が変わる
ASIN別レポートは、どの商品で変化が起きたかを絞る画面です。親ASIN単位のレポートと子ASIN単位のレポートがあり、目的で使い分けます。
合計の仕方もレポートで違います。「詳細ページ 売上・トラフィック」は、販売のあった日だけのページビューとセッションを合計します。「子商品別の詳細ページ 売上・トラフィック」は、期間全体を合計します。レポートをまたいで数字を比べないでください。
- 親ASIN:バリエーションのまとまり。検索順位への影響を見るときに使う
- 子ASIN:色やサイズなど個々の商品。どの色やサイズが落ちたかを見るときに使う
順位を親ASINで見るのは、支援現場での実感によるものです。検索順位に効く直近の販売個数は、親ASIN単位で評価されていると見ています。Amazonが公開しているロジックではありません。使い分けを決めておかないと、同じ画面を見ても結論が人によってぶれます。
バリエーションを統合すると、販売個数は親ASINにまとまり、レビュー件数も原則として共有されます。統合の前後で比べるときは、集計単位をそろえてください。そろえないと、数字が急に増えたように見えます。
どのレポートを使うかが決まったら、次は画面に並んでいる項目の意味です。
ビジネスレポートの項目の意味。セッションやユニットセッション率など主要項目の見方

注文商品の売上額は「セッション×ユニットセッション率×平均販売価格」に分解できます。この3つが、原因を特定するときの分解軸になります。
まず売上に関する項目から整理します。似た名前が並ぶので、何を数えた数字かを押さえてください。
| レポートの項目名 | 何の数字か | 読み違えやすい点 | 動いたときに疑うこと |
|---|---|---|---|
| 注文商品の売上額 | 期間内に注文された商品の売上金額(販売価格×点数) | 手数料を引く前の金額で、キャンセルは後から差し引かれる。入金額とは一致しない | 点数が減ったのか単価が下がったのか |
| 注文された商品点数 | 売れた商品の点数 | まとめ買いは点数で増える | セッションが減ったのか購入率が落ちたのか |
| 注文品目総数 | 注文に含まれた品目の数 | 同じ商品を2点買っても1品目と数える | まとめ買いの比率の変化 |
| 平均販売価格 | 売上を点数で割った1点あたりの単価 | ギフト包装手数料と配送料を含む。セール価格で売れると下がる | セール比率と安い子ASINへの偏り |
続いて、アクセスと購入率に関する項目です。売上が落ちた原因の多くは、この表の中にあります。
| レポートの項目名 | 何の数字か | 読み違えやすい点 | 動いたときに疑うこと |
|---|---|---|---|
| セッション | 商品ページへの訪問回数 | 24時間以内の同じ人の訪問は1回と数える | 検索順位、広告の配信量、季節要因 |
| ページビュー | 商品ページが表示された回数 | 1回の訪問で何度も見るとセッションを上回る | 推移を追う指標をセッションに統一できているか |
| ユニットセッション率 | 注文された商品点数をセッションで割った割合 | 注文品目数セッション比率と混同しやすい | 価格、画像、レビュー、在庫状況 |
| 注文品目数セッション比率 | 注文品目総数をセッションで割った割合 | まとめ買いが多いほどユニットセッション率と離れる | まとめ買いの比率の変化 |
| おすすめ出品の獲得率 | ページビューのうち、自社の出品が「カートに入れる」の対象として表示された割合 | 在庫切れや、他の出品者が表示されると下がる | 価格、在庫、出荷の条件 |
項目の定義は、セラーセントラル ヘルプの2ページをもとにしています(2026年9月時点)。ビジネスレポートの用語集とさまざまなタイプのビジネスレポートを使用するです。
セッションとページビューの違いは、同じ人の24時間以内の訪問を1回と数えるかどうか
セッションは商品ページを訪れた回数、ページビューはページが表示された回数です。
同じ人が24時間以内に何度もページを見ても、セッションは1回として数えられます。一方でページビューは、見られた回数だけ加算されます。そのためページビューはセッションと同じか、それより大きくなります。
