FBA危険物の確認方法とSDS提出の手順、差し戻される4つの不備と直し方を元Amazon出身者が解説します。
「納品プランを作ったら、危険物審査で止められてしまった……」
「SDSを出したのに差し戻され、理由が分からない……」
元Amazon JapanでEC支援に携わってきた私、南雲が、FBA危険物の確認方法と審査の進め方を解説します。危険物は電池やスプレー、香水のような日用品にも及び、SDSなどの書類をもとに、倉庫で扱えるかが審査されます。審査の日数は受領の日数に上乗せされるため、在庫計画に織り込んでおかないと在庫切れにつながります。本記事は、確認方法と差し戻されない書類の条件に加え、審査中も販売を止めない進め方まで整理した実務ガイドです。読み終えるころには、自社商品がどの審査の段階にあり、在庫と書類で次に何をすべきかが決まっているはずです。
この記事のまとめ
- FBA危険物は、Amazon倉庫での保管や輸送に注意が要る商品の区分です。電池内蔵品、スプレー(エアゾール=ガスの圧力で中身を噴き出す缶)、引火性の液体が代表例です。
- 該当するかは、セラーセントラルのASINチェックツールで分類ステータス(商品ごとの危険物判定の状態)を見て確かめましょう。
- 審査にはSDS(安全データシート=製品の成分や危険性をまとめた書類)か、適用除外シート(危険物に当たらないことを申告するAmazon所定の書類)を出します。
- 審査の日数は受領の日数に上乗せされます。在庫に余裕を持ち、FBAを使えない間は自社出荷の併用も検討しましょう。
在庫切れが検索順位に与える影響は、当社代表の解説動画でも取り上げています。
ここからは、FBA危険物の定義と、該当しやすい商品から順に見ていきます。
FBA危険物とは?出品規制や法令との違いと、該当しやすい商品

FBA危険物とは、Amazon倉庫での保管や輸送に注意が要る商品の区分です。電池、スプレー、引火性の液体が代表例で、書類で審査されます。
名前から工業用の薬品を想像しがちですが、対象は日用品や化粧品にも広く及びます。まず、ほかの審査との違いを押さえておくと、どこで止まっているのかを見誤りません。
FBA危険物は倉庫で保管と輸送をしてよいかの区分(出品許可やPSEとは別の審査)
FBA危険物の審査は、出品許可や法令の確認とは別に行われます。1つが通っても、ほかの審査が済んだことにはなりません。
| 審査の名前 | 確かめること | 通らないと起きること |
|---|---|---|
| 出品許可(出品規制の解除) | そのカテゴリーやブランドを出品してよいか | 出品そのものができない |
| 法令の確認(PSE、薬機法など) | 日本で販売してよいか | 販売自体が法令違反になりうる |
| FBA危険物の審査 | Amazon倉庫で保管と輸送をしてよいか | FBAに納品できない |
PSEマークは、電気用品安全法の基準を満たした製品に付く表示です。このマークがあるモバイルバッテリーでも、FBA危険物の審査は別に受けます。PSEは「日本で販売してよいか」、危険物審査は「倉庫で保管と輸送をしてよいか」を見るためです。
化粧品も同じ構造です。香水やネイルの企画では、薬機法の表示や成分を確認するのが当然の前提です。それとは別に、引火性の液体として危険物審査がかかります。判定は商品名ではなく、成分や電池の構造、含有量などの情報をもとに行われます。
※出品規制の解除はAmazon出品規制解除の方法|制限がかかる原因と4タイプ別の手順へ。
危険物に該当しやすい商品の例(電池・スプレー・引火性の液体)
該当しやすい商品は、次の4つの類型に分けて考えると当たりをつけやすくなります。
| FBA危険物に該当しやすい類型 | 身近な商品の例 | 審査で出す主な書類 | 見落としやすい点 |
|---|---|---|---|
| ①電池と電池内蔵品 | モバイルバッテリー、ワイヤレスイヤホン、電池付きの玩具 | 適用除外シート(電池)かSDS | 本体に入っていない付属の電池も対象 |
| ②スプレーとガス | 制汗スプレー、ヘアスプレー、殺虫スプレー | SDS | 中身の成分に加えて、加圧された容器であることも判定に関わる |
| ③引火性の液体 | 香水、ネイル、アルコール除菌液、アロマオイル、接着剤 | SDS | 化粧品でも引火点で判定される |
| ④そのほかの化学品 | 塗料、一部の洗剤 | SDS | セット品は、含まれる製品ごとにSDSが要る |
引火点とは、液体に火を近づけたときに燃え始める最低の温度です。また、商品本体ではなく、同梱した電池で判定されることもあります。セット商品や付属品の多い商品は、中身を1つずつ洗い出しておきましょう。