購入率の計算に使われるのはセッションです。流入の増減を追うときも、指標をセッションに統一してください。両方を混ぜて比べると、改善したのか悪化したのか判断できなくなります。
※セッションの数え方と確認する場所はAmazonのセッションとは?ページビューとの違いと、ビジネスレポートでの確認方法で解説しています。
ユニットセッション率と注文品目数セッション比率の違いは、点数で割るか品目数で割るか
ユニットセッション率は売れた点数から、注文品目数セッション比率は注文品目総数から計算します。ヘルプの用語集では、後者を「注文商品数セッション比率」と表記しています。
計算例で見ると違いがはっきりします。ある商品に、100セッションで5件の注文が入ったとします。そのうち1件が同じ商品を2点まとめて買った注文なら、注文された商品点数は6点、注文品目総数は5です。
このときユニットセッション率は6÷100で6%です。注文品目数セッション比率は5÷100で5%になります。まとめ買いが多い商品ほど、2つの数字は離れていきます。
本記事では、購入率としてユニットセッション率を使います。社内の報告でも、どちらを使うかを先に決めておくと数字がぶれません。
おすすめ出品の獲得率の見方。他の出品者と同じ商品を売っているときに先に見る数字
おすすめ出品の獲得率は、ページビューのうち、自社の出品が「カートに入れる」の対象として表示された割合です。在庫切れの間も、この数字は下がります。
同じ商品ページに複数の出品者が並ぶ相乗り出品では、自社が表示されていないと売上になりません。セッションが十分あるのに売れていないときは、画像より先にここを確認しましょう。獲得率が落ちていれば、商品ページの中身より先に価格・在庫・配送条件を疑いましょう。
※カート獲得の条件から確認したい方はAmazonカート取得率の確認方法と7つの要因|目安は90%以上もどうぞ。
項目の意味がそろったところで、実際に売上が落ちたときの読み方に進みます。
ビジネスレポートで売上が落ちた原因を特定する手順。いつ・どの商品・どの要素の3段で絞る

原因は「いつ→どの商品→どの要素」の3段で絞ります。日付別レポートで時点を、ASIN別レポートで商品を、3要素で中身を特定する流れです。
この順番を飛ばして施策から入ると、効かない打ち手に時間を使います。順番どおりに進めれば、打ち手を少数に絞り込めます。
手順1 日付別レポートで「いつから落ちたか」を特定する
まず週単位で並べて、落ち始めた週を1つ決めます。
前月の同じ週と前年の同じ週を並べ、売上とセッションの動きを見ます。ここで大事なのは、単月の上下ではなく水準で見ることです。以前は例外だった水準が今は通常になっているか、という見方をします。
落ち始めた週が決まると、その前後に起きた出来事を思い出せます。価格の変更、在庫の切れ、広告の停止、商品ページの修正などです。時点が曖昧なままだと、この突き合わせができません。
手順2 ASIN別レポートで「どの商品が落ちたか」を絞る
次に、落ちた週の前後をASIN別で比べます。
売上の大きい親ASINから順に並べ、上位の商品から見ていきます。全商品が一様に落ちているのか、特定の商品だけが落ちているのかで打ち手が変わるためです。
全体が落ちていれば、疑うのは季節要因やカテゴリー全体の動きです。一部の商品だけなら、その商品ページと在庫と広告から原因を探しましょう。親ASINで当たりを付けたら、子ASINに降りて、どの色やサイズかまで確かめましょう。
手順3 セッション・ユニットセッション率・平均販売価格のどれが動いたかで打ち手を選ぶ
最後に、3つの要素のうちどれが動いたかを見ます。施策から選ぶのではなく、課題から選ぶためです。同じ施策でも、課題が違えば効きません。
寄与の見方は簡単な計算で確かめられます。セッション10,000、ユニットセッション率5%、平均販売価格3,000円の商品を例にします。売れた点数は500点、売上は150万円です。
ここでセッションが8,000に落ちれば、売上は120万円になります。ユニットセッション率が5%から4%に落ちても、売上は同じ120万円です。減り方は同じでも、セッションが原因か購入率が原因かで打ち手は別物です。だから、どの要素が何%動いたかを先に出しましょう。
| 動いた要素 | 最初に疑うこと | 最初の打ち手 |