4類型のうち、最も注意したいのは電池が入った商品です。出品まわりの規制全般で見ても特に厳しい、というのが支援現場の実感です。反対に食品は、一般に思われているほど厳しくありません。新商品の企画や仕入れでは、電池が入るかどうかを最初に確かめましょう。
4類型のどれかに当たりそうなら、セラーセントラルで実際の判定を確かめましょう。
自社商品がFBA危険物か確認する方法と、ステータス別の次の一手

4類型は当たりをつけるための目安で、実際の判定はASINごとのステータスで決まります。同じ類型の商品でも、成分や電池の仕様によって判定は分かれます。ここでは、ステータスの確かめ方と、状態ごとにやることを整理します。
ASINチェックツールで分類ステータスを確認する手順
確認は、危険物情報の入力、分類ステータスの確認、書類の提出の順に進めましょう。
- 新規出品やFBAへの切り替えの際に、危険物情報を入力する(電池の有無、電池の種類、UN番号など)
- ASINチェックツールで、対象ASINの分類ステータスを確かめる
- 書類を求められたら、「危険物の分類を管理する」ページからアップロードする
UN番号(国連番号)とは、危険物の種類ごとに国連が定めた4桁の番号で、SDSに記載されています。危険物情報が入っていないと、FBAへの出品や切り替え自体が進みません。該当しないと思える商品でも、電池の有無などは出品時に正しく入れておきましょう。
メニューの名前や場所は、画面の改修で変わることがあります。見つからないときは、セラーセントラルのヘルプで「危険物」と検索すると案内にたどり着けます。
ステータス別の次の一手【未該当・情報不足・危険物・FBA不可】
ステータスは、おおむね次の4つの状態に分かれます。状態ごとに、次にやることと読むべき章が決まります。
| ステータス(判定の状態) | FBAへの納品 | 次にやること | 本記事で扱う章 |
|---|---|---|---|
| ①危険物に該当しない | 通常どおりできる | 通常の納品手順へ進む | (通常の納品手順) |
| ②情報や書類の提出が必要 | 審査が終わるまで止まる | SDSか適用除外シートを出す | SDSと適用除外シートの提出手順 |
| ③FBA危険物(取り扱い可) | 条件付きでできる | 納品の条件と上限を確かめる | 危険物をFBA納品するときの条件 |
| ④FBAで取り扱えない | できない | 自社出荷で販売を続ける | 在庫を止めない進め方 |
仕入れや新商品の企画段階で確認する(FBAを使えない場合の原価も積む)
ステータスの確認は、出品してからでは遅いことがあります。新商品の企画や仕入れの前に、メーカーや仕入れ先からSDSを取り寄せられるかを確かめておきましょう。化学品を含むのにSDSが手に入らない商品は、FBAを使えない前提で考える必要が出てきます。
支援現場では、商品企画で参入するかを原価計算で判断しています。上代、原価、販売手数料、送料、在庫保管費用まで積み、広告費を入れても利益が残るかを見ます。FBAを使えない商品なら、自社出荷の送料、梱包、保管の費用を積み直して計算しましょう。積み上げた結果、営業利益が1桁パーセント程度に留まるなら、見送りを検討する目安にしています。
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SDSと適用除外シートの提出手順と、審査で差し戻されない書類の条件

ステータスが表の②(情報や書類の提出が必要)になった商品は、書類を出して判定を確定させます。書類の選び方と、差し戻されない条件をそろえれば、審査の往復を減らせます。
SDSと適用除外シートの違い(どちらを出すかは商品で決まる)
化学品を含む商品はSDS、電池の商品や化学品を含まない商品は適用除外シートが基本です。
| FBA危険物の審査で出す書類 | 出す商品 | 誰が用意するか | 主に記載する情報 |
|---|---|---|---|
| SDS | スプレーや引火性の液体など、化学品を含む商品 | メーカーまたは輸入業者 | 成分、危険性、引火点、UN番号など |
| 適用除外シート(電池と電池駆動の製品) | 電池そのもの、電池が入った商品 | 出品者が記入し、仕様はメーカーに確認 | 電池の種類、ワット時定格量、リチウム含有量など |
| 適用除外シート(有害な化学物質を含まない製品) | 化学物質を含まず、SDSを取れない商品 | 出品者が記入し、成分はメーカーに確認 | 有害な化学物質を含まないことの申告 |