|---|---|---|
| セッション | 検索順位の低下、入口キーワードの季節変化、広告の配信量 | ブランド分析で検索用語の季節変化を確認し、伸びているキーワードへ入札を付け替える |
| ユニットセッション率 | サブ画像と商品紹介コンテンツ(A+)、レビュー、価格、在庫と配送の条件 | 同じ商品の過去と比べ、差が出た時期に変えた箇所へ戻る |
| 平均販売価格 | セール価格で売れた比率、安い子ASINへの偏り | 子ASIN別に売上構成を出し、値引きの範囲を決め直す |
セッションが落ちた場合に疑いたいのは、販売個数の減少が順位を下げる連鎖です。あわせて、季節で入口のキーワードが入れ替わっていないかも確認しましょう。日差しや気温が購買のきっかけになる商材では、刺さるキーワード自体が季節で変わります。下降キーワードを守りに行くより、伸びているキーワードへ入札を付け替えましょう。
ユニットセッション率だけが落ちた場合は、広告の外側を直します。見直す順番は、サブ画像と商品紹介コンテンツ、レビュー、価格です。仮に購入率が2倍になれば、セッションと広告費が同じでも売上は2倍です。広告を1円も触らずに広告効率が2倍になる、ということです。
ユニットセッション率に全社共通の合格ラインはなく、比べる相手は同じ商品の過去です。
※原因ごとの打ち手はAmazonのユニットセッション率とは?計算式・確認方法と、平均に頼らない目安の決め方・上げ方へ。
※症状別の対策はAmazonで売れない原因の見つけ方|症状別の診断と対策・売れない時期の乗り切り方をどうぞ。
売上が落ちた理由を、社内で説明しきれていませんか。
LINK株式会社は、Amazonの分析から商品ページ改善、広告運用までを一貫して支援しています。
- 日付別とASIN別のデータから、落ちた時点と商品の切り分け
- セッション・ユニットセッション率・平均販売価格の3要素での要因整理
- 要因に合わせた商品ページと広告の打ち手の優先順位づけ
売上向上実績100社以上、売上平均上昇率420%以上です(※お客様実績に基づく参考値)。無料相談にて、落ちた商品が3要素のどこで落ちたのか、切り分けの考え方から一緒に整理します。
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ビジネスレポートと広告レポートの突き合わせ方。全体売上からTACOSを出す手順と広告費の調整
ビジネスレポートのもう1つの使い方が、広告費の分母にすることです。広告の管理画面だけでは、アカウント全体の売上が分かりません。
TACOSの出し方。ビジネスレポートの全体売上で広告費を割る
TACOSは、アカウント全体の売上に対する広告費の割合です。出し方は3ステップで済みます。
- ビジネスレポートの日付別レポートで、対象月の全体売上を確認する
- 広告コンソールで、同じ期間の広告費を確認する
- 広告費 ÷ 全体売上 でTACOSを出す
よく混同されるのがACOSです。ACOSは広告経由の売上に対する広告費の割合で、広告レポート側の数字です。
全体売上100万円、広告経由売上40万円、広告費20万円なら、ACOSは50%、TACOSは20%です。同じ広告費でも見え方がまったく違います。
ACOSだけを見て広告を止めると、広告経由だけでなく自然検索の売上まで落ちることがあります。広告をかける目的が、販売個数を伸ばして自然検索の順位を取ることにもあるからです。判断はTACOSで行い、ACOSは広告の中を点検する補助として使います。
私たちが広告の数字で握るのも、TACOSだけです。ROASも広告費の金額も握りません。握る数字を1つに絞ると、月次の判断が速くなります。
※使い分けはAmazonのACOSとは?目安に業界平均が使えない理由と、自社の利益率からの決め方へ。
TACOSは結果報告ではなく、翌月の運用目標として扱いましょう。目標を外れたときの戻し方は、入札の記事で解説しています。
※入札の手順はAmazon広告の入札戦略とは?ダウンのみ・アップとダウン・固定の選び方と掲載枠・入札額の決め方へ。
広告費が適正かどうか、全体売上ベースで判断できていますか。
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- ビジネスレポートの全体売上と広告費を突き合わせたTACOSの算出