SDSは、国内ではJIS(日本産業規格)で16の記載項目と順番が決められた書類です。作るのは出品者ではないため、卸や仕入れの商品は仕入れ先に依頼し、自社ブランドの商品は製造委託先と内容をそろえましょう。
SDSが差し戻されやすい4つの不備と直し方

次の4つの不備は、どれも提出前に書類と出品情報を見比べれば防げます。不備と直し方を対にして整理します。
- 不備① 作成日や改訂日が古い。Amazonが求めるのは、過去5年以内に作成または更新されたSDSです。直し方は、メーカーに最新版を依頼することです。
- 不備② 16の記載項目がそろっていない。海外製品の簡易な資料や、一部だけ抜き出した書類では、項目が欠けていることがあります。直し方は、16項目がそろった様式で再発行を依頼することです。
- 不備③ 商品名やメーカー名が出品情報と一致しない。SDSの商品名とメーカー名(またはブランド名)は、商品詳細ページの表記と一致している必要があります。直し方は、どちらかに表記をそろえることです。ただし出品情報を直せるのは、カタログの編集権限がある場合に限られます。相乗り出品では、そろえられないことがあります。
- 不備④ 電池の情報が欠けている。ワット時定格量(Wh=電池が蓄えられる電力量)や、リチウム含有量、UN番号の記載漏れです。Whは、電池の公称電圧(V)と容量(Ah)を掛けて求められます。直し方は、電池の仕様書で数値を確かめ、記載をそろえることです。
提出からFBA納品までの流れと審査の日数

書類を出してステータスが変わってから、納品プランを作るのが基本の順番です。審査が終わったら、商品がFBAに切り替わっているかを確かめましょう。切り替わっていなければ、変更してから納品に進みましょう。
Amazonの案内では、審査の日数は次のとおりです(2026年9月時点)。
- 危険物情報が完全で正確な商品は、2営業日以内に審査されて分類される
- 2営業日は、祝日を除く月曜日から金曜日で数える
- 書類が却下されたり、追加の書類や情報を求められたりすると、再提出からさらに2営業日かかる
差し戻しが重なるほど延びるので、2営業日を前提にした納品計画は組まないほうが安全です。
すでにFBA倉庫にある在庫が、危険物の可能性ありと判断されることもあります。この場合はEメールで連絡が来て、書類の提出期限は14営業日以内です。期限内に出さないと、在庫は出品者の負担で廃棄されます。
判定に納得できないときの再提出と異議申し立ての手順
判定が実態と違うと感じても、近道はありません。Amazonの案内では、方法は次の2つです。
- 根拠を示す新しいSDSか適用除外シートをアップロードする
- 「危険物の分類を管理する」ページで「分類に異議を申し立てる」をクリックする
まず差し戻しの理由を確かめ、SDSの4つの不備のどれに当たるかを照らし合わせましょう。どれにも当たらない場合は、判定の根拠をテクニカルサポート(セラーセントラルの問い合わせ窓口)に具体的に尋ねましょう。
商品情報を実態と違う内容に書き換えて、判定を避けるような方法は取らないでください。情報が不正確だったり矛盾があったりする商品は、FBAでの販売が停止される場合があります。
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危険物をFBA納品するときの条件と注意点【扱える種類・数量上限・輸送ラベル】

審査で危険物と判定され、FBAで扱える商品も、そのまま通常品と同じには納品できません。扱える種類、倉庫ごとの数量、輸送ラベルの3つに条件がかかります。
FBAで扱える危険物の種類と、FBA危険物納品プログラム
FBAで扱える危険物は、種類ごとに決まっています。引火性の液体、スプレーのガス、腐食性の物質などは、制限数量内の梱包であればFBAに納品できます。制限数量とは、危険物の規則で定められた、1つの容器に入れてよい量の上限です。一方で、一部のクラスはFBAでの販売が禁止されています。
Amazonは「FBA危険物納品プログラム」も用意しています。参加すると、FBAで扱える危険物の種類が広がります。申し込みは「危険物の分類を管理する」ページから、順番待ちリストに登録する形です(2026年9月時点)。
納品時の細かな要件は、ヘルプの最新の指示に従いましょう。納品全体の流れは、通常の商品と共通です。
※納品の手順はAmazon FBA納品の手順7ステップと、在庫を切らさない納品タイミングの決め方へ。
倉庫ごとの数量上限と、納品プランでエラーが出たときの対処
危険物には、フルフィルメントセンター(Amazonの倉庫)ごとに受け入れる数量の上限があります。上限は、引火性の液体や毒性の物質といった危険物の種類ごとに決まっています。納品プランの作成時に上限を超えていると、エラーが表示されます。
エラーが出たときの対処は、ヘルプで次の順に案内されています。
- そのSKUの数量を減らすか、納品プランから外す
- 外した商品で納品プランを作り直し、上限に余裕のある別の倉庫へ送れるかを確かめる
- それでも送れない分は、日を改めて納品プランを作る(各倉庫の在庫数は常に変わる)
いつ送れるかが倉庫の在庫次第になるため、販売の多い商品ほど、FBAの在庫に余裕を持たせましょう。持ち方の目安は次の章で扱います。
商品ラベルは通常どおり、輸送箱には危険物の輸送ラベルを貼る
商品ラベル(FNSKU=Amazonが在庫を管理するバーコード)は、通常の商品と同じ手順で準備しましょう。
危険物ならではの注意は、倉庫までの輸送です。制限数量の危険物をフルフィルメントセンターへ納品するときは、所定の輸送ラベルを輸送箱に貼る必要があります。ヘルプに載っているラベルは参考の図で、そのまま印刷して使うものではありません。貼るラベルと、配送業者の引き受け条件を確かめてから発送してください。
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危険物審査で在庫を止めない進め方(審査待ちと判定後の在庫計画)

審査の日数と納品の上限は、通常の商品にはない待ち時間と制約です。この2つを在庫計画と販売の組み方で吸収すれば、審査中も売上を止めずに済みます。
審査の日数を見込んだ在庫の目安と納品計画
危険物の審査日数は、FBAにもともとある待ち時間に上乗せされます。解説動画でお伝えしている目安では、Amazon側の受領作業だけでおおむね2〜3日かかります。プライムデーやブラックフライデーなど大型セールの前は、在庫の反映が大幅に遅れることも珍しくありません。
この待ち時間の間に在庫が切れると、影響は長く残ります。一度在庫切れを起こすと、検索順位を元に戻すのは難しくなります。直近の販売個数が止まるうえ、在庫切れそのものも評価を下げる要因になると、支援現場では見ています。
備えは在庫の側で持ちます。支援現場で置いている運用ルールは、次の3つです。
- 最低1ヶ月分の在庫を持つ
- 最低でも週次で販売数量を確かめ、向こう1ヶ月の販売見込みを更新する
- 余裕を持たせるなら、直近の販売ペースで2ヶ月分程度をFBAに入れ、残りが1ヶ月分程度で追加納品する(解説動画で紹介している目安)
危険物の商品は、この追加納品のタイミングを審査と受領の日数ぶん前倒ししましょう。新商品は、審査が通ってから納品プランを作る前提で発売日を決めてください。
※発注点の計算方法から確認したい方はAmazon在庫管理の完全ガイド!在庫切れゼロ・IPI改善・発注点計算までもどうぞ。
審査中やFBAで扱えない間に自社出荷で販売を続ける方法
FBA在庫がない間も、自社出荷を組み合わせれば販売を続けられます。同じASINに、FBA用と自社出荷用の2つのSKU(在庫を管理する単位)を登録しておく方法です。解説動画でも紹介しています。FBA在庫が尽きても、自社出荷のSKUから購入できるため、販売が途切れません。自社出荷の側には、実際に出荷できる在庫を確保しておきましょう。
ただし、自社出荷には次の弱点があります。
- プライムマークが付かず、配送も遅くなる
- そのためCVR(ここではユニットセッション率)が落ち、検索順位も下がる傾向がある
- SKU管理、在庫管理、注文処理の体制が整っていることが前提で、難易度は高め
それでも、在庫切れで販売が止まるより影響は小さい、というのが現場での位置づけです。
FBAで販売できないクラスの危険物は、最初から自社出荷を前提に物流体制を組みましょう。
審査待ちの間に、在庫切れで順位を落とすのが心配ではありませんか。
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FBA危険物でよくある質問
- すでにFBA倉庫にある在庫が危険物の可能性ありと言われたら、どうなりますか?
Eメールで連絡が来て、書類の提出期限は14営業日以内です。期限内に出さないと、在庫は出品者の負担で廃棄されます。
連絡を受けたら、メーカーにSDSを依頼するか、適用除外シートを用意しましょう。カタログ情報を変えたときも、改めて審査の対象になることがあります。
- メーカーや仕入れ先からSDSをもらえない場合はどうすればいいですか?