- 商材と原価構造をふまえた、締めるか踏むかの方向づけ
- 消化の大きいキャンペーンから順に見直す入札の調整
売上向上実績100社以上、1年以上継続率90%以上です(※お客様実績に基づく参考値)。無料相談にて、今のTACOSの出し方と読み方から一緒に整理します。
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ビジネスレポートをCSVで書き出し、前月・前年の同じ期間と並べる方法
レポートはダウンロードボタンからCSVで取得でき、行を選ばなければすべての行が書き出されます。売上・セッション・ユニットセッション率・平均販売価格の4列を、前月と前年の同じ期間と横に並べましょう。
※週次と月次の見方はAmazon KPIとは?売上を分解する指標一覧と、目標値の決め方・週次の管理手順へ。
月次レポートが、数字の報告だけで終わっていませんか。
LINK株式会社は、数字の共有だけで終わらせず、翌月の打ち手まで一緒に考える運用を大切にしています。
- 週次で見る項目と月次で見る項目の切り分け
- 要因・翌月の着地目標・操作レバーを含む月次レポートの設計
- 在庫と商品ページ変更の効果まで含めた定点観測の型づくり
サービス満足度97%以上、売上向上実績100社以上です(※お客様実績に基づく参考値)。無料相談にて、社内の報告の形に合わせた見る項目の決め方から一緒に整理します。
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ビジネスレポートの読み違いでよくある失敗2つと対策
2つとも、レポートの数字は正しいのに、読み方で結論を誤る失敗です。対策までセットで押さえてください。
失敗1 子ASINだけを見てバリエーション全体の変化を見落とす
子ASIN別だけを見ていると、1つの色が落ちて別の色が伸びただけの動きを「売上減」と読んでしまいます。逆に親ASINだけを見ていると、特定のサイズの欠品に気づけません。
対策は、見る単位を目的で決めておくことです。順位への影響は親ASIN、色やサイズの偏りは子ASINで見ます。理由は、前半のASIN別レポートの見方で説明したとおりです。
失敗2 在庫切れの期間を含めて「セッションが落ちた=SEOの悪化」と判断する
在庫が切れていた期間は、そもそも売れません。販売個数が止まれば順位も下がり、セッションも減ります。この期間を含めて「商品ページが悪くなった」と結論づけると、直すべき場所を間違えます。
対策は、分析の前に在庫切れの期間を洗い出して切り分けることです。在庫切れはAmazon運用で最も避けたい失敗でもあります。在庫は週次で見込みを更新し、最低でも1ヶ月分は確保しましょう。解説動画では、販売ペースの2ヶ月分程度を常に置いておく水準を勧めています。
ビジネスレポートの分析を運用代行に任せるときの確認ポイント
契約前に、月次レポートのサンプルを見せてもらいましょう。全体売上を分母にしたTACOSと、3要素への分解が入っているかが確認点です。閲覧権限は、前半で触れたユーザー権限の設定から期間を決めて渡せます。
※契約前の確認点はAmazon KPIとは?売上を分解する指標一覧と、目標値の決め方・週次の管理手順へ。
今受け取っているレポートに、見落としている数字はありませんか。
LINK株式会社は、Amazonの分析・商品ページ改善・広告運用を同じチームで担当しています。
- 全体売上ベースのTACOSと3要素の分解を軸にした振り返り
- コンサル担当、ディレクターと広告運用者、アシスタントによる最低3名体制
- 商品ページの改善まで含めた、購入率の改善
ベストセラー1位多数獲得、売上向上実績100社以上です(※お客様実績に基づく参考値)。無料相談にて、今のレポートで足りていない数字の考え方から一緒に整理します。
LINK株式会社は、元Amazon出身者が在籍するAmazon専門チームとして、100社以上の運用改善に伴走してきました。まずは無料相談で、貴社の状況と目指すゴールを伺ったうえで、運用代行によるご支援内容をご提案します。
Amazonビジネスレポートのよくある質問
- Amazonビジネスレポートはどこで見られますか?