化学物質を含まない商品なら、適用除外シートで対応できる場合があります。有害な化学物質を含まないことを申告する書類です。
化学品を含む商品でSDSが手に入らない場合は、メーカーか輸入業者に作成を依頼しましょう。それでも用意できなければ、FBAを使わず自社出荷で販売する判断になります。仕入れの前にSDSを取り寄せられるか確かめておくのが確実です。
- 危険物審査にはどのくらいの日数がかかりますか?
情報が完全で正確なら、2営業日以内に審査されて分類されます。数えるのは祝日を除く月曜日から金曜日です(2026年9月時点)。
書類が却下されたり、追加の書類や情報を求められたりすると、再提出からさらに2営業日かかります。受領作業の日数にも上乗せされるため、在庫は余裕を持って補充してください。
- 危険物ではないはずの商品が危険物と判定されたら、どうすればいいですか?
まず差し戻しや判定の理由を確かめ、登録した危険物情報に誤りがないかを見直しましょう。電池の有無や、同梱物の情報の入力漏れで判定が変わることがあります。
情報が正しいのに判定が変わらない場合は、SDSか適用除外シートで根拠を示して再提出しましょう。「分類に異議を申し立てる」から申し立てる方法もあります。
- モバイルバッテリーなど電池内蔵の商品は、PSEマークがあれば審査は不要ですか?
いいえ、PSEマークがあってもFBA危険物の審査は別に必要です。PSEは日本で販売してよいかを示す表示で、危険物審査は倉庫で保管と輸送をしてよいかを見ます。
電池の商品では、ワット時定格量やリチウム含有量などの情報を求められます。メーカーの仕様書で数値を確かめてから登録してください。
- 危険物に判定された商品は、自社出荷なら販売できますか?
出品規制や法令に当たらなければ、自社出荷で販売できる場合があります。FBA危険物の審査は、あくまで倉庫で扱えるかの判定だからです。
ただし自社出荷ではプライムマークが付かず、CVRが落ちやすくなります。また、危険物は配送業者ごとに引き受けの条件が異なります。発送前に、使う配送業者の条件を確かめてください。
- 危険物の納品数に上限があると聞きました。どう確認しますか?
上限はASINごとではなく、倉庫ごと・危険物の種類ごとに決まっています。納品プランを作るときに上限を超えていれば、エラーが表示されます。
エラーが出たら、数量を減らすか、外した商品で納品プランを作り直して別の倉庫へ送れるかを確かめましょう。販売の多い商品は、自社出荷との併用もあわせて検討してください。
- 危険物の書類準備や納品作業をLINK株式会社に任せることはできますか?
LINK株式会社は、注文処理や在庫、物流の代行は請けていません。危険物の箱詰めや納品作業は、自社か物流会社で行っていただく前提です。SDSも、メーカーまたは輸入業者が作成する書類です。
当社がご相談をお受けするのは、売上を伸ばす側の運用です。審査の日数を見込んだ在庫計画、商品ページとカタログ情報の整備、広告運用などが該当します。
FBA危険物のまとめ(審査で販売を止めないために最初に確認する3点)
FBA危険物は、出品許可や法令とは別に、Amazon倉庫で保管と輸送をしてよいかを見る審査です。販売を止めないために、最初に確認したいのは次の3点です。
- 4類型に当たる商品の分類ステータスを確かめる。状態によって、次にやることが決まります。
- SDSを4つの点でそろえて出す。作成日、16の記載項目、商品名とメーカー名の一致、電池の情報です。
- 審査の日数と納品の上限を見込んで在庫に余裕を持つ。FBAを使えない間は、自社出荷の併用で販売を続けましょう。
危険物を含む商品構成で、売上を伸ばす計画を立てたい方へ
LINK株式会社は、元Amazon Japan出身の代表が率いるAmazon運用の支援会社です。
- 商品ページとカタログ情報の整備
- 在庫計画を含む販売計画の設計
- 広告運用とその改善
売上向上実績100社以上、サービス満足度97%以上です(※お客様実績に基づく参考値)。無料相談にて、危険物を含む商品構成で、FBAと自社出荷をどう組むかを一緒に整理します。
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- 参照した一次情報・公式情報
- 記事監修
- 公開日: 2026年10月1日 / 最終更新日: 2026年10月1日
- 監修:南雲 宏樹(LINK株式会社 代表取締役 / 元Amazon Japan)
- 本記事はAmazon公式ヘルプおよびLINK株式会社の支援実績データを基に作成しました。
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