セラーセントラルの「レポート」から「ビジネスレポート」を開きます。画面の左側に、日付別・ASIN別・その他に分かれたレポートの一覧が並びます。
使えるのは大口出品者だけです。社内の担当者に見てもらう場合は、「設定」の「ユーザー権限」から招待して権限を付けられます。代行会社などには、ツールごとに期間を決めてアクセス権を付けます。
- セッションとページビューの違いは何ですか?
セッションは訪問の回数、ページビューはページが表示された回数です。同じ人が24時間以内に同じページを何度も見ても、セッションは1回として数えられます。
そのためページビューは、セッションと同じか、それより大きくなります。購入率の計算に使われるのはセッションです。流入の増減を追うときも、セッションに統一して比べてください。
- 親ASINと子ASINはどちらで見ればよいですか?
目的で使い分けます。検索順位への影響を見るときは親ASIN、どの色やサイズが落ちたかを見るときは子ASINです。
これはAmazonが公開しているロジックではありません。ただし支援現場の実感として、直近の販売個数は親ASIN単位で評価されていると見ています。またバリエーションを統合すると、販売個数は親ASINにまとまり、レビュー件数も原則として共有されます。統合の前後で比べるときは、集計単位をそろえてください。
- ビジネスレポートで広告の効果は分かりますか?
広告費と広告経由の売上は、ビジネスレポートには含まれません。これらは広告コンソールで確認します。
ただしビジネスレポートは、広告費の分母として使えます。日付別レポートで対象月の全体売上を出し、同じ期間の広告費を割ればTACOSが出ます。広告経由売上だけで見るACOSと違い、自然検索を含めた全体で広告費が適正かを判断できます。
- CSVでダウンロードして集計できますか?
レポートは、ダウンロードボタンからCSV形式で取得できます。日付別とASIN別を同じ期間で落とし、1つのシートにまとめると比較が楽になります。
並べる列は、売上・セッション・ユニットセッション率・平均販売価格の4つで足ります。親ASINの週次でそろえておくと、そのまま定点観測の土台になります。データは、原則として過去2年分を見られます。
- ビジネスレポートの分析を代行会社に任せるとき、何を確認すればよいですか?
契約前に、月次レポートのサンプルを見せてもらいましょう。全体売上を分母にしたTACOSと、3要素への分解が入っているかを確認しましょう。
閲覧権限は、「設定」の「ユーザー権限」から期間を決めて渡せます。期間が過ぎると、アクセス権は自動で取り消されます。
Amazonビジネスレポートは3要素に分けて読み、ASIN別で原因を絞る(まとめ)
Amazonビジネスレポートは、売上をセッション・ユニットセッション率・平均販売価格に分けて読む画面です。「いつ(日付別)→どの商品(ASIN別)→どの要素」の順に絞れば、打ち手を少数に絞り込めます。最初の一歩として、今月と前年同月の日付別とASIN別をCSVで落とし、3要素を横に並べてみましょう。
数字は見ているのに、打ち手が決まらない状態が続いていませんか。
LINK株式会社は、Amazonの分析から商品ページ改善、広告運用までを一貫して支援しています。
- 日付別とASIN別での、落ちた時点と商品の特定
- 3要素の分解にもとづく、商品ページと広告の打ち手の優先順位づけ
- 全体売上ベースのTACOSを軸にした月次の運用設計
売上向上実績100社以上、サービス満足度97%以上、ベストセラー1位多数獲得です(※お客様実績に基づく参考値)。無料相談にて、今の数字の読み方と次の一手の考え方から一緒に整理します。
LINK株式会社は、元Amazon出身者が在籍するAmazon専門チームとして、100社以上の運用改善に伴走してきました。まずは無料相談で、貴社の状況と目指すゴールを伺ったうえで、運用代行によるご支援内容をご提案します。
LINKのEC支援サービスは、動画でも紹介しています。
- 参照した一次情報・公式情報
- 記事監修
- 公開日: 2026年9月28日 / 最終更新日: 2026年9月29日
- 監修:南雲 宏樹(LINK株式会社 代表取締役 / 元Amazon Japan)
- 本記事はAmazon公式ヘルプ、およびLINK株式会社の支援実績データを基に作成しました。
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